
目次
ロズワールはアニメ一期から謎の多い人物で、敵か味方かわからない、といった印象を持った方も多かったのではないでしょうか?
アニメ2期に入り、彼の陰謀が明らかになってきており、真の目的は何なのか気になるところですよね。
そこで今回はロズワールの過去から現在に至るまで、彼の目的や正体に迫ってまいります。
題名 | 収録巻 |
「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ1期 | 原作小説1〜9巻 |
「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ2期 | 原作小説10〜15巻 |
「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ3期 | 原作小説16巻〜 |

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リゼロ:ロズワールとは?
まずはロズワールが一体どのような人物なのかをご紹介いたします。
ロズワールのプロフィール

本名:ロズワール・L・メイザース
身長:186cm
体重:60kg台
誕生日:9月16日
年齢:精神年齢400際以上、肉体年齢不明(詳しくは後述)
ルグニカ王国屈指の魔法使い
ロズワールはルグニカ王国で最強の魔法使いの証である宮廷筆頭魔術師の称号を得ています。
ルグニカ王国の魔術師の中でも優秀な魔術師は宮廷魔術師と呼ばれ、なんとロズワールは彼らの筆頭を務めているのです。
アーラム村の領主
ロズワールには貴族としての一面もあります。
ロズワール邸の近くにはアーラム村という村があり、ロズワールはアーラム村の当主を務めているのです。
聖域の管理役
ロズワールの役割はそれだけではありません。
聖域の管理も代々メイザース家が受け継いできたものです。
聖域とは強欲の魔女エキドナによって作られた結界に囲まれた、亜人やハーフの暮らす地です。
そしてここはエキドナの墓所がある地でもあります。
リゼロ:ロズワールの加護や能力
前述した通りロズワールは宮廷筆頭魔術師の称号を得るほどの実力の持ち主です。
ここからはそんな彼の強さの秘密や能力についてお話させていただきます。
魔導の加護の持ち主
ロズワールは魔道の加護の持ち主です。
この世界では魔法は6属性(火・水・地・風・光・闇)に分かれており、通常人はこれらの属性のどれか1つに適性があるものとされています。
しかし、魔道の加護を持つロズワールはこれらの属性すべてに適性があり、自在に使い分けることができるのです。
さらに使用できるマナの量には際限がないと言っても過言ではないようです。
マナの扱い、魔法を出す速度、威力など、どの点においても王国でロズワールの右に出るものはおらず、一人で軍隊に匹敵するほどの戦闘能力を持つと言われています。
体術の実力も相当なもの
ロズワールが極めているのは魔法だけではありません。
体術の腕前も相当のもので、不意打ちとはいえ素手でラムとガーフィールの2人を貫き、一撃で仕留めてしまうほどの力を持っています。
リゼロ:ロズワールの過去は?
現在のロズワールを作り上げた彼の過去をみていきましょう。
エキドナに師事する

ロズワールは今から約400年前、エキドナに弟子入りし魔法を学びます。
そしてロズワールは魔法の才能を開花させたのです。
エキドナのことは「先生」と呼び慕っています。
憂鬱の魔人ヘクトールに敗れる

聖域は本来、エキドナが憂鬱の魔人ヘクトールに対抗するための手段として、結界を作る目的で作られたものでした。
しかし、結界の完成前にヘクトールが聖域に現れてしまったのです。
ヘクトールに立ち向かうロズワールでしたが圧倒的な力の前に瀕死に追い込まれてしまいます。
遅れて参戦したエキドナもヘクトールには及びませんでした。
リューズ・メイエルという少女の犠牲によって聖域の結界は完成し、ヘクトールの襲撃から聖域を守ることに成功したのです。
400年に渡り子孫の体に魂を乗り換える

ロズワールはヘクトールの襲撃後、2度と戦えぬ体となってしまいました。
しかしロズワールは目的達成のため、400年に渡り子孫に魂や記憶を転写し続けて生きています。
つまり、現在のロズワールと初代ロズワールは精神的には同一人物なのです。
現在の肉体年齢は明かされていませんが、精神年齢は400歳以上というわけです。
リゼロ:ロズワールの独特な容姿や口調の理由(考察)
ロズワールの独特な口調や容姿は、初代ロズワールとは異なります。
では何がロズワールを変えてしまったのでしょうか?
実はこの理由についていまだ詳しくは明かされていません。
しかし、おそらく憂鬱の魔女因子が原因ではないかと考えられます。
ペテルギウスやシリウスも魔女因子を取り込むことで口調が変わってしまったとされています。
同様にロズワールもヘクトールから憂鬱の魔女因子を取り込んだことによって口調が変化してしまったのではないでしょうか。
どのようにヘクトールを退けたのかについては明らかにされていませんが、ヘクトールから魔女因子を取り除き、弱体化させることによって倒すことができた、という可能性も考えられますよね。
リゼロ:ロズワールの裏切りの数々
見方に思えたロズワールですが、自身の目的達成のための手段は厭わず、数々の裏切り行為がありました。
ここからはそんなロズワールの裏切りの数々についてお話させていただきます。
ラムやレムの故郷を魔女教徒に襲わせた

ロズワールの使用人として働くラムとレムは、隠れ里にすむ鬼族の姉妹でした。
鬼は角が力の源であり、ゲートと同等以上の役割を果たします。
双子で生まれた2人には角が1つずつしかなかったにもかかわらず、ラムは幼い頃から類稀なる才能を発揮し、将来が有望視されていました。
しかし里は魔女教の襲撃を受け、ラムはその大事な角を折られてしまいます。
魔女教に鬼族の里を伝え襲うように仕向けたのがロズワールでした。
徽章を奪うことをエルザに依頼する

スバルの最初の敵として登場したエルザも、実はロズワールの依頼によって動いていたのです。
エミリアを王戦に推したのはロズワールだったのに、なぜロズワールはこのような依頼をしたのでしょうか。
銀髪のハーフエルフという誰もが恐れる嫉妬の魔女サテラに似た容姿を持つエミリアが、国民の信頼を得ることは容易なことではありません。
そんなエミリアが王戦に勝ち抜くためには、エミリアが強くならねばなりません。
つまりロズワールは、エミリアに困難を乗り越えるだけの力があるのか試すために刺客を送ったのです。
魔獣がアーラム村を襲うことを知りながらも領地を留守にする
魔獣のウルガルムがアーラム村を襲った際、ロズワールは魔獣の襲撃を知っていました。
しかし、ロズワールはそれを知りながら屋敷を留守にします。
スバルがこの問題を解決できるのかを見極めるためです。
スバルが村人やレムたち屋敷のものたちを助けたのを見届けてから戻ったのでした。
再度エルザに依頼し屋敷を襲撃させる

スバルたちが聖域の試練に挑む中、ロズワールは再びエルザを雇い屋敷を襲撃させます。
スバルが本当に大事なもの以外を見捨てることができるか、つまりエミリアを助けるための他のものを見捨てることができるのか、そんな決断を迫るためにエルザに屋敷に残るものたちの殺害を命じたのです。
聖域に大雪を降らせ大兎に襲わせる
エミリアが試練を克服できないと思い込んでいたロズワールは、エミリアの代わりにスバルが試練を受け聖域の結界を解くことを望んでいました。
聖域に大雪を降らせれば聖域の住人はエミリアの仕業だと思い込みます。
そして孤立するエミリアを助けるためにスバルは必死になり自ら試練を受けようとするでしょう。
さらに魔法で大雪を降らせることで魔獣の大兎が襲来し、スバルが屋敷の人間を助けようものならエミリアを含む聖域の住人を危険に晒すことになりスバルは屋敷のものを救うことを諦めざるを得ない、ロズワールはそんなシナリオを思い描いていたのです。
リゼロ:ロズワールの目的
こうまでしてロズワールが暗躍する理由はどこにあったのでしょうか?
ここからはロズワールの真の目的に迫ってまいります。
叡智の書の記述の再現
ロズワールはエキドナから託された叡智の書、という福音書を所持しています。
これは魔女教徒が持つ福音書の元になったものであり、未来が記されている福音書です。
ロズワールは叡智の書の記述通りに物事を進めることを目的としています。
裏切りの数々も叡智の書の記述に従った結果なのです。
龍を討伐しエキドナを復活させることが目的

ここまでして叡智の書の記述に従うロズワールの真の目的は何なのでしょうか?
それはエキドナとの再会です。
叡智の書の記述通りにシナリオが進むことでエキドナが復活するのです。
また、エキドナの魂は、嫉妬の魔女サテラが復活した際にそなえて、神龍ボルニカによって現世に繋ぎ留められており聖域の墓所の中に封印されています。
神龍を倒しエキドナの魂の封印を解き、再びエキドナと会うことをロズワールは願っているのです。
リゼロ:ロズワールはスバルの死に戻りを知っている?
ロズワールは叡智の書から、スバルが何らかの形でやり直しをすることができるということを知っています。
ただし、やり直しのきっかけが死ぬことにあるというのは叡智の書には記載がなく、そこまでは知らないようです。
リゼロ:アニメ1期でロズワールが笑った理由
アニメ1期を見た方の中には、王戦候補者が集まる中でスバルが勢いでエミリアの騎士であると発言したシーンでロズワールが笑った理由を知りたいという方もいるのではないでしょうか?
これも後になってわかることですが、このときロズワールは自分の思惑通りに物事が運んでいることがわかり笑みをこぼしました。
叡智の書にはスバルがエミリアの前に現れて騎士となることも記述されていたのです。
リゼロ:ロズワールとスバルの賭けの勝敗は?(ネタバレ)
ロズワールが叡智の書の記述に従って裏切りを働いていたことを知ったスバルは、ロズワールに猛反発します。
そして、スバルに究極の選択を迫るロズワールに対し、賭けの勝負を申し込みました。
屋敷の問題も聖域の問題も全てを解決し、皆を救い出せたらスバルの勝利、そしてスバルが勝った場合は叡智の書を捨てスバルたちに従うようロズワールに提案したのです。
ロズワールはその提案を飲み、戦いの火蓋が切って落とされました。
結果は見事スバルの勝利、スバルは屋敷のものたちを助け出し、エミリアを勇気づけエミリアに試練を突破させ、大兎の大群を消し去ることに成功したのです。
リゼロ:ロズワールの過去や目的を知ってリゼロをより楽しもう!
いかがでしたか?
今回はロズワールについてお話させていただきました。
自分の目的のために手段を問わない彼の執念は凄まじいものですよね。
ロズワールのエキドナと再会するという願いは叶うのか、今後も物語から目が離せませんね!
アニメや原作でロズワールの登場シーンを見返し、「Re:ゼロから始める異世界生活」を楽しみましょう!