【ワンピースネタバレ考察】マザーフレイムは古代兵器を動かすためのエネルギー?
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

第1086話にて、ルルシア王国を島ごと消し去った兵器だと思われる存在が明らかになりました。それは、「マザーフレイム」です。

そこでこの記事では、「マザーフレイム」について考察していきます。

マザーフレイムとは?

イム様のマザーフレイム
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

まずはマザーフレイムについて解説していきます。

ルルシア王国を滅ぼした兵器

第1086話にて、イム様は五老星に対して「ベガパンクが作ったという『マザーフレイム』を使いたい…!!」と発言していた様子が描かれました。
さらにその後、五老星がどこで使うか検討している際に、イム様は「ルルシア王国−」と発言しています。

ルルシア王国の近くにいたサボが言うには、ルルシア王国が滅ぼされる前に、生物や自然物なのか説明がつかない「真っ黒い何か」が飛んでいたようです。
つまり、ルルシア王国に現れたこの「真っ黒い何か」と「マザーフレイム」は関係があるのでしょう。

ベガパンクが作ったもの

前章で記載したのイム様の発言から、マザーフレイムはベガパンクが作ったものであることが分かります。
おそらく、第1075話の扉絵で描かれた謁見の際に、マザーフレイムの話を提供したのでしょう。

とはいえ、ドラゴンが「ベガパンクはそんなあからさまな人殺しの道具は作らない!!」と発言しているように、ベガパンクが世界政府に協力して島一つ吹き飛ばす兵器を作るとは考えにくいですよね。
ここから、ベガパンクは「兵器そのもの」を作ったのではなく、「兵器を完成させる何か」を発明したのだと考えられます。


まだ試用段階だった

マザーフレイムについてイム様が発言した際、五老星は「確かに試してみなければ アレが本物かどうかもわからない」と発言しています。
この発言から、マザーフレイムもしくはマザーフレイムを用いた兵器がまだ試用段階だったことが分かります。

そのため、これまでこの兵器を使用してこなかったのでしょう。

マザーフレイムは古代兵器なのか?

第1086話の革命軍
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次に、マザーフレイムは古代兵器なのかについて考察していきます。

革命軍の見解は古代兵器

革命軍のイワンコフは、イム様が世界を創造した最初の20人であることを予測し、ルルシア王国に対する攻撃が古代兵器ではないかと考えているようです。

クロコダイルは古代兵器プルトンについて「一発放てば島一つを跡形もなく消し飛ばすと聞く…」と発言していました。
この発言のように、イム様が使用した兵器はルルシア王国を地図から消す一撃を放っています。

ここから、革命軍の見解通り、ルルシア王国を滅ぼした兵器は古代兵器だと考えられます。

イム様と五老星は古代兵器と口にしていない

とはいえ、イム様と五老星はルルシア王国を滅ぼす際に、「古代兵器」という単語を発していません。
あくまで「マザーフレイム」を使うことに対する議論を行っていました。

また、ベガパンクが作ったということから、古代兵器に似ている可能性はあるものの、マザーフレイム自体は古代兵器ではないことが分かります。


古代兵器と関わりがある可能性は高い

マザーフレイムは古代兵器ではないと考えられますが、革命軍が言っているように、古代兵器に関わっている可能性は高いでしょう。

これまでに明らかになっている古代兵器は下記の通りです。

名前所在地兵器の詳細
プルトンワノ国・最強最悪の戦艦
・光月家将軍(モモの助)がズニーシャに命令し、ワノ国を開国することで解放される
ポセイドン魚人島・数百年に一度生まれてくる人魚(しらほし)
・海王類と言葉をかわして自在に操る

現状、古代兵器ウラヌスに関する情報は一切ありません。
また、上記2つの古代兵器を見て分かるように、古代兵器の発動は容易にできるものではなく、何らかの条件が必要であることが分かります。

この点から、マザーフレイムは古代兵器ウラヌスの発動に必要な条件となっているのではないでしょうか。

マザーフレイムは古代兵器を動かすためのエネルギー?

ベガパンク
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次に、マザーフレイムの正体について考察していきます。

結論からいうと、マザーフレイムは古代兵器を動かすためのエネルギーだと考えられます。
その理由について解説していきます。

空白の100年に使われていたエネルギーは特殊

エッグヘッドには、空白の100年に作られた鉄の巨人があります。
鉄の巨人はベガパンクでも再現できない機械兵です。

そして、ベガパンクが再現できない理由として、”動力”を挙げています。
どうやら、空白の100年には特殊な”古代のエネルギー”が存在していたようです。

ベガパンクは古代のエネルギーを作成した

ベガパンクはこの”古代のエネルギー”に着目し、再現しようと努力していると語っていました。
そして、古代のエネルギーに近づきすぎたせいで、世界政府から抹消されようとしていると推測していました。

つまり、ベガパンクはある程度古代のエネルギーを作成できたと考えられます。

また、ベガパンク抹殺の命令を受けたルッチは「世界一役に立つ男を消すか…先日のルルシアの件と…何か繋がりが…?」と発言していました。
この点からも、古代のエネルギーとルルシア王国の一件に繋がりがあると考えられます。

古代のエネルギーとは、太陽エネルギー

古代のエネルギーを作ったと考えられるベガパンクは、「世界中に無償で”エネルギー”が行き渡る世界」を夢見ています。
そして、この”エネルギー”は世界中の至る所に満ちていると言います。

ここから、ベガパンクが求めるエネルギーとは、資源を必要としないエネルギーであると考えられます。

また、サテライトのリリスは「”消えない炎”がこの世にあれば…太陽を作れるのにと…!!」と発言していました。
この発言から、ベガパンクが求める「資源を必要としないエネルギー」とは、「太陽エネルギー」だと考えられます。

そして、この「太陽エネルギー」こそが「古代のエネルギー」ではないでしょうか。
実際、「古代のエネルギー」を利用していた王国と関わりのある国は太陽をシンボルとしています。

マザーフレイムで革命軍を滅ぼす?

ルルシア王国壊滅の攻撃
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

最後に、マザーフレイムが今後どのように物語に関わってくるのか考察していきます。

ルルシア王国に「近い」場所

イム様はマザーフレイムを試したルルシア王国を選んだ理由として「近い」と発言していました。
これは、単にイム様がいる聖地マリージョアから近いということだと考えられます。

一方で、ルルシア王国の近くには、革命軍の本部がいるカマバッカ王国があることが、サボの避難経路を見て分かります。
ここから、イム様の発言は「(革命軍の本部に)近い」ともとれるのではないでしょうか。

革命軍はサボもろとも消すべきと判断された

世界政府にとって革命軍はもともと危険な存在でした。
さらに、革命軍No.2のサボはイム様の存在を知ってしまいました。

このことから、革命軍は今すぐ消すべき存在になったと考えられます。
その先手として、革命軍の本部に近く、サボやベロ・ベティの活躍により革命の意志が強まったルルシア王国を消すと判断されたのではないでしょうか。

革命軍VS世界政府の戦いが始まる

世界政府はルルシア王国を消すことによって革命軍に宣戦布告をしたように、革命軍は聖地マリージョアを襲撃し、宣戦布告を行いました。
この両者の動きから、これから革命軍VS世界政府の戦いが本格的に始まると考えられます。

ここに、ベガパンクも関わっていることから、麦わらの一味もまたこの戦いに参加すると物語はおもしろくなりそうですね。

マザーフレイムの考察のまとめ

いかがだったでしょうか。今回はマザーフレイムについて考察しました。

いよいよ古代兵器の謎が明かされ始めました。ここにマザーフレイムはどう関わってくるのか、楽しみですね。

おすすめの記事