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十種神宝とくさのかんだからは布瑠部由良由良と退魔の剣の元ネタ

魔虚羅(まこら)の胸の紋章
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

十種影法術で呼び出される式神には紋章が刻まれており、日本書紀に登場する十種神宝の紋章と対応しています。

十種神宝の名称と能力、対応する式神は下記の表にまとめてあります。
八握剣は、魔虚羅まこらの退魔の剣の元ネタになっていることがわかります。

品物之比礼の上に死者を置き布留の言を唱えると、死返玉を揺り動かすと死者を蘇生できると言われています。
死者を蘇生させる布留の言が、布瑠部由良由良の元ネタのようです。

名称能力 対応する式神
道返玉ちかへしのたま悪霊を封じる力を持つ玉玉犬・白
足玉たるたまあらゆる願いを叶える玉玉犬・黒
沖津鏡おきつかがみ太陽から分けられた遠くを見るための鏡蝦蟇
蛇比礼おろちのひれ地からくる邪霊から身を守る魔除けの布脱兎
生玉いくたま活力を与える上部が尖った玉大蛇
辺津鏡へつかがみ近くを見るための鏡で顔を映すと邪気がわかる満象
蜂比礼はちのひれ天からくる邪霊から身を守る魔除けの布
八握剣やつかのつるぎ悪霊を祓う神剣魔虚羅
死返玉まかるかへしのたま死者を復活させる力を持った玉不明
品物之比礼くさぐさのもののひれ上に置いたものを清める布不明

魔虚羅まこらのデザインは摩睺羅伽まごらがが元ネタ?

道路に立つ魔虚羅(まこら)
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

魔虚羅まこらのデザインは、摩睺羅伽がモデルになっている可能性が高いです。
摩睺羅伽は、元々はインドの神で仏教に取り入れられた存在です。

摩睺羅伽は、摩虎羅大将の元になった存在で同一されることもあります。
ただし、摩虎羅大将は人間の姿であることが多いのに対して、摩睺羅伽は頭は蛇で体が人間になっていることが多いです。

魔虚羅まこらの頭は蛇を連想させるデザインで、摩睺羅伽と共通しています。

【呪術廻戦】宿儺すくなとの戦いは何話?魔虚羅まこらの強さを考察!

117話で最強の式神として登場!宿儺の顔色が変わる

魔虚羅(まこら)の存在に気づく宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦117話で、伏黒は自分と重面春太を対象に魔虚羅まこらの調伏の儀式を開始
重面は、魔虚羅まこらの呪力を感じただけで戦慄していました。

魔虚羅まこらは最初に伏黒を倒しますが、伏黒に死なれては困る宿儺も魔虚羅まこらの気配に反応
作中最強候補の宿儺がかなり真剣な表情になっており、魔虚羅まこらの危険性がわかります。

一瞬で魔虚羅まこらの近くに移動した宿儺は、伏黒を助けるために戦闘を開始します。

118話で宿儺に匹敵するパワーとスピード!驚異の治癒能力を披露

魔虚羅(まこら)の衝撃の攻撃力
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

魔虚羅まこらは、間に割って入った宿儺を退魔の剣で攻撃します。
退魔の剣を受け止めた宿儺は、自分が呪霊なら一撃で消し飛ぶ威力があると判断していました。

正のエネルギーが通用しない宿儺に対応した魔虚羅まこらは、呪力を込めたパンチで攻撃
宿儺相手に、互角の近接戦闘を行いました。

パンチをガードした宿儺の身体がビルをいくつも貫通するシーンが描かれており、指15本分の宿儺よりパワーは上かもしれません。

宿儺の斬撃は魔虚羅まこらを切り裂きますが、一瞬で傷が無くなるほどの治癒能力を見せます。
宿儺の分析で、魔虚羅まこらはあらゆる事象に対応し、傷も治癒することが判明

背中の方陣が回転してしまうと、対応と傷の再生が終わることもわかりました。
分析を終えた宿儺は余裕を見せて、領域展開を披露します。

119話で宿儺が勝利!圧勝に見えて紙一重だった可能性も?

全身を切り刻まれたのに回復する魔虚羅(まこら)
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦119話の冒頭、宿儺は、領域展開「伏魔御廚子」で魔虚羅まこらを攻撃します。
伏魔御廚子は領域を閉じないことを縛りにし、最大半径200mにいる相手に必中の斬撃を加え続けることが判明。

無数の斬撃を受けた魔虚羅は、ダメージで動けなくなっていました。
魔虚羅は斬撃のダメージから回復しそうになりますが、宿儺の炎の術式を受けて消滅。

宿儺はほとんどダメージを受けておらず、圧勝したようにも見えます。
しかし、魔虚羅は時間が経つとより攻撃に適応していきます。

適応してから時間が経っていたら、伏魔御廚子でもほとんどダメージを与えられなかったかもしれません。
炎の術式に魔虚羅が適応する可能性もあります。

倒すのに時間をかけてしまったら、指15本の宿儺では勝てなかったかもしれません。

【呪術廻戦】魔虚羅まこらが五条悟に勝てると言われる理由とは?

六眼持ちの無下限呪術使いが魔虚羅まこらに敗北していた?

無下限呪術使いと十種影法術師は相打ちになっていた
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

作中最強クラスの五条悟でも、魔虚羅まこらには勝てないのではと言われています。
その理由の1つが、かつて六眼持ちの無下限呪術使いが魔虚羅まこらに敗北した可能性があるからです。

数百年前、御前試合で十種影法術師と六眼持ちの無下限呪術使いが戦い、どちらも死亡したことが明らかになっています。

五条と同じ六眼持ちの無下限呪術使いが、十種影法術師が呼び出した魔虚羅まこらに殺された可能性があります。

ただし、五条は史上最強の術師宿儺と同等の強さを見せており、六眼持ちの無下限呪術使いの中でも歴代最強の可能性が高いです。

実際に五条は、宿儺とも互角に戦っています。
宿儺と戦った時の魔虚羅まこらでは、五条に勝つのは難しいでしょう。

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