
2024年8月26日(月)発売の週刊少年ジャンプ39号に掲載される『呪術廻戦』267話のネタバレと考察をご紹介します。
呪術廻戦ネタバレ266話のおさらい
呪術廻戦ネタバレ266話①|伏黒と直接対話する虎杖

- 266話は、虎杖が伏黒と直接対話するシーンから始まる
- 伏黒は姉の津美紀のための理想の世界を望んでいた
- 「でももういいんだ」という伏黒
- すると虎杖は、祖父が肺がん治療を拒否していたことを語る
- 以前は治療の拒否や安楽死について共感できず、他人事のように感じていた虎杖
- しかし虎杖は、高専で最悪な思いを何度もしたことで、人生の選択に対して共感できるようになった
- そして虎杖は、伏黒に「オマエに生きろとは言えない」と告げた
呪術廻戦ネタバレ266話②|虎杖vs両面宿儺の戦いが始まる‼︎

- 虎杖と宿儺の戦いが、虎杖の領域内で再び始まる。
- 宿儺は両手で掌印を結び、彌虚葛籠を発動。
- 彌虚葛籠の欠点は、領域の術式の必中効果を防げるわけではないこと
- その欠点をカバーするために、宿儺は両手で掌印を結んでいた
- 宿儺は残りの2本の腕を使いながら虎杖と戦う
- 宿儺は虎杖に憐れまれた怒りによって、気分が高ぶっている様子
- ここで場面は再び、虎杖と伏黒との回想シーンへと変わる。
呪術廻戦ネタバレ266話③|遂に伏黒が目覚め、宿儺の邪魔をする‼︎

- ここで、少年時代の伏黒と虎杖が会話するシーンが描かれる
- 「何 その顔」と虎杖に話す伏黒
- それに対し、「オマエがいないと寂しいよ 伏黒」と、虎杖は涙を浮かべながら話す
- ここで話は現在に戻り、宿儺の足元に影が現れる
- 影は宿儺の左脚を飲み込み、宿儺は身動きを取れなくなる
- 伏黒の魂が目覚めかけているのを悟る宿儺
- 虎杖は足元を取られた隙に、宿儺に打撃で畳み掛ける
- 宿儺は伏黒の邪魔を受けながらも、虎杖に反撃しようとする
- しかし、虎杖の攻撃により、宿儺の彌虚葛籠が限界を迎える。
- ついに、宿儺の彌虚葛籠が崩壊する。
呪術廻戦ネタバレ266話④|焼き切れた術式を治して領域展開する宿儺だが…

- 彌虚葛籠が崩壊した宿儺
- すると宿儺は、焼き切れた術式を回復させる
- 宿儺は「解」で、虎杖の左前腕に装備していた武器を破壊
- 宿儺は鼻血を流しながら、「領域展開」と唱える。
- すると、宿儺が固まった様子を見せる。
- それに対し、虎杖は拳を構える
- 構える左拳を見ると、小指と薬指が第一関節までしかない
- ここで場面が変わり、螺旋階段の底で糸に吊るされた宿儺の指が描かれる。
- 宿儺の指がキリキリと音を立てているところで、266話が終了
呪術廻戦266話のネタバレ詳細を知りたい方は下記よりご覧ください。
呪術廻戦ネタバレ267話
呪術廻戦ネタバレ267話①|乙骨と五条の入れ替わり修行

267話は、乙骨と五条の入れ替わり修行の様子から始まります。
お互いに身体を入れ替えた状態で、2人の会話が描かれました。
冒頭で乙骨は五条に、「御厨子」の模倣のために宿儺の指をくれるよう頼みます。
しかし、その頼みに対して五条は、「うーん…ダメ‼︎」と、断りました。
「真面目に考えてください」と乙骨が言うも、「大真面目だよ」と返す五条。
五条が乙骨の頼みを断る理由、それは、宿儺の術式の模倣ができても、宿儺の指1つだけでは、乙骨の狙いである術式の解析まではできないのではないかと考えていたためでした。
その五条の考えは的中していて、乙骨も宿儺の術式の解析はできないと話します。
「だったらここで宿儺との繋がりを失うのは得策じゃないと思うよ」と話す五条。
続けて五条は、「賭けだよ 秤風に言えば”熱”かな」と話します。
「それに御厨子を模倣したいなら…」という五条のセリフの直後、場面が切り替わります。
五条から乙骨は、どんなアドバイスを貰ったのでしょうか?
呪術廻戦ネタバレ267話②|乙骨の模倣について新たな情報が明らかに

場面は変わり、虎杖と乙骨、冥冥の3人が話すシーンが描かれます。
乙骨は、術式の模倣条件は、模倣する相手の肉体の一部をリカに摂取させることであると、虎杖たちに話しました。
また、摂取量や摂取部位は模倣する相手や使用回数によって変わり、相手にとって致命的な部位であるほど、術式の威力が増すことがここで判明します。
しかし、致命的な部位でなくとも、使用回数に縛りを入れることで、条件を満たせるようです。
この話を聞いた虎杖は、「反転術式を使えれば、相手の肉体を損なわずに術式を模倣できるのではないか」と疑問に思います。
虎杖の疑問に乙骨は、「それはできない」と答えました。
乙骨によると、摂取した肉体の部位を回復させた時点で、呪術的価値がなくなり、模倣した術式が使えなくなるようです。
狗巻の呪言と来栖の術式を模倣できるのは、2人の腕を治すことが現時点で不可能であるためだと、乙骨は話します。
ちなみに、シャルルの術式「G戦杖」を模倣したのは、シャルルの肋骨の一部をリカに摂取させたためであることが判明。
後で肋骨を治すという条件で、乙骨はシャルルの肋骨を入手し、リカに喰わせていたのでした。
呪術廻戦ネタバレ267話③|虎杖にあることを頼み込む乙骨

乙骨の話に冥冥は、「でもいいのかい? 東堂くんから”共振”の話は聞いているのだろう」と問います。
その問いに乙骨は「ええ」と答えた上、これを実践するのは宿儺と戦う直前だと話しました。
乙骨が虎杖にこのことを話したのは、共振は大きな肉体の変化は察知できても、お互いが持つ思考や情報まで共有することはできないだろうと考えていたためでした。
その上乙骨は、宿儺と五条が戦った直後のどさくさならばバレないだろうと、冥冥に話します。
「虎杖くん 今は(反転術式を)使えなくても、君の肉体には宿儺の術式が刻まれている」「だから……」
このセリフの直後、場面は現在の新宿に戻り…。
呪術廻戦ネタバレ267話④|宿儺が虎杖の薬指の異変に気づく!

ここで場面は現在の新宿に戻ります。
虎杖の左手を見て、指が二本なくなっていることに気づく宿儺。
小指は伏黒の肉体を乗っ取る時に失いましたが、宿儺は、虎杖の薬指がないことには、腕の装備品が壊れるまで気づいていませんでした。
「”宿儺の指”最後の一本」「回収できなかったでしょう」と、乙骨が「捌」を発動した直後のセリフが脳裏に浮かびます。
「嘘……‼︎」「御厨子の模倣条件を満たしたのは、俺の指ではなく小僧の指だった…‼︎」
このことに宿儺が気づいたとき、宿儺の最後の指がある施設に場面が変わります。
この施設は高専が管理する施設で、楽巌寺と歌姫が宿儺の指の前に立っています。
如何なる攻撃にも耐える宿儺の指に、術式を貫通させることができるのか、憂う楽巌寺。
その言葉に歌姫は、「呪物の破壊を目的から外して、術式効果のみを通すことに特化すれば…」と話します。
すると歌姫は、「それよりも気がかりなのは、彼女が目覚めてから半刻も経っていないことです」と話しました。
この歌姫のセリフの直後、2人の前に現れたのは…。
呪術廻戦ネタバレ267話⑤|釘崎が復活し、共鳴りを宿儺の指に発動‼︎

「喜べ男子ども」
このセリフと同時に現れたのは、失った左目に眼帯をした釘崎でした。
そしてすぐさま、釘崎は宿儺の指に、共鳴りを発動。
この共鳴りが、新宿にいる宿儺に大ダメージを与えます!
「まずい…‼︎領域が展開ができない‼︎」「このままでは小僧の必中術式が」
そう宿儺が悟ったその時、虎杖は「解」を発動し、宿儺に命中させました。
虎杖の解に、宿儺は指を吐き出しながらも、「まだだ…‼︎」と構わず反撃します。
「付け焼き刃の領域ごときで俺を剥がし切れると思ったか‼︎」「小僧もとうに限界を超えている‼︎」と考える宿儺。
「ここで終わるのは貴様だ‼︎」と決死の表情で虎杖に攻撃する宿儺。
しかし、すぐさま虎杖は逕庭拳で、肉体と呪力による二重の攻撃を宿儺に与えて反撃します。
呪術廻戦ネタバレ267話⑥|虎杖の黒閃が発動し、宿儺がついに敗北か‼︎

虎杖の逕庭拳を喰らったことで、さらに隙が生まれた宿儺。
「宿儺 決着をつけよう」「廻る呪いに」と話すと、虎杖は構え出します。
そして虎杖が黒閃を発動し、宿儺に喰らわせたところで、267話は終了します。
虎杖の黒閃に、白目を向く宿儺。
「長き戦いに終止符をーー。」という煽り文からも、この一撃で宿儺の敗北が決定した可能性が十分に考えられます。
次回の268話はどうなるのでしょうか?
呪術廻戦ネタバレ267話|まとめ
267話では、虎杖が宿儺に渾身の一撃を喰らわせるまでの経緯が描かれました。
五条と乙骨の入れ替わり修行では、乙骨が術式「御厨子」の模倣のために、宿儺の指をくれるよう五条に頼んでいたことが判明。
この頼みを乙骨は断られますが、代わりに五条から助言をもらいます。
そして乙骨は、虎杖の薬指をくれるよう頼み、それを実行していたことが明らかになりました。
また、残った宿儺の指一本は、高専が管理していたことも判明します。
宿儺の指を残したのは、生き返った釘崎の共鳴りで、宿儺にダメージを負わせるためでした。
この高専の作戦は功を奏し、宿儺は共鳴りによって領域を展開できなくなるほどのダメージを負います。
その隙に虎杖は、宿儺に本気の黒閃を喰らわせることに成功しました。
虎杖の黒閃に白目を向いた表情の宿儺。
もしかすると、この黒閃によって、宿儺の敗北は決定したのかもしれません。
次回以降、宿儺はまだ戦うのか、それとも虎杖の黒閃で勝負は決着したのか、気になるところですね!