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長身アイドル高田ちゃんは東堂を語る上で欠かせない
長身アイドルの高田ちゃんは、東堂とは切っても切れないキャラクターです。
原作で高田ちゃん本人が登場したのは、東堂が握手会に参加した1コマだけでした。
しかし、東堂が登場する回は、妄想の高田ちゃんが頻繁に登場。
本人が一度しか登場しないのが、嘘のように存在感があります。
高田ちゃんは妄想の中で東堂・虎杖と同じ学校に通っていたり、戦闘中に適切なアドバイスをして東堂の危機を救ったこともありました。
呪術廻戦5巻の表紙では東堂の背後に同じポーズの高田ちゃんが描かれたこともあり、ジョジョのスタンドのような扱いと言われることも。
127話の扉絵では大きく描かれた東堂と虎杖の背後に、木の下で高田ちゃんが東堂を射殺したような絵が描かれており、ある意味衝撃的でした。
本人のせいではありませんが、高田ちゃんは東堂の面白さや気持ち悪さを象徴するキャラになっています。
シリアスな渋谷事変編では妄想の高田ちゃんの出番はありませんが、ペンダントに入った写真の高田ちゃんが登場。
堕ちたペンダントが真人の注意を引き付けたことで、東堂の命を救っています。
女性の好みが合った虎杖悠仁を気に入ってブラザーと呼ぶ
呪術廻戦の主人公虎杖悠仁と東堂は、交流会の団体戦で知り合いました。
東堂は女性の好みを聞きますが、虎杖の好みは「尻と身長のデカい女の子」と東堂そっくりでした。
次の瞬間東堂の頭の中には、虎杖と同じ学校で過ごした存在しない記憶が流れます。
東堂は会ったばかりの虎杖に、「どうやら俺たちは親友のようだな」と言って涙を流していました。
名前を聞かれたばかりの虎杖は、困惑するだけでしたが。
その後も、東堂の虎杖の呼び名はランクアップしていき最終的に兄弟に。
東堂は戦闘を通して虎杖に呪力の扱い方を指導し、ある意味師匠的な存在にもなりました。
虎杖の方は東堂に若干呆れつつも、戦闘では抜群のコンビネーションを見せるようになります。
以下の記事では虎杖悠仁の名言や名シーンについて解説しています。
興味のある方は是非ご覧ください
【呪術廻戦】東堂葵の性格や特徴
わがままで強引だが気に入った相手には面倒見が良い
東堂葵は基本的に態度が横暴で、協調性はありません。
京都校の学長が虎杖暗殺を生徒に指示した際には、部屋に帰ろうとした上に指図したら殺すとまで言っています。
戦闘でも協力する気がないため、京都校の仲間から嫌われています。
ただ、こうした態度を取るのは仲間に対する失望もあるようです。
一方で気に入った相手に対しては、かなり面倒見が良いところも見せています。
親友と認めた虎杖に的確な指導を行っており、虎杖は黒閃を発動するほど成長しました。
普段は独断専行で自分勝手な戦い方をしますが、サポート役としても優秀です。
虎杖と一緒に戦う際は積極的にサポート役に回り、術式で敵を翻弄していました。
存在しない記憶や脳内高田ちゃんのアドバイスを生み出す極度の妄想癖
妄想癖があるのも、東堂葵の特徴です。
虎杖から女性の好みを聞いた際は、妄想の世界で同じ学校の友達に。
その後は、同じ学校に通う高田ちゃんにフラれて、虎杖に慰められていました。
これだけの妄想を一瞬で見てしまうのが東堂のやばいところです。
花御との戦いでは、戦闘中に現れた高田ちゃんの幻からアドバイスを受ける展開も。
妄想は結構長かったはずなのに、現実の時間はわずか0.01秒でした。
脳内高田ちゃんのおかげで東堂は花御の攻撃の特性を見抜き、的確な防御でダメージを最小限に抑えています。
127話の扉絵で、高田ちゃんに銃殺される東堂も妄想なのかもしれません。
アクの強い性格だが理知的で思慮深いも併せ持つ
東堂葵はアクの強い性格ですが、理知的で思慮深い面も持っています。
特級呪霊花御との戦いでは、今までの攻撃を分析した上で戦いに臨んでいます。
全ての攻撃に対策を立てるだけでなく、ブラフの可能性も考えている点に東堂の思慮深さが表れています。
渋谷事変で人が死ぬ場面を見過ぎて戦えなくなった虎杖に、自分の信念を語る場面も。
東堂は精神面も強く、とても高校生とは思えないほど成熟していることがわかります。
【呪術廻戦】東堂葵の名言
名言①「どんな女が好みだ?」
東堂は初対面の相手に、好きな女性のタイプを聞くのが恒例になっています。
東堂曰く、性癖には相手のすべてが詰まっているとのことで、相手がどんな人間かわかるそうです。
気になった呪術師に尋ねることが多いですが、答えた後は大抵戦闘になっています。
伏黒は答えがつまらないとして、ボコボコにされていました。
虎杖は東堂と同じ趣味だったので気に入られましたが、呪力操作を教えるために結局戦いになっています。
「どんな女が好みだ?」は、東堂を象徴するセリフと言えるでしょう。
名言②「オマエは何を託された?」
誰も救えず、仲間も次々に死んでいくことに絶望した虎杖にかけた言葉です。
東堂は虎杖にあらゆる仲間全員で呪術師で、俺たちが生きている限り真の敗北はないと言います。
そして、仲間の死に理由や意味を見出すことは、時に死者への冒涜になると言った上で「それでも!オマエは何を託された?」と問いかけました。
東堂は今すぐ答えを出す必要はないと言い、1人で真人に立ち向かっていきます。
虎杖は、七海建人に「後を頼みます」と言われたことを思い出していました。
不安定な体制で真人の攻撃を受けそうになる東堂。
しかし、東堂が手を叩くと真人の目の前には攻撃態勢に入った虎杖の姿がありました。
立ち直った虎杖は真人に黒閃を決め、七海の分まで戦うことを誓うのでした。
名言③「腕なんて飾りさ 拍手とは魂の喝采」
片腕になった状態で不義遊戯を発動しようとした時のセリフです。
実際は片腕では不義遊戯は使えませんでしたが、東堂の自信たっぷりのハッタリに真人は騙されていました。
位置が入れ替わると思った真人は攻撃を外し、虎杖の黒閃は見事に命中しました。
この時の虎杖の攻撃が決定打となり、真人に勝利しました。
【呪術廻戦】東堂葵の登場シーンや活躍
16話で初登場!女性のタイプを聞いてから伏黒恵をボコボコに
東堂葵は、呪術廻戦16話で初登場します。
交流会で満足できる戦いをしたい東堂は、出場する1年生の品定めに呪術高専東京校にやってきました。
初登場で、いきなり伏黒恵に女性の好みを聞く東堂。
女性の好みがつまらなかったら半殺しにすると、かなり無茶苦茶なことを言い出します。
結局伏黒の好みに落胆した東堂は、発言通りに伏黒をボコボコに。
伏黒も本気になって反撃しようとしますが、パンダと狗巻棘の介入で戦いは中断。
この時点での東堂は、完全な危険人物でした。