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切断されたのは両腕ではなく片腕
137話で描かれた狗巻棘は左腕がないだけでなく、右腕も描かれていませんでした。
体の陰で右腕が隠れているだけにも見えますが、右腕まで切断されたように見える絵です。
このため、狗巻は左腕だけでなく、右腕もなくなったのかと心配されました。
しかし、その後の描写で右腕がある姿が描かれています。
220話で久しぶりに登場した際、狗巻の右腕ははっきり描かれていました。
221話ではメガホンを使用しており、右手でメガホンを持っています。
狗巻棘の腕を切断したのは誰?犯人と理由について考察
腕を切断した犯人は宿儺!
狗巻棘の腕を切断した犯人は、虎杖の体を乗っ取った宿儺です。
宿儺は魔虚羅に伏魔御厨子を使用した際に、大勢の人間を巻き込んでいます。
狗巻が腕を失ったシーンは描かれていませんが、伏魔御厨子に巻き込まれた女性が狗巻の姿を思い浮かべています。
女性のセリフから狗巻が近くにいた可能性は高く、避難した一般人と一緒に伏魔御厨子に巻き込まれたと考えられます。
宿儺以外の犯人説は可能性が低い
腕を切断されたシーンが明確に描かれていないため、宿儺以外の犯人の可能性もありました。
伏魔御厨子に巻き込まれたのに、腕がなくなっただけなのはおかしいとも言われています。
呪詛師にやられた可能性もあり、呪術総監部が犯人という説もあります。
ただ、渋谷事変で描かれた呪詛師は、狗巻の腕を落とせるほど強いとは思えません。
総監部犯人説は虎杖に罪を着せるために、狗巻の腕を落としたなどと言われています。
ただ、総監部が犯人なら狗巻を生かしておく理由が不明です。
狗巻の呪言はかなり強力なので、伏魔御厨子の斬撃から身を守ることができたとも考えられます。
宿儺以外が犯人というのは、考えにくいでしょう。
狗巻棘が虎杖を気遣っていることから宿儺が犯人で確定
222話の狗巻棘と乙骨の会話で、腕を切断した犯人は宿儺でほぼ確定でしょう。
狗巻は語彙がおにぎりの具なので意味がわかりづらいですが、乙骨のセリフで会話の内容がわかります。
狗巻は自分の腕のことが、虎杖に伝わっていないか心配していました。
乙骨は虎杖に腕のことは話していないと言い、「あれは宿儺がやったこと」「彼が背負うべきじゃない」とも発言。
これらのセリフから、狗巻の腕は宿儺に切断されたもので、狗巻は虎杖にそのことを知られたくないのがわかります。
狗巻は宿儺に体を乗っ取られた虎杖が罪悪感を持たないように気遣っており、自分の腕を切断したのは宿儺だと考えていることになります。
狗巻棘の死亡説が出た理由と腕が治る可能性について
渋谷事変以降登場しなくなったことで死亡説浮上
狗巻棘は、渋谷事変編終了後に死亡説が出ていました。
渋谷事変後は死滅回遊が始まり、高専側は戦力が必要な状況でした。
2級呪術師のパンダも、死滅回遊に参加しています。
しかし、狗巻は準1級呪術師にもかかわらず、死滅回遊編で全く出番がありませんでした。
釘崎野薔薇・禪院真依・メカ丸など、呪術高専の学生からも死亡者が出ており、狗巻も死んだのではないかと心配されたのです。
220話で生存確認
死亡が心配された狗巻棘ですが、220話で当たり前のように登場しました。
五条悟の封印解除を行うことになり、高専のメンバーや仲間になった呪術師が一ヶ所に集まります。
ラストシーンで、仲間が集まったコマの左下に狗巻の姿がありました。
220話では姿が小さくセリフもありませんが、221話で喋る狗巻の姿が描かれています。
死滅回遊編に登場しなかったのは、宿儺から受けたダメージが回復するのに時間がかかったのかもしれません。