セラフィムが命令を聞かなくなる要素を考察

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

Sスネークは命令よりもルフィを優先する?

Sスネークは、命令よりもルフィのことを優先する可能性が出てきました。
Sスネークは、ヨークから島にいる人間を抹殺するように命令されています。

命令を受けたSスネークはウソップ・フランキー・リリスを石化し、ピタゴラスを踏みつぶしました。
しかし、Sスネークは、ルフィに頼まれてあっさりと石化を解除してしまいました。

自分が捕まった状態とはいえ、抹殺対象の石化を解くのはすでに命令に逆らっているとも言えるでしょう。

ルフィが命令に逆らうように言った時どんな反応をするのかわかりませんが、あっさり言う通りになってしまいそうです。

「生き物の欲は制御できない」は命令を聞かなくなる伏線?

「生物の欲は制御できない」という発言は、セラフィムが命令を聞かなくなる伏線の可能もあります。
麦わらの一味がエッグヘッドを訪れた際に、リリスは「生物の欲は制御できない」と言っていました

実際に獣兵器は暴走することが多く、ベガパンクの欲を担当するヨークはベガパンクを裏切りました。
セラフィムも生物である以上、欲に従って暴走する可能性はあるでしょう。

世界政府を嫌う人物のクローンも多い

セラフィムが、世界政府を嫌う人物のクローンが多いのも命令を聞かなくなる要素になりそうです。
現在、登場したセラフィムは全員七武海のクローンです。

奴隷だったハンコックや革命軍幹部のくまなど、七武海には世界政府を嫌う人間が多いです。
体験は血統因子に記憶される可能性があり、クローンはオリジナルの体験を覚えているかもしれません。

SスネークやSベアが、世界政府に反感を持つようになる可能性は高いでしょう。
また、クローンは性格的にもオリジナルの人間似ていると思われます。

そもそも、七武海は政府の言う通りに動かず問題を起こす人物が多いです。
セラフィムのほとんどが性格的に、反逆しそうな問題を抱えていると言えます。

セラフィムの兵器としての問題点を考察

仲間を助けるためにセラフィムを止めるコビー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

味方の海兵を平気で攻撃した可能性が高い

1090話の描写から、セラフィムは味方の海兵を平気で攻撃していたと思われます。
1059話でセラフィムは海兵を巻き込むような攻撃を行い、コビーに止められています。

このことから、セラフィムは味方を識別する機能が旧型のパシフィスタに劣ると思われました。
しかし、セラフィムはかなり人間に近く、1090話ではCPのエージェントと会話までしています。

機械的に味方を識別できないとしても、敵味方の区別がつかないとは思えません。
セラフィムは、味方が巻き込まれることをわかった上で攻撃した可能性が高いです。

CPのエージェントが怯え、ルッチがSベアをクソガキと言っていたのは、こういった問題が知られているからかもしれません。

運用にはエッグヘッドのメンテナンスが必須?

セラフィムの運用には、エッグヘッドのメンテナンスが必須の可能性があります。
海軍やCPはセラフィムを使用していますが、戦闘後はエッグヘッドに返却されています。

海賊との戦いが激化している中で、特に意味もなくセラフィムを返却するとは思えません。
メンテナンスを行うなど、定期的にエッグヘッドに返却する必要があるのでしょう。

セラフィムは強力な兵器ですが、頻繫に返却するする必要があるなら運用はかなり難しくなります

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