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「攻撃では倒せない」という点を逆手に取った
結論から言うと、デンジがマキマを食べる行為は、「攻撃」ではなく「愛」として認識されました。
どんなに酷いことをされても、マキマを大好きだったデンジ。
故にデンジは、心の底からマキマを傷つけるつもりはありませんでした。
その為、デンジのマキマを食べる行為は「攻撃」ではなく、マキマと一つになりたいという愛情表現として認識されたのです。
契約の認識を上手く突いた形となりましたが、マキマを一途に想っていたデンジだからこそできた行為と言えますね。
死に様は「マキマ定食」として話題に
そんなマキマの死に様は、最初に作った献立が生姜焼き定食だったことから、「マキマ定食」として話題となっています。
また97話冒頭では、見開き一面にマキマ肉を使った献立が描かれ、多くの読者を驚愕させました。
余談ですが2021年の3月にチェンソーマンのコラボカフェが開催。
その際に、「マキマ定食を思わせるメニューがあるのでは?」と、開始前から多くのファンを戦々恐々とさせました。
一応実際のカフェにマキマ関連のメニューはなかったので、ご安心ください。
【チェンソーマン】マキマの現在はデンジの妹分!?
悪魔は死んでも輪廻転生をする
多くの犠牲の上、なんとか「支配の悪魔」を倒すことに成功しましたが、これで終わりではありません。
そう、悪魔は死んだとしとも、チェンソーマンに存在を消されない限り、何度でも輪廻転生を繰り返します。
しかし、悪魔は生まれ変わる際に記憶を失うため、全くの別人として転生するのです。
「支配の悪魔」も例外ではなく、再びデンジ達の前に姿を現した際には……。
マキマの転生体はナユタ
再びデンジの前に現れた「支配の悪魔」は、ナユタという年端もいかない少女でした。
元々中国あたりで転生したようで、それを発見した岸辺によって保護。
国に育てられ、第二のマキマになることを恐れた岸辺によって、デンジに託されることになります。
こうしてデンジは幼女へと生まれ変わった憧れの女性と、同棲生活を送ることになったのです。
デンジの妹分として育てられる
その後はデンジの妹分として育てられ、『チェンソーマン』第2部では小学校に通っている姿も見られます。
「支配の悪魔」らしく独占欲の強い部分もありますが、デンジのお陰で陽気なお転婆娘として育っているようです。
しかし悪魔らしい一面も持っており、「悪魔の時代」が来ることには好感触な反応を示していました。
ただ、デンジや学校など大切なものもあるため、基本的には人間の味方と思っていいでしょう。
【チェンソーマン】マキマについてのまとめ
ここまでマキマについて解説してきました。序盤のミステリアスな年上美人の雰囲気。
中盤終盤にかけて不気味な本性が垣間見えて、最期は定食になるという印象が何度も変わった面白いキャラクターとなっています。
そのショッキングな最期も含めて、『チェンソーマン』でも屈指のインパクトあるキャラクターではないでしょうか?