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デンジ=ポチタに食べられるのはマキマも本望?
第一部のラスボスとして君臨したマキマでしたが、その最後は無惨なものとなっています。
しかし、マキマとしてはデンジ、デンジの中にいるポチタに食べられるのは本望だったでしょう。
マキマはポチタ=チェンソーマンのファンでした。
その為マキマは生前「チェンソーマンに食べられ彼の一部になるのは光栄なこと」とまで語っています。
マキマの目的は果たされず仕舞いでしたが、結果としてマキマにも悪くない最期となったのではないでしょうか?
【チェンソーマン】マキマを食べる衝撃のラストに編集部がNG!?
マキマを食べる最後は1度ボツを出されている
ここまでマキマの最期について詳しく解説してきましたが、実はこの描写は1度編集部からNGを出されています。
当時作者の藤本タツキ氏から96話のネームを受け取った林編集者は、「掲載するのは無理だな」と感じたそうです。
しかしタツキ氏は、意地でもこのラストを変えるつもりはありませんでした。
ですが流石に編集部との協議は免れず、代案で執筆することに。
しかしタツキ氏は、代案で描く気はサラサラなかったようです。
原作者の藤本タツキが代案を無視!
編集部から「マキマ定食」のラストを変えるよう強く言われたタツキ氏。
しかし「マキマ定食」のラストに拘りたかったタツキ氏は、代案でいくふりをして編集部をやり過ごします。
そして最終原稿では代案完全無視の「マキマ定食」ラストを描いたことで、ジャンプにあの衝撃シーンが掲載されたのでした。
『チェンソーマン』の作者らしい反骨精神は、流石の一言ですよね。
並の作家ならマキマ定食にここまで熱量をかけることはないでしょう。
いえ、そもそも描こうとすら思わないですよね。
ジャンプらしからぬ描写にネットでは驚愕の声も多数
「ジャンプ」らしからぬ描写に、連載当時からネットを騒然とさせました。
また海外では「カニバリズムを推しているのか?」とも取られ、賛否両論を呼んでいます。
危うく炎上沙汰になりかけたマキマ定食ですが、タツキ氏もそういった反応は予想していました。
タツキ氏なりに猟奇的なシーンを描くという覚悟を持って臨み、自身の担当編集者には「何かあったら隠れるように」と語ってたようです。
【チェンソーマン】マキマを食べる衝撃のラストについてのまとめ
全ての読者を騒然とさせた『チェンソーマン』屈指の迷場面?である「マキマ定食」。
作中屈指の美人でラスボスのマキマが、見るも無惨な姿になったことも、この場面のインパクトを底上げしているように感じます。
かくいう筆者も初めて読んだ時は、「これジャンプに載せていいの!?」と腰を抜かしました。
現在も連載が続いている『チェンソーマン』ですが、これ以上に記憶に残るシーンは出てくるのでしょうか?