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怪獣8号に登場する保科宗四郎は、主人公が所属する日本防衛隊第3部隊の副隊長です。
保科宗四郎は雰囲気は軽いですが、頼りになる上司として活躍する人気キャラです。
保科宗四郎の身長・年齢・強さなどについてご紹介します。
【怪獣8号】保科宗四郎とは
プロフィール・身長・年齢・声優は?

名前 | 保科宗四郎 |
身長 | 171cm |
年齢 | 不明 |
誕生日 | 11月21日 |
好きなもの | 読書、コーヒー、モンブラン、単純なやつ |
声優 | 河西健吾 |
保科宗四郎は、日本防衛隊の第3部隊副隊長で、小隊長も務める人物です。
室町時代から続く怪獣討伐の名門である保科家の人間で、名前から4男と思われます。
第3部隊では隊長の亜白ミナに次ぐ戦力で、作戦の説明やサポート、訓練教官などを行っています。
年齢は不明ですが、隊長の年齢や周囲との関係から20代半ばの可能性が高いです。
読者人気が高く、怪獣8号の第1回人気投票では1位を獲得しています。
キノコ頭と糸目が特徴

保科宗四郎は、キノコ頭に開いているのかわからない糸目が特徴のキャラクターです。
普段は軽い雰囲気ですが、本気になると目が見開かれてカッコよさがグッと増します。
朗らかな性格のムードメーカーで洞察力に優れている

保科宗四郎は穏やかな性格で、第3部隊の雰囲気を和ませるムードメーカーです。
関西弁で話す笑い上戸でもあり、基本的に彼が話す場面で雰囲気が暗くなることはありません。
一方で優れた洞察力を持つ人物であり、隠れた本音を見抜く能力が高く、怪獣8号に変身する日比野カフカに違和感を感じる描写も。
怪獣8号と戦った際も、中身が怪獣ではなく人間であることに感づいていました。
作者からは、探偵のような役割もできるキャラクターと言われています。
【怪獣8号】保科宗四郎の能力・強さ・技を紹介
近接戦闘が得意な小型怪獣討伐のエキスパート

保科宗四郎は素早い動きを生かした近接戦闘が得意で、防衛隊の中で小型怪獣の討伐に最も長けた人物です。
第3部隊に来たばかりの時点で「小型怪獣の討伐では僕の右に出るものはいません」と豪語しており、相当の自身を持っていました。
中型と小型の怪獣の討伐なら、隊長の亜白ミナよりも自分が上と自負しています。
現在は防衛隊の討伐演習ランキングの小型怪獣部門で、鳴海弦を抜いて1位になっているようです。
鳴海は、ランキングで自分を抜いた保科に敵意を持っています。
近接戦闘では、鳴海と並んで防衛隊最強とも評価されていました。
銃の適性が低い宗四郎は大型怪獣の討伐が苦手で、防衛隊には向かないと言われ続けてきました。
銃が使えないハンデを克服しようと努力し続けたことが、宗四郎を小型怪獣討伐のエキスパートにしたと言えるでしょう。
作中最高の解放戦力を記録

最新102話の時点で保科宗四郎は、作中で最高の解放戦力100%を記録しています。
元々保科が完全開放した際の解放戦力は、92%でした。
84%に達した四ノ宮キコルが隊長並みと言われていたので、保科も隊長並みの解放戦力であることがわかります。
その後、ナンバーズ10のスーツを装備した際は解放戦力が83%しか上がりませんでしたが、怪獣10号と心を一つにすることで解放戦力が100%まで上昇。
防衛隊最強の鳴海弦の解放戦力は、98%でした。
100%が上限の可能性が高いため、保科の解放戦力は防衛隊最高の数値を記録した可能性が高いです。
保科流や隊式格闘術を使いこなす

保科宗四郎は、保科流刀伐術や保科流抜討術の使い手です。
保科流刀伐術・保科流抜討術は、以下のような技があります。
保科流刀伐術 | |
刀伐術1式空討ち | 見えない斬撃を飛ばして相手を攻撃 |
刀伐術2式交差討ち | 交差させた斬撃を打ち出す |
刀伐術3式返し討ち | 攻撃をかわして背後に斬撃を打ち込む |
刀伐術4式乱討ち | 無作為に連続の斬撃を繰り出す |
刀伐術5式霞討ち | 2連続の空討ちを囮にした3連撃 |
刀伐術6式八重討ち | 相手を八等分に切り裂く |
刀伐術7式十二単 | 超高速の12連撃を1点に集中させる大技 |
保科流抜討術 | |
保科流抜討術1式 | 鞘に刀を治めた状態から横薙ぎの斬撃を繰り出す |
保科流抜討術2式 | 鞘に刀を治めた状態から突きを繰り出し体に風穴を開ける |
保科流抜討術3式 | 敵の重心をくずし、予想外の方向から切りつける |
また、四ノ宮功が完成させた隊式格闘術に関してもかなりの使い手です。
怪獣の力に頼りすぎている日比野カフカに、隊式格闘術を教えています。
【怪獣8号】保科宗四郎の専用装備
二刀型専用装備(SW-2003)

保科宗四郎の専用装備は、通常の刀より小ぶりな2本の刀です。
リーチが普通の刀より短いですが、小回りが利いて二刀流で戦うに適した装備になっています。
見えない斬撃を飛ばすことが可能で、振動することで切れ味が増すような描写も。
怪獣10号の強固な装甲も切り裂いており、切れ味は非常に優れています。
ただし、刃が小さいため、身体の大きな怪獣と戦うには相性が悪いのが弱点です。
一刀型専用装備

一刀型専用装備は、二刀型に対応された場合を考えて開発された刀の形をした装備です。
忍者刀に近い二刀型とは異なり、一般的なサイズの刀で二刀型よりもリーチが長くなっています。
二刀型よりも戦い方がスタンダードになりますが、二刀型しか対策していない怪獣12号はすぐに対応できませんでした。
識別怪獣兵器(怪獣10号)

保科宗四郎は、怪獣10号を兵器化した識別怪獣兵器であるナンバーズ10も専用装備にしています。
怪獣10号は討伐されて間もなく兵器化されることに。
しかし、意識のある怪獣10号は、兵器化した自分の使用者として保科を指名。
怪獣10号は保科が自分と同じで戦うのが好きなことを見抜いており、自分を使う相手として最適と考えたようです。
怪獣10号は初めての意志を持った識別怪獣兵器となり、保科の専用装備になりました。
ナンバーズ10は話すこともできるため、保科といつも口論するせいで漫才スーツを呼ばれています。
【怪獣8号】保科宗四郎の戦績
相模原討伐作戦で怪獣8号を取り逃がす

日比野カフカの初任務となった相模原討伐作戦で、保科宗四郎は怪獣8号を取り逃がしています。
相模原討伐作戦に望んだカフカは仲間を守るために、怪獣8号に変身。
仲間を守ることはできましたが、現れた保科と怪獣8号は戦うことになってしまいます。
保科は互角以上に戦いますが、戦う気のない怪獣8号は逃亡。
しかし、保科は怪獣8号が人間のようだったとその正体に疑問を持つことになりました。
立川基地襲撃事件で怪獣10号を討伐

立川基地襲撃事件では、保科宗四郎は怪獣10号を討伐することに貢献しました。
立川基地を襲撃した怪獣10号相手に、保科は防衛隊のスーツを完全開放して戦闘。
人間サイズの怪獣10号と互角以上に戦いますが、巨大化した怪獣10号に逆転されてしまいます。
しかし、保科は時間稼ぎのために戦っており、亜白ミナの砲撃が怪獣10号の核を破壊。
怪獣10号が使った余獣爆弾も、怪獣8号に変身したカフカの手で防がれました。
怪獣10号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
全国群発災害で怪獣12号を撃破

全国群発災害では、保科宗四郎は怪獣12号を討伐しています。
全国群発災害で、保科宗四郎はナンバーズ10を装備して初めての実践に臨みました。
保科を倒すために作られた怪獣12号は怪獣10号の完成品であり、全てにおいて10号を超える強敵です。
得意の斬撃勝負でも苦戦する保科でしたが、一刀型を使うことで対抗。
最終的に自分が戦うのが好きなことに気づいた保科は、解放戦力100%を記録。
怪獣12号の意表を突く攻撃で、勝利しました。
怪獣12号関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【怪獣8号】保科宗四郎と関係の深いキャラクター
日比野カフカ

主人公の日比野カフカにとって、保科宗四郎は恩人であり、大きな影響を与えた人物です。
本来ならカフカは防衛隊入隊試験に不合格のはずでしたが、保科の後押しで合格。
保科がカフカを合格させたのは、怪獣8号に変身するカフカに違和感を感じて監視するためでした。
しかし、保科は監視しながらもカフカの人柄を評価しており、真剣に指導を行うことに。
怪獣8号の正体がカフカだと判明しても保科の態度が変化することはなく、カフカが一人前の防衛隊員になることを後押ししています。
日比野カフカに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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亜白ミナ

保科宗四郎にとって、亜白ミナは自分の才能を認めて副隊長にまでしてくれた恩人です。
宗四郎は剣の天才でしたが、銃器の適性が低いことで防衛隊は向かないと言われ続けてきました。
しかし、ミナは宗四郎の才能を認めて第3部隊にスカウトします。
ミナは砲撃の才能はずば抜けていますが、刃物の扱いが苦手で小型怪獣の討伐には不向きです。
刃物が苦手な自分のために敵を射抜くための道を切り開いて欲しいと言われた宗四郎は、第6部隊から第3部隊に転属。
小隊長にまで出世して、ミナの副官として活躍しています。
亜白ミナに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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保科宗一郎

保科宗一郎は、保科宗四郎の兄で第6部隊の隊長です。
宗一郎は保科家の完成形と呼ばれるほどの人物で、銃の適性が低い宗四郎は兄にコンプレックスがありました。
実は宗一郎も、剣の天才の弟に追いつかれることを恐れていたようです。
総一郎が、宗四郎を「雑魚雑魚」と呼んで馬鹿にしたせいで2人は音信不通になっています。
しかし、怪獣12号との戦いの中で兄との稽古が楽しかったことに気づいた宗四郎は、兄へのわだかまりが消えたようです。
保科宗一郎に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【怪獣8号】保科宗四郎についてまとめ
怪獣8号の保科宗四郎について解説しました。
保科宗四郎は副隊長ですが、日本防衛隊の中でもかなり上位の実力者と思われます。
怪獣10号との絡みも面白く、今後の出番も多いと思われるキャラクターです。
保科宗四郎の今後の活躍に期待しましょう。