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転生したらスライムだった件に登場するゼギオンは、地下迷宮を守る聖魔十二守護王の1人です。
リムル配下で最強クラスの強さを持つ人気キャラですが、どのくらいの強さなのでしょうか?
ゼギオンの強さ・能力・正体・初登場シーンなどを解説します。
【転スラ】ゼギオンとは?
テンペスト聖魔十二守護王で幽幻王の称号を持つ蟲魔族

名前 | ゼギオン |
種族ランク | 蟲神=上位聖魔霊ー水霊蟲→最上位聖魔霊ー幻霊蟲 |
EP | 6888万9143 |
加護 | リムルの加護 |
称号 | 幽幻王、蟲皇帝 |
魔法 | 水霊魔法 |
究極能力 | 幻想之王 |
耐性 | 物理攻撃無効、状態異常無効、自然影響無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃耐性 |
声優 | 梅原裕一郎 |
ゼギオンはリムル配下最高幹部の聖魔十二守護王の1人で、幽玄王の称号を持つ蟲魔族です。
蟲魔族はかなり攻撃的な種族で、片言でしか話せません。
しかし、ゼギオンは理性的で平和な暮らしを愛しており、知能も高く流暢な言葉を話します。
覚醒魔王となったカリオンにも勝利しており、配下では最強クラスです。
強さへの欲求も強いですが、基本的に紳士的な性格です。
体が欠損していましたが、治療のためにリムルの体の一部を移植されています。
元々はカブトムシとクワガタの特徴を併せ持った50cm程度の虫でしたが、進化して人間のような体型になりました。
ラミリスの作った地下迷宮の八十階層を守護している

ゼギオンは、テンペストに作られた地下迷宮の八十階層を守護するのが役目です。
配下になったばかりの頃のゼギオンはドライアドの集落を守っていましたが、地下迷宮ができると八十階層のボスを任されることに。
ボスになった時点ではまだ虫型でしたが地下迷宮の中で蛹となり、鎧を身に着けた人間のような姿に進化しました。
八十階層の下にもボスがいますが、ヴェルドラを除けばゼギオンが地下迷宮で最も強いボスです。
正体は蟲魔王ゼラヌスの息子?

ゼギオンは、蟲魔王ゼラヌスの息子と呼べる存在の可能性が高いです。
蟲魔族は基本的に蟲妃ピリオドから産まれた存在であり、全てゼラヌスの子供と呼べるでしょう。
ただ、ほとんどの蟲魔族はゼラヌスにとって使い捨ての存在ですが、直系と呼ばれる特別な蟲魔族がいます。
直系がどんな存在か作中では説明がありませんが、ゼラヌスの力を受け継ぐ存在の可能性があります。
ゼギオンは幼体の頃に逃げ出した直系の可能性が高く、最終的にゼラヌスの力とスキルを受け継ぐ形になりました。
【転スラ】ゼギオンの強さ・能力・スキル・権能を解説
迷宮十傑最強でリムル配下三頂点の1人

ゼギオンは、地下迷宮の守護者である迷宮十傑の中で一番強く、リムルの配下で最も強い三頂点の1人でもあります。
地下迷宮のボスを任された迷宮十傑は全員が魔王並みの強さですが、ゼギオンはその中でも別格の強さです
リムルの配下の中でも3強に入ることから、ディアブロ・ベニマルと並んで三頂点と呼ばれています。
3強の中で一番強いのはディアブロとされていますが、実は訓練でディアブロがゼギオンに勝ったことはありません。
ディアブロがゼギオンに勝てないのは、ゼギオンと一体化したリムルの細胞をディアブロが攻撃できないからです。
このため、ディアブロがゼギオンに勝てないのは、実力で負けているからではありません。
ただ、ゼギオンはどんどん強くなっているため、実力もディアブロを越えて配下最強かもしれません。
究極能力・幻想之王(メフィスト)

幻想之王 | 思考加速、万能感知、魔王覇気、水雷支配、時空間支配、多次元結界、森羅万象、精神支配、幻想世界、生命支配 |
覚醒進化したゼギオンが、獲得したアルティメットスキルです。
元々ゼギオンは近接戦闘特化でしたが、今までと異なる権能を得て弱点を持たない圧倒的な強さを得ました。
水雷支配は水分を支配する権能で、水分がある場所での戦いはゼギオンにとって圧倒的に有利になります。
大気中や生物の体内の水分まで支配できるため、反則的に強い能力です。
幻想世界は、ゼギオンが作り出した仮想の世界に相手を取り込むことができます。
ゼギオンの世界に取り込まれた時点で、相手の攻撃は通用しなくなり、ゼギオンの勝利はほぼ確定。
ちなみにゼギオンが今まで異なる権能を得たのは、リムルが付けたミストロードの名前を勘違いしたためです。
「夢幻にして、幽玄」という名ゼリフも、勘違いから生まれたことになります。
ゼギオンの技一覧

次元等活切断波動 | 空間を切り裂いて攻撃する技 空間操作系の能力を使用しなければ防御不能 |
空間歪曲防御領域 | 全ての属性攻撃や空間断絶を防ぐ |
幻想次元波動嵐 | 虹色に輝く高エネルギーの嵐で敵を消滅させる |
幻想増殖波動嵐 | ゼラヌスの力を吸収して強化された幻想次元波動嵐 |
夢の終わり | 精神支配・水雷支配・幻想世界の3種の権能を使用した呪い 呪いをかけられた対象はゼギオンの意志に逆らう行動を取ったと同時に心核を砕かれて死亡する |
虚空拳 | ヴェルドラ流闘殺法の1つ 限界まで凝縮したエネルギーを拳に乗せて攻撃する技 体の一部が相手に触れただけでも使用可能 |
防御力は作中最強?
ゼギオンは固い外皮と空間歪曲防御領域を持つため、防御は作中最強とも言われています。
蟲魔族の外皮には、魔法が通用しません。
さらにリムルの細胞を取り込んで強化されたゼギオンの外皮は、一部が究極の金属になったことで大抵の攻撃は受け付けない強度に。
おまけに空間操作系の防御で攻撃が届かないため、ほとんどの攻撃が通用しないといえます。
ゼギオンの防御が最強と言われるのも、わかる頑丈さでしょう。
【転スラ】ゼギオンの性格
武骨で真面目な性格

ゼギオンは口数の少ない武骨なタイプですが、生真面目で謙虚な性格で仲間との関係は良好です。
ゼギオンは幹部として会議に出席しても発言が少なく、リムルに関係したことでないとほとんど話しません。
しかし、仕事には非常に真面目で横暴な態度も取らないため、仲間からは信頼されています。
不器用ながらも、周囲への配慮を忘れないタイプでもあります。
優しい面も持っており、転スラ日記では子供と遊ぶゼギオンの姿も描かれました。
忠誠心が高く常に強くなろうとしている

ゼギオンはリムルへの忠誠心が非常に高く、常に強さを探求しています。
ゼギオンはリムルに救われたこと非常に感謝しており、神と呼ぶほどに心酔しています。
人型に進化した後はリムルに話しかけられただけで感動に打ち震えるほどで、その忠誠心はディアブロ以上かもしれません。
ゼギオンは蟲魔族では珍しく理性的で平和主義者ですが、リムルの役に立つためにより強くなろうとしています。
平和に暮らすためには強い必要があると考えている可能性もあり、それが強さへの執着に繋がっているのかもしれません。
【転スラ】初登場はいつ?ゼギオンの登場回と活躍を紹介
小説3巻・漫画6巻でリムルに助けられる

ゼギオンの初登場は、転スラ小説版の3巻・漫画版の6巻です。
ジュラの森で死にかけていたゼギオンとアピトをリムルが保護し、その後の2人は配下になりました。
リムルが現れた際、ゼギオンはアピトを守るために戦おうとしており、リムルはそのことにも関心しています。
ただし、当時のリムルはかっこいい虫を助けた程度の認識だったようです。
配下になったばかりのゼギオンは50cm程度の虫でしたが、その後、ラミリスが見た時は70cmまで成長していました。
小説家になろうに掲載されたWeb版ではリムルとの出会いは描かれておらす、最初から人型で登場しています。
人型に進化し帝国最精鋭の4人を瞬殺

成長したゼギオンは地下迷宮80階層のボスに選ばれ、転スラの戦争前夜編で人型に完全変態を遂げました。
さらにヴェルドラが師匠になったことで、急激に強くなっていきます
帝国が迷宮内にまで侵攻した際は、圧倒的な強さで帝国将兵を蹴散らしました。
帝国で最精鋭の4人が現れた際は、あえて敵が回復するのを待ってから戦闘。
空間歪曲防御領域と次元等活切断波動を使用し、あっという間に勝利します。
その強さは、戦いを見ていたリムルとベニマルがあっけにとられるほどでした。
覚醒進化し魔王ディーノに勝利

帝国との戦いで功績が認められたゼギオンは、10万人の魂が与えられて覚醒進化。
アルティメットスキルを獲得し、外皮の一部が究極の金属になりました。
ラミリスを攫いに来た裏切り者のディーノと地下迷宮で戦闘。
ディーノのアルティメットスキルによる攻撃を受けても、全くダメージを受けないほどにゼギオンは強化されていました。
ゼギオンの幻想世界から逃げることもできないディーノは、幻想次元波動嵐を受けて消滅。
復活の腕輪でディーノは生き返りますが、夢の終わりの力の呪いでゼギオンに逆らえなくなっていました。
ディーノに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
蟲魔王ゼラヌスに圧勝

転スラ小説版21巻では、ゼギオンは蟲魔王のゼラヌスに勝利しました。
最初の対決ではゼギオンは、ゼラヌスに不意を突かれて一撃で倒されてしまいます。
しかし、2回目の戦いでゼギオンは、虚無崩壊のエネルギーを循環させる戦法を披露。
リムルの力を借りているとはいえ、存在値1億1400万を誇るゼラヌスを終始圧倒し、勝利しました。
勝利したゼギオンは、ゼラヌスのアルティメットスキルの生命之王を引き継ぐことに
存在値も498万8856から6888万9143になり、大幅なパワーアップを遂げました。
エネルギーの量も竜種並みになり、作中最強クラスになった可能性もありそうです。
【転スラ】ゼギオンと関係の深いキャラクター
リムル=テンペスト

リムル=テンペストは、ジュラ・テンペスト連邦国の盟主で傷ついたゼギオンとアピトを保護しました。
ゼギオンに対してはペットのような感覚だったらしく、戦力になるとは思っていなかったようです。
ヴェルドラがゼギオンを鍛えると言い出した時も、強くなるとは考えていませんでした。
その後、ゼギオンが帝国兵を全滅させたのを見て、茫然としています。
ゼギオンは、自分よりリムルの方が遥かに強いと信じています。
しかし、人型になったゼギオンを見たリムルは、全力を出さないと負けるかもと思っていました。
アピト

アピトは、ゼギオンと一緒にジュラの森を訪れた蜂型の蟲魔です。
蜂蜜を集めるのが仕事で、アピトの集めた蜂蜜は万能薬と呼ばれる効能を発揮しました。
初期は巨大な蜂のような姿でしたが、蜂の特徴を持った人間に近い見た目に。
災害級の強さを持つ蜂を千体以上従える女王蜂となり、最速の魔物と呼ばれる存在になりました。
地下迷宮十傑にも名を連ねており、79階層を守護しています。
また、ゼギオンの唯一の眷属で、ゼギオンが進化した時は祝福を受け取りました。
アピトに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ミリム・ナーヴァ

ミリム・ナーヴァは竜魔人にして最古の魔王の1人で、転スラの作中で最強クラスの存在です。
ゼギオンが、強さを追い求めるようになったのはミリムのせいかもしれません。
転スラ日記でゼギオンとアピトは、集めた蜂蜜をミリムに盗られそうになりました。
ゼギオンはミリムに蹴飛ばされ、アピトが怯えているに何もできませんでした。
シオンがミリムを注意したことで、蜂蜜は盗られずに済んでいます。
ミリム相手に何もできなかったゼギオンは強くなることを誓い、特訓を繰り返すようになりました。
ミリム・ナーヴァに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【転スラ】ゼギオンについてまとめ
転スラに登場するゼギオンについて解説しました。
ゼギオンは圧倒的な強さがかっこいいキャラクターです。
ゼギオンが本格的に活躍するのは帝国との戦いからですが、アニメ3期では地下迷宮が作られるエピソードが放送されると思われます。
ゼギオンが、アニメ3期で登場するかもしれないので楽しみに待ちましょう。