ただ、衝撃に耐えるのも限界があり、立っていられるのもギリギリなくらい見るに堪えない姿です。

それを見た切島は自分にできることはないのかと焦り、思考を巡らせますが恐怖に染まって動けなくなってしまいます。

ファットが貯めた衝撃を放つには僅かざ時間タメが必要ですが、それに備える時間もなく、乱波からの攻撃を受けるばかりです。そこに突然切島が飛び出してきます。

攻撃を受け、打撃を与えてもバリアで跳ね返され無意味だと敵にいわれますが、ファットはタメを作ることに成功し、いい矛になったと切島を誉めます。

ネタバレ③切島の過去と後悔

切島は中学生の頃、生徒同士のいじめを目撃すると必ず声をかけるような正義感と男気溢れる生徒でした。

心に男気がなければ個性は関係ないという言葉をモットーにいじめのような厄介ごとにも首を突っ込んでいましたが、思うように阻止できず、硬化という地味な個性も舐められていました。

反して同級生の芦戸は同じくいじめを止める善良な生徒でしたが、人あたりも良く、個性も派手。いじめていた生徒とも仲良くなるような不思議な魅力と明るさに溢れていました。切島はそんな芦戸と自分を比較し、どこかで引け目を感じていました。

ある時、切島は街中で同じ中学生の生徒がヴィランに襲われているのを目撃します。切島は助けなきゃと心の中で強く思うものの足がすくんで動けません。

そんな中で生徒とヴィランの間に入ったのが芦戸でした。恐怖で固まってしまったクラスメイトの代わりに芦戸がヴィランと対話します。幸いなことに攻撃はされずヴィランは去っていきました。

切島はその日の出来事に後悔を覚えました。他人のピンチに飛び出すこともできない自分は漢ではないと考えていた時、偶然目に入った憧れのヒーローのDVDを見ます。

危険に身を投げる恐怖はないのですか?というインタビューに対して、憧れのヒーロー紅は怖いとはっきり答えていました。

ただそれよりも亡くなった方の最後の表情や救えない辛さの方がさらに恐ろしく、それを知っているから自分は飛び込むのだとも言います。ただ後悔のない生き方が漢気だと教えてくれるのでした。

その直後、切島は雄英高校を目指すことを決意し、情けない自分と決別します。

今回のファットの戦いで飛び出せたのも、あの時に戻ってしまうのではないかという恐怖心や後悔は二度としたくないという想いで行動に移したものでした。

ファットは切島こと烈怒頼雄斗の漢気を甘く見ていたのが敗因だったと大打撃を打ち抜くのでした。

「僕のヒーローアカデミア 第4期」第9話の感想


筆者感想

今回は切島がメインのお話でしたね。
初めて明かされる切島の過去。私は漫画でも知っていた内容なのにいざアニメで見ると辛くてまた泣いてしまいました。

戦いに立つ度に切島は何度もあの時の後悔を思い出して、辛い思いもしていたのかと思うと胸が痛いです。過去と決別したくて、必死に努力を重ねてきた切島のかっこよさがよくわかる一話でした。


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