飢餓の悪魔は第二部で登場する悪魔で、支配の悪魔と戦争の悪魔の姉です。
人間社会を守ろうとしているようですが、矛盾するような発言もあり、本当に人間の味方なのかは怪しいです。
飢餓の悪魔の目的・能力・強さなどを考察します。
チェンソーマンに登場する飢餓の悪魔とは?
飢餓の悪魔のプロフィール
名前 | 飢餓の悪魔 |
愛称 | キガちゃん |
所属 |
|
姉妹 | 死の悪魔・戦争の悪魔・支配の悪魔 |
飢餓の悪魔は女子高生の姿をした悪魔で、外見は人間と区別がつきません。
主人公のデンジや三鷹アサと同じ第四東高等学校に通っており、学年は不明ですが上級生です。
チェンソーマン教会にも所属しており、チェンソーマン教会は彼女の計画通りに行動しているようです。
飢餓の悪魔のためか非常に大食いで、目的よりも食べることを優先しているように見えることも。
耳にはデンジがチェンソーマンになるスターターに似た形のピアスを付けています。
このため、チェンソーマンのファンという考察もありますが、ピアスは飢餓の騎士が持つ天秤にも似ています。
頭脳派で不気味な雰囲気もありますが、どこかズレた言動と食べることを優先する行動のせいで憎めないキャラです。
支配の悪魔・戦争の悪魔の姉で死の悪魔の妹
飢餓の悪魔は、支配の悪魔と戦争の悪魔の姉で、死の悪魔の妹です。
飢餓の悪魔は表情がほとんど変化しませんが、妹に対しては比較的優しい態度で接しているように見えます。
戦争の悪魔と一心同体になっているアサのことは「アサちゃん」と呼んでおり、彼女のことも妹として扱っていました。
ただし、戦争の悪魔を強くしようとして、さまざまな悪巧みを行っています。
そのせいか、戦争の悪魔には嫌われており、アサからも警戒されています。
支配の悪魔であるナユタとは、普通に会話をしていました。
キガちゃん呼びを相手に要求する
飢餓の悪魔は自分の正体を明かした後に、「キガちゃんって呼んで」ということが多いです。
ただし、実際に読んでくれる相手は少なく、本人の前でキガちゃんと言ったのは吉田ヒロフミだけでした。
吉田に「正体を隠す気がなさすぎる」と指摘された際は、バレてもかまわないと言っています。
飢餓の悪魔の登場回
13巻108話:アサの姉を名乗る謎の少女として初登場
飢餓の悪魔は、108話でアサの姉を名乗る謎の少女として登場しました。
108話でアサは制服強強剣で悪魔になったユウコを攻撃し、瀕死の状態にしてしまいます。
ユウコを助けたいアサの前に、自分なら助けられるという飢餓の悪魔が登場。
飢餓の悪魔は妹の頼みだからいいよと言って、ユウコを復活させます。
しかし、復活したユウコはさらに巨大化して、暴れだしてしまいます。
14巻113話:永遠の悪魔に閉じ込められた水族館でアサに正体を明かす
113話では、永遠の悪魔の力で水族館に閉じ込められたアサの前に登場。
謎の少女は、自分は飢餓の悪魔で戦争の悪魔の姉だとアサに打ち明けます。
ヨルは飢餓の悪魔の話を聞かないようにアサに忠告しますが、飢餓の悪魔の力で一時的に消されてしまいました。
飢餓の悪魔は、アサが飢えて理性を失えばデンジを武器にできると言います。
そのために、飢餓の悪魔は、永遠の悪魔の力でアサとデンジを水族館に閉じ込めたのです。
アサは水族館自体を武器にする奇策で脱出し、永遠の悪魔を撃退することに成功します。
14巻122話:吉田ヒロフミに落下の悪魔の出現を知らせる
122話では、飢餓の悪魔は吉田ヒロフミに喫茶店に呼び出され、落下の悪魔の出現を知らせていました。
公安は飢餓の悪魔の存在を掴んでおり、吉田は彼女の目的を聞き出そうとしていたようです。
飢餓の悪魔は、世界を最悪の恐怖に導く1人目の悪魔が現れたことを吉田に告げます。
ただし自分の目的に関しては、はぐらかしていました。
その後、1人目の悪魔の名前が落下の悪魔と判明します。
大量のスイーツを奢らせる飢餓の悪魔の態度に、さすがの吉田もポーカーフェイスのまま抗議していました。
吉田ヒロフミについては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。