ネタバレ② 環いろはについて

環いろはは魔法少女の一人ですが、物語が始まった時点では自分が何を願ったか分からない状態でした。
その願いが何かは契約したキュウべぇにも分かりません。

神浜市に向かう途中での魔女との戦いに契約したキュウべぇとは別の小さいキュウべぇが現れます。
いろはが小さいキュウべぇに触れたとき、いろはの中に強烈なイメージ、ベットに横たわる少女とその横に座る自分の映像が浮かび上がりました。

その夜、いろはは夢を見ます。
救いを求めて神浜市に向かう少女たち、その中に顔の見えない少女がいました。
顔こそ見えないものの、その少女の容姿はいろはの脳裏に浮かんだ少女に酷似しているものでした。
続く夢の中で、いろははキュウべぇとの契約したときのことを思い出します。
『ういの病気を治して』
そこでいろはの夢は終わります。

いろはの願いは明らかになりましたが、ういという人物については未だはっきりしていないです。
顔の見えない少女とういが同一人物であるならば、神浜市に向かうういも魔法少女なのではないかと思われますが、いろはとはどのような関係にある人物なのでしょうか。

また、気になる描写として数枚の写真がいろはの机の上に置かれていましたが、その写真はどこか不自然なものでした。いろは一人が誰かと笑っているような顔をしていたり、誰もいないのに肩を寄せ合っているようなポーズをしていたりと、まるで『そこにいるはずの誰かが消えてしまった』かのように見える写真でした。

ネタバレ③ 「魔法少女まどか☆マギカ」について

本作は同名のゲームを原作としたテレビアニメですが、そのゲームも外伝の名が示す通り、「魔法少女まどか☆マギカ」(以下、まどかマギカ)を原作としています。

「まどかマギカ」は2011年に放送されたテレビアニメです。
「マギアレコード」の原作の原作ということもあり、多くの設定を共有しています。

先述した魔法少女の契約についても「まどかマギカ」で描かれており、その契約は今回語られたものと同じ内容です。

今回、登場したが詳しく説明されなかったものとしてグリーフシードがあります。
やちよからいろはたちに渡された黒い物です。

これは倒された魔女が落とす魔女の卵であり、魔法少女の消耗した魔力を回復させるものです。
いろはが『グリーフシードが手に入らなくなるのは困る』と言ったり、他の地域の魔女が神浜市で魔女と戦うことをやちよが快く思わないこともこれが原因かと思われます。

一方で『神浜市に行けば魔法少女は救われる』というウワサは「まどかマギカ」には無かったものです。
本作で新しく追加されたものですから、やはりこのウワサが物語の中心になりそうです。

それともう一つ、「まどかマギカ」を踏まえて一言付け加えるとすると、
『キュウべぇを信じてはいけない』
です。

アニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」第1話の感想

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