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ルフィの憧れである赤髪海賊団が映画『ONE PIECE FILM RED』で多くの活躍をみせ、原作でも船長であるシャンクスが「ワンピースを奪りに行く」と発言したことで注目を浴びています。
今回はそんな赤髪海賊団の副船長ベン・ベックマンについて、徹底的に解説していきます!
ベン・ベックマンの基本情報
まずはベン・ベックマンの基本的な情報についてみていきましょう。
ベン・ベックマンのプロフィール

名前 | ベン・ベックマン |
誕生日 | 11月9日 |
年齢 | 2年前:48歳 2年後:50歳 |
身長 | 206cm |
血液型 | X型 |
星座 | さそり座 |
出身地 | 北の海 |
好物 | かまぼこ |
役職 | 赤髪海賊団副船長 |
懸賞金 | 不明 |
ベン・ベックマンの初登場
ベン・ベックマンの初登場は『1巻 第1話 “ROMANCE DAWN -冒険の夜明け-”』です。
この時から赤髪海賊団の副船長として登場しており、ルフィとの付き合いも長い人物です。
また、年下である船長シャンクスの子どもっぽさから大人や船長としての責任までをよく理解している人物で、シャンクスにからかわれた後のルフィを宥めるシーンも描かれています。
見た目に関しては、髪色が真っ黒から銀色に近い白髪になったことと、顔に十字の傷が増えたくらいで、初登場時から大きな変化はありません。
ベン・ベックマンは赤髪海賊団の副船長
次は、ベン・ベックマンが伏線長を務める赤髪海賊団についてみていきましょう。
赤髪海賊団とは

赤髪海賊団はルフィが憧れる海賊団です。
ルフィがまだ子どもだったころ、赤髪海賊団がフーシャ村に滞在していたことがあり、その時の経験からルフィは海賊王を目指すことになりました。
加えて、船長のシャンクスはルフィの命の恩人であり、麦わら帽子を預けた人物でもあります。
そのためルフィと赤髪海賊団は切っても切れない関係です。
また、赤髪海賊団たちが初登場した1話の時点での状況はわかりませんが、シャンクスは現在四皇に数えられています。
ベン・ベックマンはそんなシャンクスの相棒として、現在も赤髪海賊団の副船長を務めています。
なお、シャンクスについてはこちらの記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
赤髪海賊団のメンバー
- 船長:シャンクス
- 副船長:ベン・ベックマン
- コック:ラッキー・ルウ
- 狙撃手:ヤソップ
- ライムジュース
- 音楽家コンビ:ボンク・パンチとモンスター
- 航海士:ビルディング・スネイク
- 船医:ホンゴウ
- ハウリング・ガブ
- ロックスター
- 元船員(音楽家):ウタ
- その他:新入りたち
赤髪海賊団については、こちらの記事でさらに詳しく解説・考察しています。
ぜひチェックしてみてください!
ベン・ベックマンの強さと能力
ここではベン・ベックマンの強さと能力についてみていきましょう。
戦闘スタイル

ベン・ベックマンはライフル銃で戦います。
ライフル銃は銃としてだけでなく、鈍器として相手を殴って戦うこともあるようです。
また、武装色の覇気も会得しており、飛んできた銃弾を武装色を纏った素手でつかむこともでき、弾丸に武装色を纏って貫通弾にすることもできます。
その他、初登場の1話では咥えていた煙草を相手の眉間に押し付ける様子も描かれており、型にはまった戦闘スタイルではないようです。
海軍大将”黄猿”ボルサリーノを止める強さ

ベン・ベックマンの戦闘シーンは少ないため正確な強さは明らかになっていません。
しかし、頂上戦争では黄猿のことをライフル銃を向けただけで止める様子が描かれ、相当な実力者であることがうかがえます。
映画『ONE PIECE FILM RED』でも黄猿に銃を向けてけん制している様子が描かれています。
また、初登場時に山賊と戦った際はベン・ベックマン一人だけで敵を制圧しており、「ウチと一戦やりたきゃ軍艦でも引っぱって来るんだな」と話していることから、当時すでに相当な実力を持っていたことがわかります。
ベン・ベックマンの貴重な戦闘シーンが描かれた映画『ONE PIECE FILM RED』については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひチェックしてみてください!
ベン・ベックマンの過去とルフィとの繋がり
本記事の最後に、これまでの行動とルフィとの関係性からベン・ベックマンの人間性についてみていきましょう。
赤髪海賊団がフーシャ村に滞在
ベン・ベックマンは前述のようにワンピースの1話から登場しているキャラクターで、赤髪海賊団がフーシャ村を拠点にし始めたことでルフィと出会いました。
赤髪海賊団のメンバーが騒ぎながらルフィに対して海賊の楽しさを伝えたり、シャンクスがルフィを「ガキだ」とからかったりする中、煙草をふかしながらルフィを諭す様子が描かれており、落ち着いた大人の印象が強いです。
また、ルフィをからかうシャンクスのことを「海賊になる事の楽しさも知ってりゃその反対の過酷さや危険だって一番身にしみてわかってる」と話しており、シャンクスのよき理解者であることも伝わります。
赤髪海賊団として頂上戦争を止めに行く

最初の登場以降、登場も少なく表立って活動している様子は描かれなかった赤髪海賊団ですが、頂上戦争に登場して終戦に導き存在感を発揮しました。
その際ベン・ベックマンはジンベエとルフィを追おうとした海軍大将の黄猿をライフル銃を一つでけん制しており、ルフィたちを逃がすことに大きく貢献しました。
扉絵で誰かの結婚式に参加
頂上戦争以降再び登場が減った赤髪海賊団は、扉絵で誰かの結婚式に参加しており話題になりました。
この結婚式が誰のものだったのかは未だ判明していませんが、わざわざ扉絵で描かれたということで既に読者も知っている誰かの結婚式だったのではないかと言われています。
シャンクスから「ワンピースを奪りに行こう」と言われる
ワノ国編終盤では、何故か赤髪海賊団がワノ国近海に姿を現し、カイドウ達との戦いで消耗した直後にワノ国を襲撃した海軍大将緑牛をシャンクスが覇気のみで追い返す様子が描かれ話題になりました。
現れた理由は判明していませんが、成長したルフィを確認しに来たのではないかと言われています。
そして、シャンクスがニカ姿のルフィの手配書を確認した後、ベン・ベックマンに対して「なァベック そろそろ奪りに行こうか ”ひとつなぎの大秘宝”」と話したことも注目されています。
また、この時の大事なことを一番初めに話す様子から、現在もベン・ベックマンがシャンクスのよき相棒であることがうかがえます。
ルフィの人格形成に影響を与えている?

シャンクスのよき相棒としての印象が強いベン・ベックマンですが、ルフィの人格形成にも大きな影響を与えているのではないかと言われています。
その理由は、映画『ONE PIECE FILM RED』に連動したアニメオリジナルストーリーでのルフィとのやり取りです。
アニメではベン・ベックマンがルフィに対して、人には詮索されたくないこともあることを諭していました。
原作でもルフィは他人のバックボーンに対して興味がなく、ナミやハンコックたちとのストーリーの時にも「言いたくないことを無理に聞く必要はない」というスタンスを保ってきました。
そのため、アニメオリジナルストーリーではありますが、この時のようにベン・ベックマンがルフィに教えた大人の部分が大人になった原作のルフィの人格にも影響を与えているのではないかと言われているのです。
ベン・ベックマンについてのまとめ
今回は赤髪海賊団の副船長ベン・ベックマンについてまとめてきましたが、いかがでしたか?
赤髪海賊団自体の登場が少ないため、ベン・ベックマンの活躍もあまり多くは描かれていませんが、ルフィが成長していく過程を知り、四皇であるシャンクスの相棒でもある重要な人物であることが伝わったのではないでしょうか。
シャンクスがワンピースを奪りに行くと宣言したことから、今後原作での登場回数も増えていくと思われますので、これからの活躍にも期待していきましょう!