
目次
モミジのテングの族長代理を務める少女で、ベニマルとの縁談の話が出るキャラクターです。
原作ではベニマルと本当に結婚しますが、アルビスとの三角関係がかなり意外な展開になりました。
モミジの強さや能力、ベニマルとの結婚について解説します。
【転スラ】モミジとは
半精神生命体の長鼻族(テング)の族長代理を任された少女

名前 | モミジ |
種族 | 長鼻族 |
所属 | テングの隠れ里→テンペスト |
称号 | 族長代理→魔国連邦侍大将第一夫人 |
声優 | 佳原萌枝 |
モミジは長鼻族の族長代理を務める少女です。
体が弱っている長老の娘であり、一族の代表を務めています。
見た目は小柄なかわいい少女ですが、実際に年齢は15歳とかなり若いです。
しかし、族長代理を任されただけあって、相当な実力があります。
テングは天使が魔物に受肉して誕生した種族で、半精神生命体です。
テングは長鼻族と書きますが、実際に鼻が長いわけではなくモミジは人間と変わらない顔立ちをしています。
テングの長老・カエデとハクロウの娘

モミジは、テングの長老のカエデと剣鬼ハクロウの間に生まれた子供です。
カエデは300年前に朧流の荒木白夜に弟子入りし、孫のハクロウとも出会いました。
カエデはハクロウに挑むうちに恋仲になり、モミジを妊娠しました。
モミジが生まれたのが15年前なので、妊娠期間は300年近いです。
カエデは娘を出産したことでかなり力を消耗し、モミジと名付けも行ったことで寿命が尽きかけています。
ハクロウはカエデが里に帰ってから一度も会っていないため、自分に娘がいたことを知りませんでした。
プライドの高さと純粋さを併せ持ったツンデレ

モミジはプライドの高さと素直で純粋な性格を併せ持っており、かなりのツンデレです。
テングの長として高圧的な態度を取りがちですが、好意や愛情は素直に素直に表現します。
そのため、最初はツンツンした態度で、途中から好意的になる典型的なツンデレの行動を取ることが多いです。
【転スラ】モミジの強さや能力を解説
戦闘経験は少ないが圧倒的なエネルギー量を誇る

モミジは山の神とも言われたカエデの力の大半を受け継いでおり、魔素量は非常に高いです。
覚醒前のカリオンに匹敵する存在感を放っており、魔王並みのエネルギー量があると思われます。
ただし、年が若く経験が少ないことが弱点で、力で圧倒できない相手に勝つのは難しいです。
テンペストに来てからはハクロウの指導を受けており、かなり強くなっていると思われます。
エクストラスキルの天狼覚は魔力感知より周囲の様子を把握できる

モミジのエクストラスキル「天狼覚」は、周囲の情報を感知する魔力感知の強化版です。
天狼覚はただ周囲の情報を読み取るだけでなく、幻覚や幻術に惑わされずに正確な情報を把握できます。
テングのモミジには状態異常も通用しないため、デバフ系の能力は効果が無いことになります。
【転スラ】モミジのいるテングの隠れ里の状況とは?
魔王フレイや魔導王朝サリオンと三つ巴で対立している

テングの隠れ里は、魔王フレイが治めるフルブロジアや魔導王朝サリオンと対立する緊張状態にありました。
フレイは標高の高い位置にあるサリオンを手に入れようとしますが、戦力は互角で簡単には勝てません。
フレイはサリオンを落とすために、テングの里を配下に加えようとして争いになります。
サリオンもフレイとテングの争いに乗じて、テングの里を狙うように。
テングの里は、フルブロジア・サリオンと三つ巴で睨み合う状態になっていました。
テングの里があるクシャ山脈は、フルブロジアとサリオンの中間地点です。
さらに、ジュラの大森林とサリオンを結ぶ予定の街道上にあるため、地理的にかなり難しい位置に存在しています。
フレイが魔王ミリムの下についたことで追い詰められる

フレイが魔王ミリムの配下になったことで、テングの里は追い詰められた状態になります。
魔王クレイマンが勢力を広げようとした影響で、力不足を感じたフレイと魔王カリオンがミリムの配下に。
フレイの陣営は大幅に戦力が増した上に、ミリムは1人で簡単にテングの里を滅ぼせる存在です。
争っても勝ち目が無くなったテングは、里を守るために身の振り方を協議していました。
そこにミリム配下になった三獣士がテンペストの使者として現れたことで、モミジは脅されていると勘違いすることに。
しかし、フレイはサリオンを諦めており、フレイとテングが争う理由は無くなっていました。
フレイに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【転スラ】モミジの登場シーンや活躍を解説
三獣士のアルビスと揉めてベニマルに止められる

領土掌握編で初登場したモミジは、アルビスを殺しそうになってベニマルに止められています。
テンペストはサリオンに向かう街道を作る許可を得るために、使者としてベニマルとアルビスを送ることに。
モミジは族長代理として、テンペストの使者に対応します。
当初はテンペストの要求を呑むつもりだったモミジですが、ベニマルがクシャ山脈にトンネルを掘りたいと言ったことで不機嫌に。
モミジはカリオン配下のアルビスが現れたことで、ミリム陣営がテングに脅しをかけてきたと勘違いしていました。
モミジがアルビスを侮辱したことで、2人は戦闘になります。
モミジが力を誤ってアルビスを殺しかけたことで、ベニマルが止めに入る事態になりました。
カエデが登場してモミジとベニマルの縁談が持ち上がる

長老のカエデとの話し合いで、要求を呑む代わりにベニマルがモミジと結婚するという話になります。
長老のカエデが現れ、モミジがハクロウの娘であることが判明します。
カエデはベニマルがモミジと結婚するなら、全ての条件を吞んだ上にリムルに従属すると発言。
モミジも結婚に前向きでしたが、ベニマルは検討すると言ってテンペストに帰還します
改めてテンペストで話し合いが行われ、モミジは脅されていたわけではないことを理解。
誤解が解けたことでテンペストとテングは友好的な関係になり、縁談の話も前向きに進んでいきました。
ベニマルは結婚はまだ早いと言いますが、モミジとアルビスが妻の座をかけて戦うことになってしまいます。
開国祭の武闘大会の日にハクロウとデート

モミジはハクロウと出会い、開国祭の武闘大会の日にデートを楽しみました。
モミジは生まれて初めて父親のハクロウと出会い、喜びを爆発させます。
ハクロウもデレデレの状態になり、武闘大会の出場を断って2人で開国祭を回ることに。
開国祭が終わった後はカエデに会わせるために、ハクロウをテングの里に招待しました。
帝国侵攻編で赤色軍団の指揮を執る

帝国侵攻編では、モミジは赤色軍団を指揮して帝国の軍団を壊滅させる活躍をしました。
帝国との戦争で全体の指揮を執るベニマルに代わって、モミジはベニマル配下の赤色軍団の指揮官として出陣。
モミジは、強力な炎で酸素を奪う妖天紅華焔を発動します。
技が効かない強者を見つける意図がありましたが、敵はモミジの炎で全滅しました。
竜魔激突編でベニマルと結婚

竜魔激突編でモミジは、ベニマルと正式に結婚することになります。
ベニマルが奥手なせいで、モミジとの結婚の話はなかなか進みません。
ベニマルが覚醒魔王に進化し聖魔十二守護王になることが決まりますが、進化したら生殖能力を失うことに。
オーガの代表のベニマルには子孫を残す責任がありました。
リムルが進化の前に子孫を残すように言ったことがきっかけで、ベニマルとモミジは結婚。
モミジは子供を宿し、ベニマルも聖魔十二守護王となりました。
【転スラ】モミジと関係の深いキャラクター
ベニマル

ベニマルはテンペストの侍大将で、ハクロウの剣術の弟子です。
ベニマルが使者としてやって来たことで、モミジと出会いました。
テンペストに脅されていると勘違いしたモミジは最初ベニマルを警戒していましたが、強さを知って好意を持ったようです。
母親にベニマルとの縁談を勧められてからは、素直に好意を表すようになりました。
ベニマルは態度を曖昧にしていましたが、結婚した後は嬉しそうにしています。
ハクロウ

ハクロウは剣鬼と呼ばれる朧流の達人で、モミジの父親です。
モミジの存在を知りませんでしたが、娘がいると分かった瞬間から親バカぶりを発揮するように。
モミジが弟子入りを希望したことで、ハクロウは剣術の指導も行うようになります。
モミジとベニマルの結婚も、熱心に後押しするようになっていました。
アルビス

アルビスは獣王国ユーラザニアの三獣士の1人です。
モミジとはベニマルを巡るライバルでしたが、争ううちにお互いを深く理解し合う存在になっていました。
どちらがベニマルと結婚するかで争っていたはずですが、2人は協力して一緒にベニマルと結婚するという驚きの結論に至ります。
テンペストは、本来一夫一妻制です。
しかし、法律の穴を突くことで、モミジはベニマルの第一夫人、アルビスが第二夫人になりました。
【転スラ】モミジについてまとめ
転スラのモミジについて解説しました。
漫画でも登場しているモミジですが、アニメの3期の後半ではかなり出番の多くなるキャラクターです。
アニメで活躍するモミジの姿に期待しましょう。