
エッグヘッドでの戦いが激化していますが、五老星が海に落ちることを恐れていないような描写が目立ちます。
五老星が悪魔の実の能力者でない可能性がさらに高まったかもしれません。
五老星が海を恐れない理由や力の源を考察します。
五老星は海に落ちても平気?

海に向かって突っ込むウォーキュリー聖の不自然さ
ウォーキュリー聖がエメトに攻撃するシーンは、何のためらいもなく海に突進しているのが明らかに不自然です。
悪魔の実の能力者は海に落ちたら溺れてしまうので、落ちるのを警戒するはずです。
しかし、ウォーキュリー聖は、海にいるエメトに向かってすごい勢いで突っ込んでいました。
結局殴られて吹っ飛んだせいで海には入っていませんが、殴られなかったら海に入っていた可能性が高いです。
まるでウォーキュリー聖は海に入ることを恐れておらず、悪魔の実の能力者でないように見えます。
最新話でも海の近くで平気で戦う
最新話でも五老星は、海の近く平気で戦うシーンが多いです。
最新話のウォーキュリー聖と十ピーター聖は、激しくエメトと戦っています。
足元に燃える木が見えるので陸上で戦っている可能性が高いですが、すでに海に入っていてもおかしくありません。
少なくとも、いつ海に入っておかしくない状況で戦っているのは確かです。
サターン聖が船の船首に飛び乗るシーンもあり、五老星は海水に浸かることを全く恐れていないようにも見えます。
そもそもサターン聖にバブルが効いていない?
過去には、サターン聖にバブルガンが効いていないように見えるシーンがあります。
ワンピース1114話ではサニー号を襲うサターン聖に向けて、リリスがバブルを撃つシーンが描かれていました。
実際にバブルがサターン聖に当たるシーンはありませんが、乱戦の中でリリスは発砲したと思われます。
距離も近いため、サターン聖に一発も当たらなかったとは考えにくいです。
ベガパンクのバブルは軽く触れただけでセラフィムを無力化するほど、能力者には強力な武器でした。
サターン聖が能力者ならバブルが当たったら、動けなくなるはずです。
このシーンは、五老星が悪魔の実の能力者ではないことの伏線かもしれません。
五老星は他人の悪魔の実の力で変身している?

悪魔の実の力で生み出された者は海に触れても平気
悪魔の実の能力者は海に落ちると動けなくなりますが、悪魔の実の力で生み出された者は海に触れても平気です。
能力者が海に落ちると動けなくなって、溺れてしまいます。
海にわずかに触れただけでも、動きが封じられるのは変わりません。
しかし、悪魔の実を食べた本人でなく、能力で作られた者は海に触れても平気で動けます。
ビッグマムのホーミーズは、海の中で平気で活動するシーンがありました。
能力者は海の中で動けなくなりますが、能力そのものは影響を受けないことがわかります。
他人の姿を変える悪魔の実は登場している
他人の姿を変える悪魔の実はすでに作中に登場していますが、五老星は他人の悪魔の実の力で変身しているのかもしれません。
ドレスローザ編でシュガーは、ホビホビの実の力で国民をおもちゃに変えていました。
悪魔の実で、大勢の人間を制限時間なしで別の存在に変えることは可能です。
五老星が他人の悪魔の実の力で変身しているなら、海水に浸かったとしても問題なく動けるでしょう。
五老星自身が悪魔の実の力で生み出された可能性も
五老星は人間が他人の悪魔の実の力で変身しているのではなく、悪魔の実の力で生み出された存在の可能性もあります。
悪魔の実の力で生み出された存在なら、ホーミーズと同じなので海に触れても大丈夫です。
イム様の正体は子供で、子供の姿のシュガーとリンクしているという説もあります。
五老星の正体は、イム様の能力で絵本から出てきた怪物という展開もあるかもしれません。
五老星の変身は魔術?

科学の力を使う巨大な王国に対して連合軍は魔術で対抗していた?
巨大な王国の科学の力に対して、連合軍は魔術で対抗していた展開もあるかもしれません。
巨大な王国は、非常に高度な科学力を持っていたことが強調されています。
しかし、連合軍が巨大な王国にどうやって対抗したのかは語られていません。
多くの物語で、科学と魔術は対立する存在として描かれています。
圧倒的な科学を持つ巨大な王国と対立していたのが、魔術を使う連合軍というのはあり得る話でしょう。
五芒星は五老星が魔術を使っていることの暗示?
五老星と五芒星の縁が深いのは、魔術を使う暗示かもしれません。
五老星は、瞬間移動する際に五芒星を出現させています。
五芒星は、古くから西洋でも東洋でも魔術的な意味を持つ記号として用いられてきました。
また、五芒星を見た海兵が魔法陣と叫んでいるので、作中でも魔術を連想させるものなのは明らかです。
悪魔の実の力ではなく、五老星が魔術で変身していることの伏線かもしれません。
魔術で変身しているなら、五老星が海に落ちるのを恐れないのは当然です。
五老星の名前自体が五芒星からきている?
五老星という名前自体が、五芒星から考えられものかもしれません。
五老星が変身した怪物は、干支の動物に対応させることが可能です。
サンドワームはミミズのように思われますが、ワームは本来ドラゴンの一種なので龍として扱えます。
五老星を干支に対応させると以下のようになります。
- 牛鬼:丑
- サンドワーム:辰
- 馬骨:午
- 以津真天:酉
- 封豨:亥
干支は方角にも対応しており、丑・辰・午・酉・亥の方角を線で結ぶと五芒星の形になります。
偶然にしては出来すぎている感じで、五老星の名前と変身する怪物の由来は五芒星と干支の可能性が高そうです。
CP9が付けていた仮面も魔術を連想させる
CP9が付けていた仮面も、黒魔術に関係する悪魔に似ています。
CP9だった頃のルッチが付けていたのは、牛の仮面と言われることが多いです。
しかし、ルッチの仮面はバフォメットにも似ています。
バフォメットは、黒魔術や悪魔崇拝のシンボルです。
さらにルッチの付けていた仮面の目は、イム様にそっくりになっています。
CP9がイム様に似た眼のバフォメットの仮面を付けていたのは、世界政府と魔術の関連を示した伏線だったのかもしれません。
五老星の変身は科学の力?

科学の力で変身していてもおかしくない
逆説的ですが、五老星は科学の力で変身しているとも考えられます。
五芒星は魔術を連想させますが、実際は五老星の力は科学技術によりものかもしれません。
SF作家のアーサー・C・クラークは。「十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない」と言っています。
古代の科学技術で五老星が、怪物に変えられていたとしてもおかしくはありません。
五老星は怪物にされたことで巨大な王国と対立した?
五老星は怪物に変えられたことで、巨大な王国と対立している展開もあるかもしれません。
五老星の変身が科学技術によるものなら、巨大な王国によって改造された可能性があります。
五老星が怪物にされた存在なら、巨大な王国を恨んでいるでしょう。
マリージョアの動く歩道が人力で動かされていたのは、五老星が高度な科学技術を嫌っている伏線かもしれません。
サターン聖を見たベガパンクのセリフは伏線だった?
サターン聖の力を見た時のベガパンクのセリフは、科学技術で変身していること示す伏線だった可能性もありそうです。
ベガパンクは、サターン聖の力で動きを封じられた時に「科学の力でないなら悪魔の実の力」と発言しました。
悪魔の実の力だと言っているようにも見えますが、科学の力でないと断言はしていません。
逆説的に悪魔の実の力でないなら、科学の力だと言っているようにも聞こえます。
ベガパンクの発言はサターン聖の変身が、科学の力によるものだという伏線かもしれません。
五老星を倒す方法を考察

描写的に実体がダメージを受けていない可能性がある
描写的に五老星は、実体がダメージを受けていない可能性が高いです。
ルフィはサターン聖に対して、攻撃してもこたえないと言っています。
これは攻撃が当たっているように見えても、実際は当たっていない可能性があります。
覇気を使わないと、実体に攻撃が当たらないロギア系に近いのかもしれません。
ただし、覇気の攻撃でも実体を捉えられないなら、ダメージを与える方法がありません。
変身の仕組み自体を解き明かす必要がありそう
五老星は倒すには、変身の仕組みを解明しないと無理そうです。
他人の悪魔の実の力で変身しているなら、変身させている存在の力を無力化しない限り、五老星は無敵なのかもしれません。
魔術の力で変身している場合も、力の源を破壊しないと倒せない展開も考えられます。
いずれにせよニカになったルフィの力でダメージを受けていないなら、正攻法では倒せないでしょう。
五老星の頑丈さは裏があるような描写が多いので、何かしらの種明かしがあるのは間違いなさそうです。
五老星が海を恐れない理由についての考察まとめ

五老星が海を恐れない理由や何の力で変身しているのかについて考察しました。
まだまだ謎の多い五老星ですが、単純に悪魔の実の力で変身しているわけではなさそうです。
不死身に関しては何らかの秘密があるのは、間違いないでしょう。
エメトの切札が使われることになりそうですが、攻撃を受けた五老星がどうなるのかに注目しましょう。