
2024年7月15日(月)発売の週刊少年ジャンプ33号に掲載される『呪術廻戦』263話のネタバレと考察をご紹介します。
呪術廻戦ネタバレ262-2話のおさらい
呪術廻戦ネタバレ262話-2①|乙骨が使用できる術式は無下限呪術のみ

- 262話-2は、前回の262話に続いて、乙骨と宿儺の戦いの続きから始まる
- 積極的に攻撃を仕掛ける乙骨と、領域展延で無下限呪術を中和させながら戦う宿儺
- ここで、五条の肉体には、リカが憑いてこなかったことが判明
- その上、羂索の術式を使用しながら他の術式の同時併用はできない
- そのため、仮にリカが戦場にいたとしても、乙骨は他の模倣の術式を使用できない
- このことから、乙骨が現在使用できる術式は、無下限呪術のみ
呪術廻戦ネタバレ262話-2②|五条の肉体の制御に苦戦する乙骨

- 無下限呪術しか使用できないため、手数が少ない乙骨
- 一方の宿儺も左腕を使用できないことから、世界を断つ斬撃を使用することができない
- このことから乙骨は、今の宿儺には術式展延以外に無下限呪術を破る術がないだろうと考える
- 「アドバンテージは僕にある‼︎」と、一撃を与えようとする乙骨
- しかし、元々の肉体との腕や脚の長さの違いから、攻撃を外す
- さらに、無下限呪術を使用した技も不発に終わる
- 乙骨は五条と一度しか入れ替え修業をしていない
- そのため乙骨は、五条の肉体や術式に十分に順応できず、苦戦を強いられる
呪術廻戦ネタバレ262話-2③|さまざまな可能性について推測する宿儺

- 五条の肉体の制御に苦戦する乙骨
- 何度も重ねる乙骨のミスから、宿儺も乙骨に起きている事態に気づく
- 戦いながら宿儺は、現在の乙骨についてさまざまな仮定と推測を重ねていた
- 今の乙骨には無下限呪術以外の手札がないと踏む宿儺
- さらに宿儺は、乙骨が虚式「茈」を発動するのではと推測する
呪術廻戦ネタバレ262話-2④|虚式「茈」の呪詞を唱える乙骨

- 虚式「茈」を発動するのではないかと推測した宿儺
- その推測はやがて、的中することになる
- 「九綱 偏光…」と呪詞を唱え始める乙骨
- すかさず宿儺は、乙骨の顔面を殴り飛ばす
- なぜ五条は最終的にあの形で虚式「茈」を発動せざるを得なかったのか、乙骨は理解していないのかと疑問に思う宿儺
- 一方、乙骨は模倣を同時に使用できると、宿儺は思っていないだろうと考える
- 宿儺の思考の裏を突くことで、乙骨は宿儺の油断を誘う作戦に出る
呪術廻戦ネタバレ262話-2⑤|狗巻の助けもあって乙骨が虚式「茈」を発動!

- 宿儺の隙を誘うべく、乙骨は術式順転「蒼」を発動
- 乙骨の放った「蒼」は、衝撃波を生むだけで、宿儺にダメージを与えることができない
- しかし、その衝撃で宿儺の領域によって顕現した大量の頭蓋骨から、ICレコーダーが浮き上がる
- ICレコーダーから、狗巻の「動くな」という呪言が流れる
- これによって、動きを封じられる宿儺
- その隙に、「九綱 偏光 烏と声明 表裏の間」と、呪詞を唱える
- 乙骨そして、乙骨は虚式「茈」を発動させる
呪術廻戦262-2話のネタバレ詳細を知りたい方は下記よりご覧ください。
呪術廻戦ネタバレ263話
呪術廻戦ネタバレ263話①|虚式「茈」で乙骨の領域が崩壊する

263話は、乙骨が虚式「茈」を発動した続きから描かれます。
乙骨の虚式「茈」は宿儺に命中し、宿儺は顔の左側を中心に傷を負うことになりました。
しかし、乙骨は虚式「茈」の発動に慣れておらず、自分の領域ごと破壊してしまいます。
領域が破壊されたのを機に、すぐさま参戦する虎杖と東堂。
「俺たちに当てるつもりで構わん‼︎」「術式が回復したら何度でも茈を叩き込め‼︎」と、東堂が乙骨に言います。
一方、乙骨の茈によって伏魔御厨子も崩壊したため、宿儺も一時的に術式の使用が困難な状態です。
高専側が一気に、宿儺に畳み掛けていきたい局面ですね!
呪術廻戦ネタバレ263話②|羂索の術式を維持できず、乙骨が倒れる

宿儺の術式の使用が困難になったものの、高専側も窮地に陥ります。
領域が崩壊したことで乙骨の術式も焼き切れたため、5分を持たずして羂索の術式の運用が止まってしまったのです。
そのため乙骨は、肉体を制御できずにその場に倒れます。
羂索は生前、領域展開後も身体を維持できなくなることはなく、問題なく行動できていました。
しかし、羂索はなぜそれができたのか、乙骨が模倣した術式の情報からは読み取れなかったようです。
戦う虎杖と東堂のために、せめて結界を構築したい乙骨でしたが、限界が近づいていました。
果たして乙骨はこのまま、死亡してしまうのでしょうか?
呪術廻戦ネタバレ263話③|宿儺の黒閃に耐える東堂

倒れる乙骨に気を取られていた東堂。
その隙を見逃さず、宿儺は黒閃を東堂に喰らわせます。
東堂は血を吐きながらもすぐさま不義遊戯を発動し、宿儺の死角に虎杖を登場させます。
この時東堂は、舞っている乙骨の結界の欠片と虎杖を入れ替えさせたようです。
大量に舞う結界の欠片には、不義遊戯の入れ替え対象である呪力が籠っています。
そのため東堂は、不義遊戯にとってこれ以上ない独壇場だと考え、積極的に虎杖が攻撃できるチャンスを作り出します!
呪術廻戦ネタバレ263話④|虎杖の一撃に指を吐きだす宿儺

東堂はビブラスタップを叩いたことで、虎杖は宿儺の隙を作ることに成功。
その隙に虎杖は、宿儺に触れて「解」を発動します。
この時、虎杖が放った解は、術式対象を宿儺と伏黒の魂の境界に限定させたもの。
そのために打撃よりも確実に魂の同調を阻害させることができます。
この一撃がかなり強力だったようで、宿儺は飲み込んだ指を吐き出してしまいました。
「魂の境界への解を喰らい続ければ、俺は肉体を維持できずに負ける…」と、虎杖の攻撃で初めて敗北を悟る宿儺。
宿儺はすぐさま指を飲み込み、再び虎杖と戦います。
呪術廻戦ネタバレ263話⑤|東堂の術式によって宿儺の死角に現れる虎杖

虎杖の一撃に天元を吐き出した宿儺。
しかし宿儺は、「喰らわなければどうということはない」と、余裕な表情を見せながら戦います。
また、東堂のビブラスタップも壊れかけていることに気づいた宿儺は、後一回しか使えないだろうと考えました。
そして、東堂が高速でビブラスタップを叩いたことで、宿儺の周りを高速で瞬間移動する虎杖。
この一回で壊れたビブラスタップを、東堂は歯で叩くことで術式を発動。
この東堂の工夫により、虎杖は宿儺の死角から、魂の境界を狙った解の構えをとります。
呪術廻戦ネタバレ263話⑥|邪去侮の梯子が宿儺を襲う!

虎杖が解の構えをとっていた時、宿儺は上空を見ていました。
というのも、上空では天使の術式を持った来栖が構えていたためです。
ここで、乙骨と来栖が話す回想シーンが描かれます。
乙骨は来栖と天使に対し、最後は君達に頼ることになるかもしれないと話します。
その上、来栖が戦う必要がないまで場を仕上げた後、トドメに「邪去侮」を撃ってほしいと、乙骨は来栖に頼んでいました。
そして、乙骨は模倣術式の強みを活かすと話します。
乙骨がいう模倣術式の強みとは、模倣した術式の模倣元に対して、意識が薄れること。
乙骨の経験則によると、模倣した術式と同じ術式を持った本家が出てくることを、相手は想定しないことが多いようです。
今回来栖が参戦したのは、乙骨が話すこの強みを活かすためでした。
話は現在に戻り、上空で構える来栖。
そして、来栖が出力最大の「邪去侮の梯子」を発動したところで、263話は終了します。
「大勝負の行方は⁉︎」という煽り文からも、新宿決戦の決着も近いのかもしれません!
呪術廻戦ネタバレ263話|まとめ
263話では、乙骨の虚式「茈」発動後の様子が描かれました。
序盤では、乙骨は領域崩壊によって術式が焼き切れたため、倒れてしまいました。
死亡したとは明記されていませんが、乙骨がここで死亡した可能性も十分に考えられそうです。
乙骨がこの後登場することがあるのか、気になるところですね。
また、虎杖が魂の境界を狙った解の構えを取ると同時に、来栖も現れました。
この二人の同時攻撃となると、さすがの宿儺も重傷を負うことになるでしょう。
果たして、二人の攻撃は宿儺に命中するのでしょうか。
次回の264話も注目です!