140年以上前は魔女教徒に福音書は届かなかった?

ジュースとフォルトナ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

140年以上前の魔女教徒は、福音書を受け取っていなかった可能性があります。
エミリアの過去の記憶に、ジュースと行動を共にする魔女教徒たちが登場しました。

しかし、彼らは、現在の魔女教徒のように攻撃的な異常者ではなく普通の人間です。
福音書が受け取った人間を狂暴な魔女教徒に変えるなら、当時は福音書が届く習慣はなかったのかもしれません。

ジュースが魔女因子を取り込んで、狂人のペテルギウスに変貌したことで魔女教自体が変質した可能性もありそうです。

【リゼロ】福音書と叡智の書の仕組みを考察

福音書は魂を転写して魔女教徒を生み出している?

屍人になったスピンクス
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

福音書は、過去の魔女教徒の魂を転写することで狂暴な魔女教徒を生み出している可能性があります。
リゼロ世界には魂を転写することで、別の人間の肉体に元の魂の人格を植え付けることが可能です。

ロズワールは子孫の体に魂を転写することで、初代から現在まで同じ人格で存在しています。
エキドナも、自分の魂を肉体に転写することに成功しました。

福音書は、過去の狂暴な魔女教徒の魂を転写するために、送られてくるのかもしれません。
叡智の書が世界の情報を引き出す力があると考えると、模造品の福音書が過去の魂を転写する力がある可能性はありそうです。

福音書を受け取った人間は、過去の魔女教徒の魂と相性が良い人物なのかもしれません。

本人が求める内容が記述されるからベアトリスの本は白紙だった

本を抱くベアトリス
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ベアトリスの叡智の書のページに何も記述されなくなったのは、本人が望むものが無くなったからだと考えられます。
叡智の書は未来が記載される予言の書ですが、内容は持ち主にとって必要な情報です。

持ち主にとって役に立たない情報が、記述されるわけではありません。
この点は、福音書と同じと考えられます。

400年間書庫を守り続けたベアトリスはその人が現れないことに疲れて、終わりを望むようになっていました。
ベアトリスの望みがなくなったことで、叡智の書は白紙になった可能性が高いです。

ベアトリスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

【リゼロ】福音書についてまとめ

Re:ゼロから始める異世界生活に登場する福音書について解説しました。
福音書の謎は作中で明かされていませんが、受け取った人間が変貌する可能性は高そうです。

福音書の謎が明かされた時は、魔女教についてのさまざまな明らかになる時なのかもしれません。

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