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リゼロのシリウス・ロマネコンティは、ペテルギウスの妻を自称する憤怒の大罪司教です。
普段の穏やかな態度のせいでまともに見えますが、実際は大罪司教らしい異常な性格をしています。
シリウスの強さや能力、正体について考察します。
【リゼロ】憤怒の大罪司教・シリウス・ロマネコンティとは
愛のために全てを1つにしようとする狂人

名前 | シリウス |
年齢 | 100歳以上 |
身長 | 168cm |
声優 | 安済知佳 |
シリウスは憤怒の大罪司教で、愛のためにすべてを1つにしようとする狂人です。
全身を包帯で覆っており。左目だけが覗いているという異様な見た目をしています。
愛によって1つになり、思いやりにあふれた優しい世界を作ることを主張。
一見温厚で物腰も柔らかいため、まともな人物に見えますが、実際は他人の考えを一切認めない狂人です。
権能によって周囲の人間の感情を無理矢理一つにし、最終的に発狂死させてもお互いを思いやる気持ちの結果だと信じています。
矛盾的を指摘されると激高して荒々しい言葉遣いで罵倒してくるため、自分の間違いを認めることはありません。
ペテルギウスの妻を自称し再会を信じている

シリウスは死んだペテルギウスの妻を自称しており、いずれ再会できると信じています。
シリウスはロマネコンティ姓を使用し、自分はペテルギウスと妻だと主張していました。
しかし、実際は勝手に名乗っているだけで、結婚はしていません。
シリウスは愛し合っていると言い張りますが、ペテルギウスは彼女に興味がなかったようです。
ペテルギウスの憑依先の死体の中に彼がいないか確認したり、ペテルギウスの遺体を食べていたことも明らかになりました。
また、ペテルギウスはいずれ復活して、再会できると考えています。
現在は怠惰の魔女因子を取り込んだスバルが、ペテルギウスとして復活すると考えるようになりました。
ペテルギウスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
魔女教大罪司教なのに嫉妬の魔女を憎んでいる

シリウスは魔女教大罪司教なのに、信仰の対象であるはずの嫉妬の魔女を憎んでいます。
ペテルギウスは、嫉妬の魔女に対して異常なほどの信仰心を向けていました。
シリウスは独占欲の強さゆえか、ペテルギウスの信じる嫉妬の魔女を憎んでいます。
さらに、司教なのにクソ魔女と罵倒までしていました。
シリウスが魔女教にいるのはペテルギウスの近くにいたいからで、教義のことすら把握していません。
嫉妬の魔女と特徴が一致するエミリアに対しても、激しい憎しみを抱いていました。
嫉妬の魔女に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【リゼロ】シリウスの権能を解説
範囲内の人間の感情と感覚を1つにできる

シリウスは権能が有効な範囲にいる人間全員に、感情と感覚を共有させることが可能です。
特定の人物の感情を周囲の人間に共有させて、全員を同じ気持ちにすることができます。
感情を共有した群衆が、子供の飛び降り自殺を見て拍手喝采するという異常事態が起きていました。
感情を共有させて、人々を操り人形にすることも可能。
共有した感情は人から人に伝染することで増幅され、最終的には全員発狂して死亡します。
感覚の共有は、1人が受けた傷や痛みを全員で共有させる能力です。
1人の人間が死亡すると、感覚を共有した人間は全員死亡します。
感覚を共有することで、シリウスが受けたダメージを攻撃をした相手と共有することも可能です。
シリウスが望めば、特定の人物だけ感覚の共有から外すこともできます。
倒し方を考えないと感覚を共有した者も一緒に死ぬ

何も考えずにシリウスを殺してしまうと、感覚を共有した者も一緒に死んでしまいます。
シリウスは強敵ですが、斬られれば普通に死亡する存在です。
しかし、感覚を共有している人間がいると、全く同じダメージを受けて死亡することに。
権能を無効化せずにシリウスを倒すと、相当な数の人間が道連れにされる可能性があります。
【リゼロ】シリウスの能力・強さを解説
権能無しの戦闘能力は大罪司教で最強

シリウスは権能無しの戦闘能力なら、大罪司教で最強の実力者です。
純粋に技量や身体能力が高く、権能に頼らなくてもかなり戦闘能力があります。
少年を片手で持ち上げ、少女を胴体に括り付けた状態で人間離れした敏捷性を発揮するほど身体能力が高いです。
鉄鎖術はラインハルトが熟達していると評価するほどの腕前で、横薙ぎの一撃は石の塔を粉砕するほどの威力があります。
また、腕だけでなく足でも鎖を操ることが可能です。
強力な炎を操る能力がある

シリウスは強力な炎を操る能力があり、鉄鎖術と併用して戦闘を行います。
シリウスは黒い炎を操ることができ、その火力は本人まで焦がすほどの威力。
プリシラには、包帯だらけなのは自分の炎で焼かれたからではないかと言われていました。
戦闘中は身体から黒炎を発生させ、鉄鎖術で敵を攻撃します。
炎を操る能力が権能と関連性があるのかは不明です。
【リゼロ】シリウスの登場と活躍を解説
感覚の共有でスバルの命を奪う

第五章で初登場したシリウスは、感覚を共有を使ってスバルを二度殺害しています。
一週目の世界でシリウスは権能を使い、周囲の人間の感覚と感情を1つにしました。
その後、人質の少年・ルスベルを塔から転落させて、スバルを含む近くにいた人間全員を殺害。
二週目の世界では、シリウスのいる塔の中にスバルが侵入します。
しかし、スバルの攻撃はシリウスに通用せず、ルスベルが死んだことでスバルも死亡しました。
スバルに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
ラインハルトに倒されるがスバルが死亡して死に戻り発動

ラインハルトとの戦闘でシリウスは完敗しますが、スバルが死んだことでふたたび死に戻りが発動します。
三週目の世界ではラインハルトと戦闘になり、素手の攻撃であっさりとシリウスは両断されてしまいます。
しかし、感覚の共有で近くにいた人間が、切り裂かれてしまいスバルも死亡。
四週目の世界に、突入することになります。
人質を利用してエミリアに勝利

四週目の世界では、人質をうまく使うことでエミリアとの戦いに勝利しました。
スバルの下にエミリアとベアトリスが現れ、協力してシリウスと戦うことになります。
シリウスはエミリアの姿を見て激高し、2人は激しい戦闘に突入。
スバルとベアトリスはルスベルを助けようとしますが、シリウスに操られた群衆から逃げ回る羽目になります。
戦闘はエミリア優位の展開になりますが、シリウスは少女ティーナを人質に。
動揺したエミリアは攻撃を受けて失神し、横から現れたレグルスに攫われてしまいました。
エミリアに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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リリアナに権能を無効化されプリシラに敗北

エミリアを退けたシリウスですが、リリアナに権能を無効化されてプリシラに敗北します。
群衆を操るシリウスを倒すために、プリシラが出陣することに。
プリシラは同行させたリリアナの歌声で、権能を無効化します。
感覚を共有する群衆を失ったシリウスは、プリシラと一騎打ちに。
ティーナが人質に取られますが、プリシラはティーナを傷つけずにシリウスを切り裂きます。
シリウスは水路に落下し、戦いは終わりました。
プリシラに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
最後は王都に運ばれて監獄塔に入れられる

シリウスは死亡しておらず、王都の監獄塔に送られることになりました。
プリシラに倒されたシリウスは生きており、発見後に捕縛。
スバルは魔女教の情報を引き出そうとしましたが、シリウスは暴食の実態に関する情報以外何も知りませんでした。
シリウスは、いずれスバルがペテルギウスになると思っていることが判明。
最後はラインハルトによって王都に護送、監獄塔で取り調べを受けることになっています。
【リゼロ】シリウスの正体を考察
包帯の下の素顔はフォルトナと同じ?

包帯だらけで素顔が分からないシリウスですが、その正体はフォルトナではないかと言われています。
シリウスは以下の点が、フォルトナと共通しています。
- 包帯の下から見える瞳と髪の毛の色が同じ
- どちらも100年以上生きている
- どちらもペテルギウス(ジュース)に好意を持っている
これらの共通点から、シリウスは記憶を失い狂人になったフォルトナではないかと疑われているのです。
ジュースが魔女因子を取り込んで狂人になったことを考えると、フォルトナとシリウスの共通点から同一人物を疑うのは当然と言えます。
フォルトナだとするとエミリアの反応がないのが不自然

ただ、シリウスがフォルトナだとすると、エミリアが何の反応もないのが不自然です。
エミリアはシリウスと戦っていますが、フォルトナだとは全く疑っていません。
エミリアは記憶を失っていたせいでペテルギウスに気づきませんでした。
しかし、記憶を取り戻したエミリアは、ペテルギウスの気配を感じただけでジュースだと気づいています。
シリウスがフォルトナと同一人物なら、エミリアは自分の育て方の親だと気づきそうです。
少なくとも姿を見て違和感を感じそうなのに、そんな描写は全くありません。
それどころか、温厚なエミリアが何のためらいもなく先制攻撃をしかけています。
エミリアの反応を見る限り、シリウスがフォルトナの可能性は低いです。
ただ共通点が多いことは事実なので、フォルトナ本人でないとしても何か関係があるかもしれません。
声優が異なるのでフォルトナとは別人?

アニメ3期でシリウスが登場し、声優がフォルトナと別人だと判明したことでさらに別人の可能性が高くなりました。
キャストが発表される前は、シリウスとフォルトナの声優は同じではないかという予想が多かったです。
しかし、シリウスの声優は安済知佳で、フォルトナ役の戸松遥ではありませんでした。
声優が別人だったことで、2人が同一人物の可能性は低くなったでしょう。
とはいえ、決定的な情報はないので、同一人物説が完全に否定されたわけではありません。
フォルトナに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【リゼロ】シリウスについてまとめ
リゼロに登場するシリウスについて解説しました。
シリウスは生存しており、今後の再登場は間違いないでしょう。
捕まった状態なら包帯が外されて、素顔が明らかになるかもしれません。
再登場時に、フォルトナと同一人物なのかはっきりする可能性は高いです。
アニメ3期では、シリウスの戦闘シーンがかなり多いので登場を楽しみに待ちましょう。