ピーター聖との血縁が命を救う可能性

ソマーズ聖にとって一筋の希望があるとすれば、五老星シェパード・十・ピーター聖との血縁関係かもしれません。同じシェパード家の出身であり、親子もしくは近い血縁者である可能性が高いとされています。

ソマーズ聖のフルネームは「シェパード・ソマーズ聖」。五老星のシェパード・十・ピーター聖と同じシェパード家であり、ピーター聖の息子または孫にあたるのではないかと考えられています。

五老星の一員であるピーター聖がイム様に口添えすれば、直接粛清ではなく「騎士団からの追放」程度で済む展開もあり得ます。ただしサターン聖の前例を見ると、イム様は情に流される存在ではなさそうです。ピーター聖の嘆願が通るかどうかは正直なところ五分五分でしょう。

ロキ・ギャバンに倒される展開もあるか

イム様の粛清以外にも、ソマーズ聖が退場するルートは複数考えられます。有力なのは、スコッパー・ギャバンとの直接対決です。すでにギャバンはソマーズ聖の腕を覇王色の覇気で斬り落としており、再生を封じることに成功しています。

第1152話で覇王色の覇気が神の騎士団の不死を打ち破ることが判明しており、ギャバンの攻撃はソマーズ聖にとって天敵と言えます。過去にもギャバンは何度も神の騎士団を「ズタズタにして追い返した」実績があるのです。

ソマーズ聖は覇王色の覇気による攻撃で不死性が無効化されることが作中で描かれています。ギャバンに加え、伝説の悪魔の実を食べたロキも覇王色の使い手であり、ソマーズ聖には複数の脅威が迫っています。

また、黒竜化したロキもソマーズ聖にとって大きな脅威です。ロキはすでに覇王色の覇気の使い手であることが描かれています。イム様に粛清される前に、エルバフの戦場で倒されるという展開も十分に考えられるでしょう。

あにま
ギャバンかロキか、それともイム様か…退場ルートが多すぎる!

ソマーズ聖の退場が物語に与える影響

神の騎士団の弱体化と内部崩壊

ソマーズ聖が退場すれば、神の騎士団の戦力は大幅に低下します。すでにシャムロック聖はマリージョアに帰還しており、エルバフに残っているのはソマーズ聖とキリンガム聖、そして軍子宮のみです。ここからさらに一人欠ければ、エルバフでの作戦は完全に瓦解するでしょう。

マリージョアが革命軍に攻められている状況で騎士団の戦力が削がれるのは、世界政府にとって致命的です。イム様の支配体制そのものにヒビが入り始めているとも言えます。

加えて、仲間が次々と粛清されれば残りの騎士団員にも動揺が広がるはずです。「次は自分かもしれない」という恐怖は、忠誠心を揺るがす最大の要因になり得ます。サターン聖に続きソマーズ聖まで消されれば、騎士団内部に「イム様への不信」が芽生えてもおかしくありません。

イム様の恐怖支配が崩れる伏線に

ソマーズ聖の粛清がもし実現すれば、それは単なる一人の退場に留まりません。イム様の統治が「恐怖による支配」でしかないことを、読者にも作中のキャラクターにも突きつけることになります。

サターン聖の粛清は海軍中将たちの目の前で行われました。同じことが繰り返されれば、「このまま従っていて本当にいいのか」という疑問が世界政府の内部で一気に広がる可能性があります。

あにま
恐怖で縛るだけの支配は、いつか必ず崩壊するものだよね。

尾田先生はこれまで、強大な権力の内側から崩壊が始まるパターンを何度も描いてきました。天竜人の横暴に耐えかねたドフラミンゴの父親しかり、世界政府に反旗を翻したコブラ王しかり。ソマーズ聖の退場が、イム様の支配体制を揺るがす最初の大きな亀裂になる——そんな展開が待っているかもしれません。

おすすめの記事