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ナナチとの出会い
ミーティとは違い、ナナチは極北の国で育ったため、肌の色は白く、銀髪でした。
↑成れ果てになる前のナナチ
ナナチは、ミーティ同様孤児でしたが、生まれつき頭が良く、拾った本を読んで独学で文字を覚えるくらいに聡明でした。
ナナチは拾った本のうち、アビスについて記された本を気に入り、いつかアビスに行くことを夢見ていました。
そして、ボンドルドがナナチの住んでいた街にやってくると、多くの孤児たちと供に彼の誘いに乗り、アビスまでやってきたのです。そして、アビスの底に向かう旅の途中で、ミーティと知り合ったのです。
当初、不躾なミーティを煙たがっていたナナチですが、徐々に、ミーティの素直な性格に惹かれ、二人は仲良しになりました。
ボンドルドの非情な実験
ミーティとナナチは、ボンドルドが管理している、アビス第五層にある探掘家たちの前線基地「イドフロント」に到着しました。
ミーティとナナチは、他の孤児たちと一緒に、イドフロントにある部屋の一室で待機していました。
ボンドルドは、どういうわけか子供たちを一人ずつ呼んで、何かをさせているようです。そして、ボンドルドに呼ばれた子供たちは、二度と戻ってくることはありませんでした。
ミーティの出番になったとき、ナナチはこっそりと部屋を抜け出して、建物の中を散策していると、部下と話をしているボンドルドを見つけました。そして彼らの会話から、ボンドルドが、自分たちを上昇負荷を解決するための実験台にしていると知りました。
真相を知ったナナチは、ミーティとともにボンドルドにとられられ、第六層に降りるための昇降機へ、二人別々閉じ込められました。
その昇降機は、アビスの上昇負荷を、相手に押し付けることができる仕組みになっているのです。ミーティは、怯えるナナチを励まし、自分がナナチの分まで上昇負荷に耐えると言いました。
そして、昇降機が第六層まで下ろされ、再び上昇すると、アビスの力場により、ナナチの体はウサギのぬいぐるみのようになり、ミーティはかわいそうなことに、体が崩れ去り、不気味な生き物の姿になってしまったのです。
二人は、ボンドルドの貴重な実験成果として、しばらくイドフロントで暮らしていました。
ナナチは、当初はショックで塞ぎこみ、ミーティの絵ばかり描いていましたが、ボンドルドがミーティの不死の肉体を調べるために、体をすりつぶそうとしていたことから、ミーティを連れて逃げ、第四層までやってきたのです。
「メイドインアビス」ミーティを演じた声優
ミーティを演じている声優は、喜多村英梨です。クールな女性キャラから、明るい女の子まで、幅広い役をこなす方です。
実は幼少の頃から、女優として活躍しており、「ズッコケ三人組」や、「さわやか三組」「ウルトラマンダイナ」などに出演経験があります。
久しぶりにゲッターズ飯田さんに直接占ってもらいました(◍´͈ꈊ`͈◍)
— 喜多村英梨 ✦ キタエリ (@KITAxERI) March 18, 2020
ポジティブで素敵なお言葉を沢山いただけました✨
ご縁があったらまたご一緒出来たらいいなぁ〜!
あとは、SH!NE GO!NG UPの振りをツーステしながら楽しめる簡単なモノを考え直したので動画撮り直します!ので、もう少々お待ちをっ pic.twitter.com/7JiQOBfa5f
その後、プロダクションIGのアニメ「BLOOD+」で主役の音無小夜の声優に抜擢され、実力派の声優となります。
その他に、「フレッシュプリキュア」のキュアベリー役、「魔法少女まどかマギカ」の美樹さやかなど、数多くのアニメ出演しました。
また、人気格闘ゲーム「ストリートファイターⅤ」のハン・ジュリ役など、幅広い活動を行っています。
「メイドインアビス」ミーティが死亡する最後とは
レグの「火葬砲(インシネレーター)」
レグはナナチが、アビスの力場の流れを読むことができると知って、コンビを組み、二人でタマウガチと戦うことになりました。その際、ナナチは、力場の流れや動きから、タマウガチの行動を予測して、レグに的確な指示を出してサポートしました。
レグはナナチの指示通りに動き、タマウガチの感覚器官をつかむと、掌に収納されている強力なエネルギー砲「火葬砲(インシネレーター)」を放ちました。
インシネレーターは、現時点では原理は不明ですが、レグの手のひらに仕込まれていたアビスの遺物の一つで、当てたものを消滅させる力を持っています。
レグはもともとアビスに居たロボットで、第一層で倒れていたところを、リコに助けられたのです。しかし、記憶を失っているので、自分の正体はおろか、なぜインシネレイターが内蔵されているか、自分でもわからないようです。
一つ言えるのは、ナナチが見たところ、インシネレーターは不死であるミーティを傷つけることができた、ボンドルドの持つ遺物「スパラグモス」と同じ力を持っている事です。