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育ての母フォルトナが殺される
エミリアは、叔母に当たるフォルトナというエルフと二人で暮らしていました。
ある日、大罪司教であるレグルス・コルニアスという青年とパンドラという名の少女が、三大魔獣と呼ばれる黒蛇を従え、エミリアとフォルトナが住むエリオール大森林の封印を解こうと、森を襲います。
必死で逃げるエミリアですが、自身を育ててくれた家族のフォルトナをパンドラの権能によって殺され、怒りと悲しみが爆発し、魔力を暴走させます。
仲間や大森林を凍らせた
エミリアは、フォルトナが殺されたことによる怒りと悲しみで、エルフ達が住む森・エリオール大森林を一気に氷漬けにし、エリオール大森林に住むエルフの仲間たちと共に凍らせてしまいます。
「王選に出ることで、凍らせた仲間を助けることが出来る」とロズワールに言われ、エミリアは王選に出場します。
エミリアは100年眠っていた
エミリアは育ての親であるフェルトナを殺された怒りと悲しみで、エリオール大森林とエルフの仲間を凍らせ、エミリア自身も凍らせてしまいます。
100年間凍りづけになっていたエミリアですが、大精霊のパックにより救出され、パックと契約を結び、精霊術師となります。
ロズワール邸で過ごす前のエミリアは、エリオール大森林で凍った仲間に降り積もる雪を払ったり、エリオール大森林の地図を作ったり、家族も仲間もいない中ひとりぼっちで過ごしていました。
「リゼロ」嫉妬の魔女サテラとは?
リゼロの冒頭から言葉のみ登場する「嫉妬の魔女・サテラ」。
サテラが封印されていると言われている場所が、アニメリゼロでもちらっと映っているのはご存知ですか?
サテラの容姿やスバルとの関係、サテラが封印されている場所をお伝えしていきます。
嫉妬の魔女サテラ
紫紺の瞳に銀髪という、エミリアと瓜二つの容姿を持つサテラ。
サテラは7人登場する魔女の中でも最強の力を持ち、400年前に龍と盟約を結んだ親竜王国のグルニカ王国を滅ぼそうとした過去を持っています。
魔女因子を強引に取り込んだ為、現在サテラは、「嫉妬の魔女」と「サテラ」の二重人格です。
スバルとサテラの関係
「魔女の残り香がする」とリゼロの作中で再三言われていたスバルですが、スバルの魔女の残り香は、嫉妬の魔女サテラと深い関係があります。
サテラはスバルを狂気的に愛しており、大切なスバルを守り、死を回避させたいが為にスバルに「死に戻り」の力を与えました。
原作に、スバルを愛するサテラの想いが綴られています。
「愛してる愛してる愛してる愛してる――スバルくん」
「私は、あなたを愛しています。――あなたが、私に光をくれたからです。あなたが、私の手を引いて、外の世界を教えてくれたからです。あなたが、私が孤独に震える夜、傍でずっと手を握ってくれたからです。あなたが、一人になった私を、一人じゃないと口づけてくれたからです。私はあまりに多くをあなたからもらいました。......だから、私はあなたを愛しています。あなたが、あなたが私に全てを与えてくれたからです」
「あなたが死ぬことを望まない人たちと、あなたが死なせたくないと望める人たちと、一緒に抗って。……それでも届かないときは、『死』を恐れて死ぬことを忘れないで」
「あなたが死んでしまうことを、悲しむ人がいることを、忘れないで――」
「そしていつか――必ず、私を殺しにきてね」
出典:Re:ゼロから始める異世界生活 第四章78「泣きたくなる音」
サテラは最終的な希望として、自身をスバルに殺してもらいたいと思っています。