
目次
リゼロアニメ2期に登場したピンク髪の少女リューズ、その可愛らしい見た目に反しておばあちゃんのような話し方に驚いた方も多いのではないでしょうか?
アニメでもそんなリューズの秘密が明らかになりましたね。
また、リゼロEx2に登場するスピンクスがリューズにそっくりだと話題なんです。
スピンクスとリューズの関係も気になるところですよね。
そこで今回はリューズの秘密やスピンクスとの関係を解説してまいります。
題名 | 収録巻 |
「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ1期 | 原作小説1〜9巻 |
「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ2期 | 原作小説10〜15巻 |
「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ3期 | 原作小説16巻〜 |

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「リゼロ」リューズの正体は?
まずはリューズとはいったいどのような人物なのかをご紹介いたします。
可愛い見た目をしていても聖域の長老

リューズはとても可愛らしく、10代前半の見た目をしています。
しかし、リューズは見た目に反し、非常に年老いた話し方をします。
それもそのはず、リューズはなんと実年齢は100歳を超えており、聖域の長老を勤めているのです。
現在聖域にいるリューズは四人いる
そんなリューズですが、なんとリューズは聖域に四人いるんです。
それぞれみんな苗字が違います。
以下が全員の名前になります。
- リューズ・アルマ
- リューズ・ビルマ
- リューズ・デルマ
- リューズ・シーマ
四人のリューズは複製体

実はこの四人のリューズたちは、魔女エキドナの手によって作られており、リューズ・メイエルという少女の複製体です。
この四人のリューズが作り出された経緯は後ほど詳しくご紹介いたしますが、複製されたリューズたちは現在交代制で聖域を管理する役割を担っています。
リューズ・シーマのみ聖域の目としての役割から外れる
リューズたちは当初四人が交代制で聖域を管理していました。
しかし、現在リューズ・シーマのみがその役割から外れてしまっています。
聖域には、聖域の解放に必要な試練を受けるための墓所があり、かつてガーフィールがその試練に挑みました。
リューズ・シーマはそのガーフィールを助けるために墓所に入ったのがリューズ・シーマだったのです。
しかし、リューズたち複製体は墓所に入ることを禁じられていたため、その禁忌を犯した代償として聖域の管理者としての役割を剥奪されてしまったのです。
スバルとガーフィールには逆らえない

リューズたちは、創造主である強欲の使徒には逆らえないようになっています。
エキドナが気に入ったものに差し出す、エキドナの体の一部を取り込むなどすることで強欲の使徒となるとされています。
スバルとガーフィールの二人が強欲の魔女であり、リューズたちはスバルとガーフィールに逆らうことはできません。
スバルは聖域に初めて訪れた際、エキドナと会い、用意されていたドナ茶を口にしました。
エキドナによると、ドナ茶はいわばエキドナの体液でできているようです。
ガーフィールはどのようにして強欲の使徒となったか明らかにはされていませんが、ガーフィールも試練を受けた際になんらかの形でエキドナの体の一部を取り込んでいると考えられます。
「リゼロ」聖域の真の目的とは?
そもそも聖域が何の目的で作られたものなのか気になるという方もいるのではないでしょうか?
ここからは聖域が作られた目的に触れていきます。
表向きにはエキドナが不老不死の肉体を手に入れるための実験場

聖域は魔女エキドナが作った亜人たちが暮らす村です。
エキドナはその底知れぬ知識欲から「強欲の魔女」と呼ばれていました。
その知識欲を満たすために寿命に縛られず、複製体であるリューズを作り、そこに自分の魂を注ぎ込むことで永遠に命を繋いでいく、それを実現するために作られたのが聖域であるとされていました。
エキドナが不老不死を実現するための実験場、それがこの聖域の表向きの目的でした。
真の目的は憂鬱の魔神の手から逃れるための地
エキドナが不老不死を実現するための実験場というのは、確かに聖域が作られた目的ではあるのですが、真の目的は別にありました。
エキドナの命を狙う憂鬱の魔人ヘクトールの手から逃れるための結界を張る、というのが実はこの聖域の目的だったのです。
ヘクトールの力は凄まじく、当時のロズワールやエキドナですらまともにやりあっては勝算が低い相手でした。
それほどの強敵から逃れるための結界を張るための地として聖域は作られたのです。
「リゼロ」リューズ・メイエルとは?
先ほど軽く触れましたが、かつて、現在のリューズたちの始祖であるリューズ・メイエルという少女が存在していました。
ここからはそんなリューズメイエルとはいったいどのような人物だったのかをご紹介していまいります。
400年前に聖域に暮らしていたハーフエルフの少女
リューズ・メイエルとは、さかのぼること400年前、この聖域に暮らしていたハーフエルフの少女です。
人に疎まれ蔑まれる存在だった亜人の血を引くリューズですが、聖域にきてからというもの、生活は一変し、平和に暮らしていました。
ベアトリスにとって初めての友達

ベアトリスとは、エキドナが作り出した人工精霊です。
普段はツンケンしているベアトリスに、ベアトリスに対し恐れ多さを抱くリューズでしたが、リューズとベアトリスは次第に心を通わせるようになります。
いつも大きな本を抱えるベアトリスに憧れ、文字を覚えようと読書を始めたリューズに、ベアトリスは文字を教える約束もしていました。
「別に、やってやってもいいかしら。そのぐらい、お茶の子さいさいなのよ」、「嫌なら、無理してやるつもりはないのよ。ベティーだってそんなに乗り気じゃ……」と何ともベアトリスらしく約束したのです。
自ら聖域の核となるため犠牲となった
憂鬱の魔人ヘクトール襲来時、聖域は結界の準備が整っていませんでした。
結界の核となる魔水晶を機能させるだけの十分なマナが集まっていなかったのです。
そこでリューズは自らが核となることをエキドナとロズワールに進言します。
リューズのマナが結界に最も適合するとベアトリスから聞かされていたためです。
本来であればもう少し時間をかけてマナを土地に馴染ませ、結界を完成させる予定だったため、ロズワールはリューズの決断を止めましたが、リューズの決意は固く、エキドナも了承の上、リューズは命と引き換えに聖域の結界の核となることになったのです。
ロズワールがヘクトールに応戦し時間を稼いでいる間に、そんなこととは知らないベアトリスは聖域の核となる場所に魔水晶を運び、リューズを迎えにきました。
エキドナから魔水晶の元へリューズを連れて行くようにとだけ言われたベアトリスは、言いつけ通りリューズを魔水晶の元に案内したのです。
何も知らないベアトリスに、リューズは別れの言葉を告げます。
何とかしてリューズが核となることを止めたいベアトリスでしたが、リューズの決意は固く、ベアトリスはリューズを止めることはできませんでした。
そして、「ありがとう。──さようなら、ベティー」と感謝の言葉を残し、魔水晶の中へ消えていったのです。
「リゼロ」リューズにそっくりなスピンクスとは?
実はリゼロの外伝である「Re:ゼロから始める異世界生活Ex2 剣鬼恋歌」に登場する魔女スピンクスとリューズはそっくりだと話題になっています。
このスピンクスとリューズの関係も気になるところですよね。
ここからは、このスピンクスとはいったいどのような人物なのかを見ていきましょう。
リゼロEx2に登場する魔女
リゼロのスピンクス可愛い(∩•ω•∩)♬♡♡♡ pic.twitter.com/nUR0FUjEwh
— ♥めぐみん✕レム✕スピンクス♥ (@vBn1VFvkDbwG51z) February 26, 2017
先ほどもお伝えした通り、スピンクスはリゼロEx2に登場します。
このリゼロEx2は若かりし頃のヴィルヘルムが主人公の物語で、亜人戦争があった時代が描かれています。
このスピンクスは、亜人戦争の亜人族に味方しており、亜人陣営の代表格の一人です。
先々代ロズワールしか対抗できないほどの力を持っていた

このスピンクスの力は強大で、対抗できるのは先々代ロズワールのみだったと言われています。
先々代ロズワールは女性で、現代のロズワールの祖母にあたる人物です。
魔法が使えなかった先々代ロズワールでしたが、鍛え抜いた武術はかなりのもので、空中も自由に飛ぶことができるスピンクスを鉄球で撃ち落としたり、壁伝いに空中へ飛び殴りかかるなど、身体能力の高さを見せました。
スピンクスは最初の複製体
このスピンクスとはいったいどのようにして生まれたのでしょうか?
実はこのスピンクスはリューズメイエルの最初の複製体の一人だったのです。
エキドナはこのスピンクスに自身に魂を注ぎ込みました。
しかしリューズの器はエキドナの魂の容量に耐えきれず、人格を形成する大事な部分が溢れてしまいました。
その結果スピンクスは人格破綻者となってしまったのです。
「リゼロ」リューズの今後は?
リューズの今後も気になるところですよね。
ここからは、今後のリューズについてお話させていただきます。
リューズ・シーマによって聖域が解放される
エミリアが試練を突破し、結界の術式は破壊されました。
しかし、結界を解除するには核である魔水晶の働きを止める必要があったのです。
その役目を買って出たのがリューズ・シーマです。
もう一人のリューズが止めに入るも、「じゃが、ワシは独りではなかった。ワシを知る、可愛い孫が一緒にいてくれた。あの子がすくすくと成長し、強くなっていくのをちゃんと見届けた。そして今、あの子は……ガーフは、ワシらの孫は、外へ行こうと胸を張っておる」「ワシは、あの子の背中を押すよ。その先を、どうか見届けておくれ。アルマ、ビルマ、デルマ……ワシの、半身を分けた姉妹たちよ」と外の世界への希望を胸に魔水晶とともに消えていったのです。
リューズ・オメガの誕生
聖域解放後、エキドナは聖域の核となっていたリューズ・メイエルの肉体に自分の魂を注ぎ込むことに成功し、復活をはたしていました。
「名前は……せっかくだ。彼の知識にちなんで、オメガとでも名乗っておこうかな」こうしてリューズ・オメガが誕生したのです。
「リゼロ」リューズの声優は田中あいみさん

田中あいみさんの代表作
リューズの幼いながらも年長者としての深みを感じさせる声は田中あいみさんが勤めています。
第10回声優アワードにて新人女優賞を受賞した経歴のある実力は声優さんです。
有名な代表作には以下のものがあります。
- 干物妹!うまるちゃん(土間うまる)
- 弱虫ペダル GRANDE ROAD(タナカ店員)
- デュエルマスターズ ビクトリーV3(八街武)
- 超能力者 斉木楠雄のΨ難(斉木楠雄(幼少期) 他)
- SHOW BY ROCK!!(ペイペイン)
- アニマエール!(猿渡暁音)
- つうかあ(目黒めぐみ)
- Re:ステージ!ドリームデイズ(岬珊瑚)
田中あいみのプロフィール
フリガナ:たなかあいみ
性別:女性
生年月日:4月28日
血液型:A型
出身地:東京都
所属事務所:81プロデュース
高校時代は軽音楽部に所属し、バンドを組んでいたそうです。
オリジナルではなく、ELLEGARDENやいきものがかり、YUIなどのコピーバンドをしていました。
将来の目標が決まらないなか、本当に自分がやりたいことが見つかるかもしれないと思い養成所に入所ししました。したがって、声優になりたいと強く思ったのは養成所に入ってからで、母親の友人の勧めと、初めてのレッスン担当だった中尾隆聖さんとの出逢いで「この人の仲間になりたい!」と思い声優を志したそうです。
「リゼロ」リューズの秘密を知ってアニメをより一層楽しもう!
いかがでしたか?
現在のリューズは複製体であり、始祖であるリューズ・メイエルという少女には何とも切ない過去がありました。
聖域解放後のリューズたち複製体はアーラム村で暮らすこととなりました。
まだ自我を持たない多くの複製体たちに生きる目的を与える、という新たな指名を胸に、リューズ・アルマ、リューズ・ビルマ、リューズ・デルマは新たな人生を歩み出したのです。
アニメ2期も後半が開始し、ますます盛り上がりを見せています。
アニメや原作でリューズの登場シーンを見返し、より一層リゼロを楽しみましょう!