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ライザの弟子は?
ライザの弟子は、ジルオという青年で、現在はベルチェロカ孤児院で、探掘家の卵である「鈴付き」や赤笛達のような見習い探掘家達の教師として、教鞭を振るっています。
かなり優秀な探掘家なのか、若くして、月笛(師範代の称号)となっており、知り合いの探掘家である黒笛のハボルグや、オーゼンから認めれられるほどの実力をもっています。
ライザに弟子入りした由来は未だに語られていませんが、ジルオは幼少時期に、ベルチェロカ孤児院の制服を着ていることから、どうやら孤児院時代にライザと出会い、実力を認められて弟子となったようです。
また、ライザの夫であるトーカのことも知っていることから、ライザはトーカと結婚してから、ジルオと知り合いになったようです。
ジルオから見たライザは、「大酒飲みで、喧嘩っ早く、悪戯は度を越していて、言動もどこまで嘘か分からない、その上酷い偏食家…白笛じゃなかったらただの変人」と言っていることから、ライザは弟子を困らせることばかりしていたようです。
それでも、オーゼンから弟子として勧誘されたときには、きっぱり断ったことから、心の奥底ではライザのことを尊敬しているようです。
【メイドインアビス】ライザはどれほど強いのか?
殲滅のライザの由来とは?
白笛の称号を持つ探掘家達は、本人たちがあげた功績や人間性を反映した通り名がつけられていますが、ライザつけられた通り名は「殲滅のライザ」です。
主人公の母親にしては、少々物騒な通り名ですが、その由来は、自分に襲い掛かってきた、アビスに生息する多くの危険生物や、襲い掛かってきた他国の探掘家たちを、こごとく返り討ちにしたために、そのように名付けられたようです。
戦いの際に彼女が使っていた武器は、無尽槌(ブレイズリープ)と呼ばれる遺物で、見た目はツルハシのような形状をしたウォーハンマーです。
内部に爆薬が仕掛けられており、振ると強力な爆撃を繰り出すことができます。
本来は探掘用の道具のようですが、ライザはこれを使って、数多の敵を蹴散らしていったようです。
このライザの無尽槌は、ライザの手紙(封書)が置かれていたトコシエコウの群生地(後述参照)に突き立てられていたのですが、オーゼンによって回収され、彼女の手によって、リコに渡されたのです。
なぜ白笛の探掘家になれたのか?
前述したように、回想シーンを見てみると、ライザは師であるオーゼンを乗り越えようとして、白笛を目指していたようです。
この白笛というのは、どれほどの称号なのかと言うと、探掘家の卵が鈴、見習が赤笛、一人前が蒼笛、師範代が月笛、達人と呼ばれている人が黒笛であり、この達人の黒笛をはるかに凌駕するのが、伝説級の腕前を持つ白笛なのです。
問題は、どのような条件を満たしたら、白笛の称号を得ることができるのかということです。
現時点では、探掘家達がどのような形式で昇格するのかは描写されていませんが、ライザが早くから黒笛になっていたり、若いジルオが月笛であることから、実力があれば、年齢制限なしに昇格できるようです。
また、ライザに限らず、同じ白笛の探掘家であるボンドルドは、新規のルートの開拓や新しい探掘技術の開発に成功するなど、多くの功績があることから、探掘業でなんらかの功績がある人は白笛になれるようです。
つまり、ライザは若い内から何かしらの功績をあげたので、白笛になることができたということが考えられます。
また、白笛は普通の笛ではなく、アビスで発見される「ユアワース」という特殊な材料を加工して作られているので、自分専用の白笛を作る必要もあるようです。
このユアワースを発見することも、白笛になるための条件のようです。
【メイドインアビス】ライザが残した手紙とは?
手紙の内容について
リコ達がアビスに旅立つきっかけとなったのは、ライザの手紙がきっかけです。
ライザ手紙は、本人が届けたのではなく、第四層にあるトコシエコウの群生地でオーゼンが無尽槌とともに発見したのです。
その際、なぜか無尽槌が、ライザの墓標であるかのように突き立てられていたようです。
白笛の手紙は、探掘家たちにとっての貴重な資料であり、白笛が届けた情報は真実として扱われます。
手紙には、アビスの原生生物のことが、詳細に書き記されており、ライザがアビスの生物に大変な関心を寄せていることがよくわかります。
さらに、手紙の中には、レグらしき人物が描かれているものもあり、物語の謎を深めています。
手紙の中には、「奈落の底で待つ」と、一文だけ書かれたものがあり、リコはこのメッセージを自分に向けたものと思ったようですが、オーゼンによると筆跡はライザのものではないらしく、誰が書いたのかよくわからないそうです。
つまり、ライザは見知らぬ者と一緒に、誰かを待っているようですが、現時点では、それが誰を意味するのかはわかりません。
また、ライザ、もしくはライザとともにいる何者かが、誰を待っているのか、元々、手紙のメッセージを誰に向けたのかもいまだにわかっていません。