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アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」は2015年10月から2016年3月にかけて放送されたオリジナルアニメです。
第1期に次いで第2期も制作され、その後も各種イベントやプラモデル、ゲーム等の商品展開が続いている大人気作品です。
本記事では、そんな大人気アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」のあらすじや、魅力、感想、評価、さらには無料で動画を視聴する方法をご紹介します。
『長編シリーズなので最初に概要を知っておきたい』
『独特な世界観だと聞いて気になっている』
そんな方々のためにもわかりやすくご紹介します。
この記事を読んで、宇宙でたくましく成り上がっていく少年たちの戦いをご覧ください!
アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」とは?
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の概要
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」は2015年10月から2016年3月にかけて放送されたガンダムシリーズのテレビアニメです。
火星で過酷な労働を強いられていた少年たちが大人たちに反逆し、宇宙で成り上がっていくストーリーです。
『ガンダムシリーズ』と書きましたが、本作は独立した世界観で描かれています。
そのため、他のガンダムを観ずに鉄血のオルフェンズから観ても問題無く楽しめます。
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」のあらすじ
かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。
地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。
主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の主要登場人物
鉄華団に所属する少年。おおらかな性格で、あまり細かいことを気にしないが、仲間のためならばいかなる犠牲も厭わない。 鉄華団の中でも機動兵器の操縦技術に長け、ガンダム・バルバトスのパイロットを任せられる。
鉄華団のリーダー的存在。リーダーシップに優れ、少年たちからの信頼が厚く、本人もそれに応えようと努力している。特に三日月とは幼少の頃から一緒で、兄弟以上の信頼関係を築いている。少年たちが虐げられることなく暮らせるようになるため、CGSへのクーデターを経て鉄華団を立ち上げた。
火星の独立運動に関わる少女。地球のアーブラウ政府と独自に交渉するために地球を目指す。それまでの護衛をCGSに依頼した。
かつて『ノアキスの七月会議』という独立運動家をまとめた会議を成功させ、各方面から注目を集めている。
テイワズの運送部門を担当する下部組織、タービンズを率いる。木星圏では武闘派として知られ、代表であるマクマード・バリストンからの信頼も厚い。
300年前の「厄祭戦」に用いられていたガンダムフレームの一機で、長い間CGSの動力炉として使用されていたモビルスーツ。ギャラルホルンの襲撃にあったCGSの少年たちが急遽起動させ、三日月が乗り込んだ。「厄祭戦」から長い年月が経っているため、装甲は劣化し、本来の性能は発揮できていない。大型の鎚矛を武装とする。
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の主題歌
OP曲
歌手名:MAN WITH A MISSION
曲名:Raise your flag
歌手名:BLUE ENCOUNT
曲名:Survivor
ED曲
歌手名:MISIA
曲名:オルフェンズの涙
歌手名:TRUE
曲名:STEEL-鉄血の絆-
アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の魅力
魅力① 宇宙の任侠 テイワズ
テイワズは木星圏での開発、運送を主な業務とする巨大企業です。
オルガが立ち上げる組織、鉄華団もこの傘下に入るのですが、ここの文化が非常に独特です。
鉄華団がテイワズの傘下に入るのに際し、タービンズの名瀬が仲介に入ります。
ここである儀礼が行われるのですが、その内容が和装で盃を交わして義兄弟になるというものです。
宇宙を舞台とするSFアニメでありながら、その姿はまるで日本の任侠映画です。
そして、その任侠は見た目だけでなく思考も義理人情に熱いものです。
このSFアニメと任侠ものを掛け合わせた独特の世界観が鉄血のオルフェンズならではの魅力です。
魅力② 鉄華団の成り上がり
鉄華団が成長していく様子も「第1期」の見どころです。
物語の当初、三日月たちは民間警備会社CGSで劣悪な環境で労働を強いられていました。
CGSがクーデリアの護衛を請け負ったところ、彼女の命を狙う軍事組織ギャラルホルンの襲撃を受け、物語が動き出します。
CGSは子どもたちを囮にして撤退しますが、これを機にオルガはクーデターを決意します。
三日月はCGSの動力源として使われていたモビルスーツ、ガンダム・バルバトスに乗って襲いかかってきたギャラルホルンを撃退します。
その勢いのままCGSも乗っ取り、オルガを団長とする《鉄華団》と名を改めました。
CGSから引き継いだクーデリアの護衛任務の中で数々の苦難を乗り越え、テイワズの傘下にも入り、その実力を知らしめていきます。
前項で書いた任侠ものの世界観と合わせて、底辺から力強く這い上がってくる「成り上がり」の精神が本作の根幹にあります。
魅力③ 鉄と鉄がぶつかり合う力強い戦闘シーン
言うまでも無いことではあるのですが巨大ロボット、モビルスーツの戦闘も魅力的です。
本作の特徴をあげるのであれば、ビームのようなものはほとんど登場せずに剣や槍を使って戦います。
本作のモビルスーツの装甲はビームに高い耐性を持っています。
そのため戦いの中心がビームによる射撃ではなく、鉄の塊で斬る、押しつぶすといった近接戦闘となっています。
この鉄と鉄がぶつかり合う重厚なアクションが本作ならではの戦闘の魅力です。
アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の感想
前項でも触れましたが、やはり本作の魅力は鉄華団が成り上がっていくストーリーです。
本作の大人から過酷な労働を強いられている子どもたちという図式は極端かもしれませんが、どんな集団にも身分、権力の上下関係といったものは存在します。
良好な関係を築けていれば問題はそうそう起こらないものですが、どこかで自分が上から押さえつけられる息苦しさを感じて日々を過ごしている人もどこかに、この記事を呼んでいる方の中にもいるのではないでしょうか。
そういった人々にとって、成り上がりの物語は胸がすく思いになるものであり、本作もその一つです。
その成り上がりを象徴するのは他でもない第1話、ガンダム・バルバトスの出撃シーンです。
起き上がるのでもなく、空から降りてくるわけでもなく、地下の動力室から土煙を巻き起こして飛び出し、その勢いのままに巨大な鉄塊を敵機に叩きつけます。
その姿は、最底辺から成り上がってこの世界に抗おうとする鉄華団が進む道をそのまま体現するものでした。
アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の口コミ・評価
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の口コミ
「鉄血のオルフェンズ」、超面白かった…。崇高な理念やアイデンティティの問題はとりあえずサブキャラに任せて鉄華団そのものはあくまで仕事屋として命張ってその日を生きてる感じがめっちゃ好みだ…
— 羽中 (@Amp_labo) March 27, 2016
最終回良かったな…すでにみんな二期の内容に怯えてて、気持ちはわかるけどこれはもはやガンダム病だなと思ったw
— モモ (@inuneko_hm) March 27, 2016
なんかずっと最悪の事態を想定し続けて毎週「ならなかった!!!」ってびっくりさせられるアニメだった鉄血のオルフェンズ
オルフェンズ観直してるけど、オルガの「死ぬんじゃねぇ!」っていう命令にはやっぱりジーンと来るものがある。
— うなぎパイ工場 (@NEKO_amachan) March 27, 2016
「命を捨てる覚悟で」って開戦前は言ってたけどやっぱり団員に死んで欲しくなんてなかったんだよね。
『鉄血のオルフェンズ』1期観終わり、任侠ものというよりはヤンキーものを色濃く感じた、ざっくりとは納得の締め。シリーズお馴染みの演説的なのも、まぁ、まぁ。もっと不条理に沢山死ぬと思っていた、案外死んでない。
— 猫のpochi (@nekopochi413) March 27, 2016
個人的な感想で、オルフェンズは今までの流れだとあのまま大きな力に潰されて鉄華団壊滅って終わり方がいいなと思ってたんだけど2期がある事を前提とすると鉄華団が機能しなくなるくらいに人は減らせないし最終回はとりあえず未来ある終わり方にさせたかったんじゃないかなとは思う。
— ゆずぽこ (@yuzpoco) March 27, 2016
物語の途中で少なくはない犠牲者も出たのですが、最終的にはそれほど暗い話にはなりませんでした。
「第1期」は鉄華団がクーデリアを守り抜くという仕事を無事成し遂げた成功の物語です。
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」の筆者評価
総合評価:46点/50点 | |||
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ストーリー | |||
作画 | |||
音楽 | |||
独自性 | |||
メッセージ性 |
・ストーリー:9点/10点
繰り返しになりますが、鉄華団の成り上がりには胸がすく思いでした。
日頃、抑圧されているストレスを自分も跳ね除けてみせようと勇気を与えてくれる作品でした。
ただし、終盤のキャラクターの生死に関しては、話の都合で死亡したり生存したりするように見えてしまう部分もあったのが少し惜しいです。
・作画:10点/10点
モビルスーツの戦闘シーンの描写が優秀でした。
他作品でよく見られる射撃の応酬による爆発ではなく、鉄と鉄のぶつかり合いによって機体が歪んで破壊されるという本作ならではの力強い描写が見どころです。
・音楽:9点/10点
1クール目の主題歌を特にオススメしたいです。
自分たちの存在を示して力の限り進み続けるオープニングテーマ、
犠牲者へ手向けるエンディングテーマ。
犠牲を生みながらも進み続ける鉄華団に相応しい詩です。
・独自性:10点/10点
宇宙を舞台にしながらも任侠映画を感じさせるどこかちぐはぐな世界観。
巨大なモビルスーツを操りつつも、その武器はある意味で原始的な鉄の剣や槍。
独自性の塊のような作品です。
・メッセージ性:8点/10点
大人に搾取される子どもたちという面で社会への問題提起にもなりうる作品ではあったと思います。
しかし、本作は問題提起よりも娯楽作品に徹し、少し現実離れしたサクセスストーリーになっています。
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以上、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第1期」のご紹介でした。
SFと任侠ものをかけ合わせている点で非常に独特な作品ですが、搾取される子どもたちが大人たちに、弱者が強者に立ち向かう物語という点では普遍的な魅力を持っています。
第1期は鉄華団の成り上がりを描きましたが、続編の第2期はどのような作品になっているのでしょうか?
第1期とはまた違った魅力のある作品ですが、第2期を楽しむ前提としてどうしても第1期の知識が必要になります。
第2期を十分に楽しむためにもまずは第1期をチェックしておきましょう!