ニカMMAが護送船に落下し船が沈没
新巨兵海賊団の「轟国」を受けたニカMMAは、ソマーズのいる方向へと吹き飛ばされます。ソマーズは棘付きの棍棒でMMAを弾き返そうとしました。
ソマーズはMMAを自分から遠ざけることには成功しましたが、MMAは子供達を聖地マリージョアへ運ぶ予定だった護送船に落下。その衝撃で船は沈没してしまいます。
ソマーズ「しまった…!!!」
ソマーズの驚愕した表情でこの話は幕を閉じます。これまでエルバフで子供達を人質に取り、巨人族を嘲笑ってきたソマーズが初めて見せた狼狽でした。
護送船の沈没は、エルバフにとって大きな転機となります。子供達が聖地へ連れ去られれば救出は極めて困難になるため、船の存在がタイムリミットとなっていました。それが消失したことで、エルバフ側は時間的余裕を得たことになります。
扉絵リクエスト
今回の扉絵は読者リクエストで、「ウソップが鼻の先にハチミツを塗ってカブトムシを捕まえようと待ち構えている」という内容でした。木の後ろに隠れたチョッパーがウソップの鼻のハチミツを舐めたそうに見ているというコミカルな絵柄です。
ワンピース1173話の考察
1173話で明らかになった新事実を踏まえ、今後の展開について深掘り考察していきます。軍子=シュリ王女という衝撃の正体判明、ブルックの恩人の謎、そして護送船沈没後の戦況変化について、複数の視点から分析します。
軍子(シュリ王女)とブルックの過去の関係とは?
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軍子がシュリ王女だと判明したことで、ブルックとの過去の関係性が大きな謎として浮上しました。なぜブルックは軍子の正体を見抜けたのか、その理由を考察します。
まず注目すべきは、ブルックが「王国の護衛戦団の団長」を務めていたという過去です。スリラーバーク編でブルック自身が語ったこの経歴が、ここにきて重要な意味を持ちます。
考えられるシナリオは以下の3パターンです。
- ブルックがシュリ王女の父に仕えていた説:恩人である王がシュリ王女の父親であり、ブルックは幼いシュリ王女と接点があった
- 同じ西の海の王族ネットワーク説:ブルックが仕えていた王国とシュリ王女の王国が同じ西の海にあり、王族間の交流があった
- 世界会議での出会い説:護衛として聖地マリージョアを訪れた際に、天竜人側にいたシュリ王女と出会った
特に有力なのは1番目の説です。ブルックの恩人がシュリ王女の父親であれば、「父殺し」という表現と「恩人を殺した」という2つの事実が一致します。
また、軍子がソウルキングの音楽を愛している理由も説明がつきます。幼少期にブルックの演奏を聴いていた記憶が、世界貴族となった後も彼女の心に残っていたのではないでしょうか。
シュリ王女はなぜ80歳に見えないのか?
ブルックはシュリ王女であれば現在80歳のはずだと考えていました。しかし軍子の外見は明らかに若く、なぜ年齢相応に見えないのかという謎が残ります。
この謎を解く可能性として、以下の3つが考えられます。
説1:イムの能力による若返り・不老
イムには年齢を操作する、あるいは配下の者を不老にする力がある可能性があります。五老星が何世紀も生き続けていることを考えると、世界政府の中枢には不老に関する技術や能力が存在すると推測できます。シュリ王女も同様の恩恵を受けているのかもしれません。
説2:オペオペの実の不老手術
オペオペの実の究極奥義「不老手術」を受けた可能性があります。ただし、この手術を行った能力者は命を落とすため、誰がその犠牲になったのかという疑問が残ります。
説3:外見を若く保つ悪魔の実
軍子自身、または他者が持つ悪魔の実の能力によって、外見だけを若く保っている可能性があります。アロアロの実に副次的な効果があるのか、それとも別の能力者の力なのかは不明です。
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ドリー・ブロギーの同士討ちの意味を考察
ゾロの策によってドリーとブロギーが互いを斬り合ったシーンは、1173話の重要な転換点です。この現象について深く考察します。
リトルガーデンとの対比
リトルガーデンで100年以上続いた決闘では、2人は互いに傷を負わせることができませんでした。しかし今回、黒転支配の状態で初めて互いの体を斬りました。これはイムの支配によって「相手を傷つけない」という無意識のブレーキが外れたことを示唆しています。
ゾロの策の巧みさ
ゾロは単に回避しただけでなく、2人が互いを攻撃する軌道を計算していました。1172話で「策がある」と言ったゾロの言葉通り、力ではなく頭脳で状況を打開しています。これはアラバスタでの「仲間の印」を即座に理解した冷静さと同質のものです。
今後の展開への影響
ドリー・ブロギーが傷を負ったことで、いくつかの可能性が生まれます。
- 痛みによって一瞬正気を取り戻す可能性
- 傷によって戦闘力が低下し、対処しやすくなる可能性
- 互いを傷つけた記憶が、支配解除後のトラウマになる可能性
護送船沈没で子供達の運命は?
ニカMMAの落下によって護送船が沈没したことで、エルバフの戦況は大きく変わりました。これまで神の騎士団が握っていた主導権が、ついにエルバフ側へと傾き始めています。
護送船沈没の影響を整理すると以下のようになります。
| エルバフ側への影響 | 神の騎士団側への影響 |
| 時間的余裕の確保 | 計画の大幅な狂い |
| 士気の向上 | ソマーズの動揺 |
| 反撃の機会 | 新たな策を練る必要性 |
ただし、子供達が完全に安全になったわけではありません。ソマーズの棘(イバイバの実)による拘束は依然として解けておらず、神の騎士団のメンバーも健在です。護送船がなくなったことで、むしろその場での処刑や新たな交渉材料としての利用という危険性も考えられます。
ブルックが軍子を救う展開はあるか?
軍子(シュリ王女)の正体が明らかになったことで、ブルックが彼女を救出する展開が期待されています。軍子が一瞬正気を取り戻してブルックを逃がそうとした場面は、彼女の中にまだ人間としての心が残っていることを示しました。
ブルックが軍子を救える可能性を示す根拠は以下の3点です。
- ヨミヨミの実の特性:魂に関する能力を持つブルックは、イムの精神支配に対抗できる可能性がある
- 過去の絆:シュリ王女との過去の関係が、彼女の意識を呼び覚ますきっかけになる
- 音楽の力:軍子がソウルキングの音楽を愛していることは、ブルックの演奏が彼女の心に届く証拠
特に注目すべきはヨミヨミの実と黒転支配の相性です。イムの能力が「魂を支配する」類のものであれば、同じく魂に干渉するヨミヨミの実が対抗手段となる可能性があります。ブルックの「魂の叫び」や「黄泉の冷気」が、軍子の中に残るシュリ王女の魂を呼び覚ますかもしれません。
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一方で、軍子の救出には困難も伴います。イムが直接介入している以上、単独でのアプローチは危険です。ルフィやゾロといった覇王色使いと連携しながら、ブルックが精神面でのサポートを担当するという役割分担が現実的でしょう。
ワンピース1173話の感想・SNS反応
1173話はゾロの奥義、軍子の正体判明、新巨兵海賊団の活躍、護送船沈没という衝撃の展開が続き、ファンの間で大きな話題となりました。SNSでの反応をまとめます。
ゾロの「六道の辻」にファン熱狂
ゾロが放った三刀流奥義「六道の辻」には、多くのファンが熱狂しました。見開きページでの描写は圧巻で、黒転支配された巨人族を一撃で制圧する姿に「さすがゾロ」の声が相次いでいます。
ゾロの「六道の辻」見開きで叫んだわ😭🔥 三刀流奥義きたああああ!!巨人の頭飛び移って一刀両断とか絵面がカッコ良すぎる!しかもドリブロを同士討ちさせる頭脳プレーまで!ゾロは力だけじゃないんだよな #今週のワンピ #ゾロ
— 三刀流修行中@剣士推し (@santoryu_fan) February 9, 2026
また、ドリー・ブロギーが同士討ちで互いを斬り合ったシーンについては、リトルガーデンとの対比に言及する声が多く見られました。100年以上傷つけ合えなかった2人が、黒転支配で初めて傷を負うという皮肉な展開に胸を痛めるファンも多いようです。







