呪術廻戦ネタバレ最新話271話|虎杖関連の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|宿儺の斬撃が虎杖の致命傷にならないのはなぜ?

257話では、虎杖の防御力が格段に向上していて、宿儺の打撃と斬撃を混ぜた術にも、ものともしませんでした。

虎杖はなぜ、宿儺の攻撃が虎杖の致命傷にならないのでしょうか。
もちろん、虎杖が強靭性に優れているというのもありますが、宿儺の魂の一部が虎杖に宿っているためである可能性があります。

257話で虎杖の父、仁には宿儺の片割れの魂が宿っていたことが判明しました。
このことから、息子である悠仁にも宿儺の魂の一部が宿っている可能性は高いです。

実際、虎杖は威力は劣るものの、宿儺の術式である「御厨子」を使用できている点でも、宿儺の片割れの魂の一部が宿っていると見ることができるでしょう。

ここで、五条と宿儺の戦いを振り返ると、五条は235話で宿儺に対し、自らを巻き込んで虚式「むらさき」を炸裂させていました。

この時、五条は茈の爆心地にいたものの、宿儺と比べても軽傷で済んでいます。
このシーンからも分かるように、自身が使用できる術式を術者が喰らった場合、従来のダメージよりも軽減される可能性が高いです。

それと同様に、虎杖も御厨子を使用できるため、宿儺の斬撃のダメージが大きく軽減されているのではないでしょうか。

以上より、宿儺の斬撃が虎杖の致命傷にはならず、虎杖が怯むことなく攻撃できている理由にも関わっている可能性があります。
今後、虎杖が宿儺にとって。生涯初の天敵となるのかもしれませんね。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|虎杖の祖父はすべてを知っていた?

257話で、虎杖の父親は宿儺の双子の片割れの生まれ変わりであることが判明しました。
虎杖の出生についての情報が開示されたわけですが、気になるものが虎杖の祖父の発言にありました。

「オマエが子供を欲しがっていたことも、香織との間にそれが叶わなかったことも知ってる」
「だが香織が死んだのは、」

虎杖の父・仁に向けて言われていたこのセリフです。
ここからは、次のような時系列を推測することができます。

  • 虎杖香織の死亡
  • 羂索が虎杖香織の肉体を乗っ取る
  • 羂索と虎杖仁が取引または契約を交わして虎杖悠仁が生まれる

もちろん、複雑な計画の全容を知らされていたという断言はできません。
しかし、ある程度の事情は父親の方も承知の上で、虎杖悠仁は生まれてきた可能性があると考えられます。

そうなると、祖父も同じ程度の事情は把握していたのではないでしょうか

生前の祖父が虎杖に伝えようとしていたことは、そういった虎杖の出生に関わる事情だったのかもしれません。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|虎杖は黒閃を狙って出すことができる?

256話では、虎杖が宿儺との戦いが始まってから1回目となる黒閃を出していました。

過去の戦いを見ると、虎杖は他の術師よりも、黒閃を高確率で出すことができる力を持っているのではないでしょうか。

虎杖は花御戦で、初めての黒閃を出したにも関わらず、そのまま4回連続で黒閃を発動しています。

また、後に起こった渋谷事変での真人戦では、虎杖は1回目の黒閃を発動した後、東堂の助けもあって2回目の黒閃を発動させ、真人を追い詰めていました。

このように、虎杖は一度黒閃を出すことに成功した後、立て続けに黒閃を出すことが多い術師ことがわかります。

また、257話にて登場するフレーズである「黒閃の予感」ですが、作中では虎杖のみにしか言及されていません。
このことから、作者は虎杖と黒閃に何らかの繋がりがあることを匂わせているのではないかと考えられます。

さらに、257話冒頭の五条による黒閃の説明も、虎杖と宿儺が黒閃を出した回で描かれた点で、少々意味深です。

五条の説明を元にまとめると、虎杖は他の術師に比べて、周りの環境や拳に纏わせる呪力のコントロールに長けているのではないでしょうか。
その結果、黒閃を立て続けに出すことができる可能性があります。

今後、虎杖が七海の連続記録を塗り替えるほどの黒閃を、宿儺に喰らわせる展開になるのかもしれませんね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話|五条関連の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|五条の黒閃連続記録

256話の冒頭で、五条が黒閃について説明していました。
五条ほどの高い実力の持ち主でも、黒閃を狙って出すことは難しいという話でしたね。

そのため、連続記録保持者は七海だと五条は言っていました。
では実際、五条の黒閃連続記録はどのくらいなのでしょうか。

「狙って出すのが難しい」ことのほかに、戦いが長引かないということも五条は理由にしていました。

そんな五条がかなりの長時間戦った相手が宿儺です。
4月4日に発売された単行本最新刊をもとに、五条が黒閃を何回打ったか確認してみました。

わかりやすかったのは第232話、宿儺に向けて放った一発です。
実はそのあと、第234話でも嵌合獣・顎吐に向けて一発放っていました。

五条の人生で、宿儺と同レベル以上に五条と戦うことができた人物はいないはずです。

なので五条の黒閃の連続記録は、新宿決戦で見せた「2回」だと考えられます。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話|宿儺関連の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|宿儺と虎杖が共振している証拠がある?

259話の東堂と冥冥の会話によると、虎杖と宿儺が共振している可能性があるとのことでした。
そのため東堂は、虎杖に作戦の一部を隠しておくよう冥冥に話していましたよね。

この対応が大正解だった可能性が、実は過去にすでに描写されています。

223話で、満象を応用して穿血を再現してみせた描写がそれです。

血液を使ったものではなかったものの、脹相が驚いていたことからあの技は穿血の動きで間違いなさそうです。

あのとき、宿儺が穿血の動きができたことの理由ははっきり描かれてはいませんでした。
しかし、259話で虎杖が赤血操術の特訓をしていたことが描写されました。

さらに259話で、虎杖と宿儺に共振が起こる可能性がある点が指摘されたわけです。

これらのことから、虎杖と宿儺に共振が発生し、虎杖が習得した赤血操術のコツが宿儺にも伝わった可能性があることが考えられます

虎杖から無意識に宿儺に情報が流れているのだとしたら、東堂の対応はまさに大正解だったことになりますね。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|宿儺が2種類の術式を使用できる理由は?

258話では、宿儺がフーガを使用していました。
本来、術師は生得領域を一つしか持たないため、術式も1種類しか使用できません。

ところが、宿儺は使用できなくなった十種影法術を除けば、「御厨子」と「開」の2種類の術式を使用しています。
なぜ宿儺は術式を複数扱えるのでしょうか。

それは、宿儺が先天的に「開」の生得領域を持っていて、「御厨子」は宿儺の片割れを食ったことで後天的に使えるようになったからである可能性があります。

宿儺のように、胎児を食ったことで、その胎児の術式が使用できるようになった事例は、他にも描かれていました。
257話で虎杖は、呪胎九相図を取り込んだことによって、赤血操術を使用できるようになったことが判明しています。

呪胎九相図とは、人間と呪霊によって生まれた胎児の亡骸であるため、虎杖は呪力を宿した胎児を食べたことになります。

片割れの魂が虎杖仁に宿ったことで、息子の悠仁は「御厨子」を使用できることから、宿儺の片割れには呪力が宿っていたと言えるでしょう。
宿儺は呪力が宿った片割れを食べたことで、後天的に「御厨子」を使用できるようになったのではないでしょうか。

まとめると、宿儺は先天的に「開」を使用できるポテンシャルを持っていたものの、「御厨子」は片割れを食べたことによって、後天的に能力を手に入れたのではないでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|宿儺が負った使命とは?

253話で、宿儺は真希に「俺に使命を背負わせた奴」と言っていました。
このとき宿儺は、何かの使命感を持って真希と向かい合っていたことを意味する発言です。

では、その使命感とは何なのでしょうか。

直前で宿儺は真希に、「磨き上げるのに値するのは呪術か肉体か」という問いを投げかけていました。

呪力を持たない真希は、「肉体を磨き上げた者」と言えます。
対する宿儺は、「呪いの王」と呼ばれる存在。
つまり「呪術を磨き上げた者」です。

このように整理してみると宿儺は、「呪術を磨き上げた自分自身」を肯定するために真希を倒そうとしていたと考えられます。

宿儺が背負った使命とは、「自分自身を肯定すること」だったと言えるでしょう。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|宿儺が虎杖に対し「お前はつまらん」という理由は?

247話では、宿儺が虎杖に対し、「お前はつまらん」と話していました。

宿儺が虎杖をつまらないというのは、虎杖が正面から正々堂々と戦おうとしないからではないでしょうか。

なぜなら、過去に「つまらん」と発言したシーンを見ると、虎杖が姑息な手段を使って宿儺と戦っていることがわかるためです。

作中で、宿儺が虎杖を「つまらん」と言った回数は、今回を含めて3回です。

1度目は、虎杖の死亡後、11話で宿儺の生得領域内で宿儺と虎杖が戦った時です。
宿儺に殴りかかるように見せて、騙すような形で地面を叩くことで足場を崩そうとした際に、「お前はつまらんな」と話していました。

2度目は215話で、伏黒に受肉した直後に戦うシーンです。
この場面で虎杖は、フェンスで宿儺の身柄を拘束しようとしたために、「お前は本当につまらんな」と言われてしまいます。

そして247話では、日車との一騎打ちの間に虎杖が突然割り込み、宿儺に殴りかかろうとした際に、再び宿儺は「お前はつまらん」と虎杖に話していました。

このように、虎杖が相手の隙を突いたり、相手の思考の裏をかこうとした際に、宿儺は「つまらん」と話していることがわかります。

つまり、宿儺が虎杖に対して「つまらん」と言うのは、虎杖が正面から戦わず、姑息な手段で攻撃をしようとするためではないでしょうか

そして、247話のラストシーンでは、虎杖が宿儺の隙を突いて背後から処刑人の剣で攻撃しようとしています。
もし今回の考察通りにいくならば、248話でも再び、宿儺が虎杖に対し、「つまらん」と言うのかもしれませんね。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|”愛”を超えた先にいる存在「両面宿儺」

237話〜238話で、両面宿儺VS鹿紫雲の最中、2人は愛(慈愛)について語り合っていました。
237話では鹿紫雲からの「弱さを知らずに どうやって他人と関わる どう他者を慈しむ」という質問に対し、「贅沢者め」と呆れている両面宿儺の様子が描かれていましたよね。

その後「教えてやる」と明言していることから、両面宿儺は愛(慈愛)を知っている、もしくは持論があることが明らかとなりました。

その内容は238話で詳細に語られています。
以下でその詳細を振り返りましょう。

  • 「強い」という理由だけで多くの猛者が鹿紫雲に挑んで散っていった
  • 挑むという行為は「強いという理由だけで愛され、多くの猛者が鹿紫雲に愛を感じていた」決定的な証拠となる
  • それを返り討ちにした鹿紫雲の行動こそが、他でもない「慈愛」である
  • それでもなお「愛とは何か?」を宿儺に問うこと自体、鹿紫雲が贅沢者であることを示唆している
  • 両面宿儺はこれらを理解した上で「愛は下らないもの」と感じている

遡ること8話、230話の最後では「絶対的な強者 それ故の孤独 あなたに愛を 教えるのは」という言葉と共に、五条と宿儺の顔がクローズアップされていました。

これは宿儺VSよろず戦での万の発言に基づいたもので、万は「宿儺に愛を教えるのは私」と言い張っていました。

この主張は宿儺が「五条によって愛を知る」ことの伏線かと思われましたが、両面宿儺はすでに愛を知っており、むしろ五条に愛を説く立場だったことが238話で明らかになったといえます。

そして「絶対的な強者 それ故の孤独 あなたに愛を 教えるのは」とは、「”現代最強”であった五条に愛を教える存在こそが宿儺」という意味だったことも同時に明らかになりました。

宿儺は平安の世においても「呪いの王」として君臨。周りには宿儺に匹敵する実力を持った呪術師がいませんでした。

だからこそ、宿儺が本気で戦える五条は「愛を教える存在」であり、それを噛み締めた宿儺の喜びの表情が230話でクローズアップされた、と考えられていましたよね。

しかし、あの時の宿儺の表情は愛が何かを知った喜びの表情ではなく、ただ宿儺が「面白い」と感じただけであったことが238話で判明しました。

「愛などくだらん」

このように吐き捨てる宿儺。

一方で、五条は「愛ほど歪んだ呪いはないよ」と乙骨に説いていました。

五条の死後、この「愛」に対する伏線が回収され、「宿儺が愛に破れる」という展開もかなり面白いですね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話|乙骨関連の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|「右手でゴメンね」の意味

261話で、乙骨が五条の身体に渡りました。
その際に乙骨が言っているのが、「右手でゴメンね」という言葉です。

これはおそらく、リカに向けての言葉ではないかと考えられます。

乙骨が五城の肉体を使う、最後の決断理由となったのがあのとき乙骨が負っていた傷でした。
宿儺によって、五条と同様に真っ二つにされていましたよね。

その乙骨の状態をよく見てみると、左腕が欠損しているのを確認できます。

もともと乙骨は、「リカ」と接続するための指輪を左手にはめていました。
その左手を失ってしまったため、乙骨の指輪は右手にはめられていたのです。

本当は左手に着けておくべき指環を、右手にはめることになってゴメンね

乙骨のセリフの意味は、おそらくそのようなものであったと考えられます。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|乙骨が模倣によって使用できる術式とは?

249話では、乙骨が領域展開真贋相愛しんがんそうあいを発動しました。
宿儺の見立てによると、どうやら領域の効果は、「無制限の模倣コピーのようです。

では乙骨は今後、模倣によってどんな術式を使用するのでしょうか?
結論から言うと、次の術式が考えられます。

  • 宇守羅彈うすらび(烏鷺うろの術式)
  • 呪言(狗巻の術式)
  • 天使の術式(名称は不明)
  • 不義遊戯ブギウギ(東堂の術式)
  • 芻霊呪法すうれいじゅほう(釘崎の術式)
  • 日車の術式(名称は不明)

上記に挙げたものの中で、宇守羅彈、呪言は作中で使用しており天使のあらゆるものを消滅させる術式は、249話の宿儺の見立てから、乙骨の領域の必中術式となっている可能性が高いことが判明しています。

ここで、上記に挙げた術式の使用者は全員、肉体の一部を失っている術師、もしくはすでに死亡している術師です。

乙骨が他人の術式を模倣できる条件は、180話の石流の推測から、術式の使用者の肉体の一部を、リカが食らうことである可能性が最も高いと言えます。

このことを考えると、乙骨は東堂の右手や狗巻の左腕、天使の右腕など、肉体の一部を食べさせ、術式を発現させたのではないでしょうか。

まとめると、乙骨は今後、右手を失った東堂や、すでに死亡している釘崎、日車の術式を新たに使用する可能性があります。
乙骨が今後、どんな術式を使用するのか、注目ですね!

呪術廻戦ネタバレ最新話271話|来栖・ミゲル関連の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|線の動きと点の動き

255話の五条のセリフに気になるものがありました。
「術式なし・呪力強化ありで僕とミゲルが身体能力を競ったら、線の動きなら勝てるけど 点の動きではたぶん負ける」

この「線の動き」「点の動き」とはどういう意味なのでしょうか。

「線」は点がつながってできるものですから、戦闘における「一連の動き」を意味するものと思われます。
「点」はひとつひとつがつながって線を作るものなので、「個々の動作」を意味すると考えられます。

この解釈を元に五条のセリフを言い換えると、このようなものになるのでしょう。

「呪力操作を含めた一連の動きの流れ全般なら五条が勝つけれど、個々の動作ではミゲルが勝つ」

呪力で身体を強化するということは、体の全体に過不足なく呪力をいきわたらせる必要があるはずです。
ロスも過不足もなく全身に呪力を回すという操作の精度は、五条の方が上ということですね。

一方のミゲルは、個別の動きなら五条を上回るということです。
「呪力で強化した打撃」とか「呪力で強化した防御」といった単発の威力だけなら五条以上なのでしょう。
255話でも、「宿儺の攻撃を止める」「宿儺の急所を攻撃する」などの動作はそれぞれしっかり描写されていました。

ただ、「五条を上回る力がある」ことと、「だから宿儺を倒せる」はイコールにはならないでしょう。
おそらく宿儺は、「ミゲル並みの点の動き」と「五条並みの線の動き」ができるはずです。

「点の動きなら五条以上」だけのミゲル単独では、宿儺を倒しきるのは難しいでしょう。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|ミゲルは宿儺の黒閃の威力を無効化できる?

255話では、ミゲルの術式が判明し、呪力を退けるだけでなく、身体能力を強化向上させることができることがわかりました。

「身体能力を強化向上させる能力」という部分に注目しがちですが、「呪力を退けることができる能力」も実はとても強力であると言えるかもしれません。

なぜなら、宿儺の黒閃の威力を無効化することができる可能性が高いためです。

漫画48話で、黒閃は「打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間に、空間が歪んで呪力が黒く光る現象のこと」と説明されていました。

この説明からもわかるように、黒閃は呪力を打撃に纏わせることなしでは成り立たない技であることがわかります。

つまり、黒閃を含むミゲルに与えられる打撃は全て、天与呪縛によって呪力を持たない真希のような純粋な打撃になると考えられるでしょう。

このことから、宿儺はミゲル戦で呪力なしの体術戦、もしくは術式での戦いを強いられるのではないでしょうか。

また、読者の中には術式は無効化できないのかと考える方もいるかもしれません。

確かに、術式は呪力を生得領域に流すことによって発動するものであるため、術式を無効化できる可能性も否定できません。

しかし、ミゲルが宿儺戦に参加する条件として、宿儺の領域展開を封じることを課していました。

領域展開も術式によって成り立つものであり、ミゲルは宿儺の領域展開を恐れていることから、術式を無効化することはできないのではないでしょうか。

まとめると、ミゲルは自身の術式「祈祷の歌ハクチ・ラーナ」によって、術師最強である宿儺の黒閃を無効化できる可能性があります。

255話の最後では、宿儺が2度目の黒閃を発動していました。
今後、ミゲルが宿儺の3度目の黒閃に難なく耐えるシーンが描かれるかもしれませんね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話|高羽・日車関連の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|高羽は術式が使えず、呪術界を引退する⁉︎

243話では、夢の舞台での漫才が終わった途端、高羽は白装束の服装で、仰向けで倒れていました。
最高の相方である羂索が首を斬られた時でさえ、彼は微動だにしません。

それほどまでお笑いの欲求が満たされた高羽は、これを機に呪術界を引退するのではないでしょうか。
なぜなら、高羽との戦闘中に羂索は、高羽のお笑いの欲求を満たさぬ限り、戦いが終わらないと推測していたためです。

例えば、食欲が満たされれば、それ以上食べ物を必要とはしませんよね。
それと同様に、お笑いへの欲求が満たされれば、それ以上周りからウケようとは思わないでしょう。

そして現在、夢の舞台で笑いを掻っ攫ったことで、高羽のお笑いへの欲求は満たされています。
それゆえ、「自分がウケると思った想像が現実化する」高羽の能力は、しばらくの間使えないでしょう。

また、宿儺との最終決戦も同時刻に行われているため、この先高羽が再びお笑いへの欲求を持ったとしても、その時にはもうすべての戦いが終結している可能性があります。

このことから、高羽は今後の物語で戦うことはなく、呪術界を引退することになるのかもしれません。

呪術廻戦ネタバレ最新話考察|日車が虎杖に処刑人の剣を渡すことができた理由

247話では、日車が処刑人の剣を虎杖に渡していました。

日車が虎杖に処刑人の剣を渡すことができたのは、日車が反転術式の使用を封じるという縛りを、自身に課したからではないでしょうか。
なぜなら、術式を他人に譲渡することは前例がなく、呪術界ではイレギュラーである可能性が高いためです。

術式は本来、術師の生得領域なしには成り立たないものであるため、他人に術式を譲渡することは本来できないはずです。
しかし、それを可能にし得る唯一の方法が、作中にはあります。

それは、術師本人に何らかの縛りを課すことです。

実際に、宿儺は領域展開の際、閉じない領域を使用することで相手に逃げ場を与える代わりに、広範囲にまで領域を広げるという、縛りを応用した戦法を利用していました。

本人の術師としての才能が必要にはなるものの、宿儺のように呪術界では非現実的な手法や戦法は可能であることがわかります。

日車は、五条悟にも並ぶ術師としての才能があるため、縛りを使用することで術式を他人に譲渡することができる可能性は十分に考えられます。

では、仮に縛りを課したとして、何を対価に処刑人の剣を虎杖に渡したのでしょうか。
それは、反転術式の使用を禁ずることだと考えられます。

日車は247話で、反転術式を使用することができるようになりました。
反転術式は術者の脳が破壊されない限り、使用することができます。

つまり、日車は宿儺に腹を切られたものの、反転術式を使用すれば回復することができるはずです。

しかし、日車は自らを回復することなく、虎杖に処刑人の剣を託したことや、虎杖に「それでいい」と呪いの言葉のようなものを残して倒れてました。
このことから、日車はおそらく、ここで死亡することになるでしょう。

今回の日車の行動は、反転術式を使って自身のダメージを回復することよりも、虎杖に処刑人の剣を託すことを選んだように見て取れます。

自身よりも術師としての経験がある虎杖に処刑人の剣を託すことで、少しでも勝率を上げようと、日車は考えたのではないでしょうか。

まとめると、日車が虎杖に処刑人の剣を手にすることができたのは、反転術式による回復を封じるという縛りを設けたことでできたためである可能性があります。

今後、虎杖と日車の、宿儺を倒す作戦の全貌が明かされることになるでしょう。

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