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青玉鱗の治療法をベガパンクが知っていることが判明しました。
しかし、ベガパンクが研究する古代エネルギーに注目すると、青玉鱗との不気味な類似点も見えてきます。
青玉鱗と古代エネルギーの関係について考察します。
青玉鱗に関して判明した事実と考察

ベガパンクは治療法を知っていた
1099話では、ベガパンクは青玉鱗の治療法をすでに知っていることが判明しました。
ただし、青玉鱗を治療するためには、サイボーグを作るような費用と手間がかかるようです。
ベガパンクは、くまの血液の提供とクローン兵を作る許可を条件に、無料で青玉鱗の治療をすることを約束しました。
ベガパンクは青玉鱗の治療法を医療現場に下ろしていないと言っていますが、どういった経緯で青玉鱗の治療法を知ったのかは気になるところです。
青玉鱗は正常な肝細胞を移植すれば治る
青玉鱗の治療法は、正常な肝細胞を移植すれば治ることが判明しました。
幹細胞は、人間の体を作り出す細胞を生み出す機能を持った細胞です。
幹細胞は大きく分けて特定の組織や内臓などの細胞を作り続ける組織幹細胞、どんな細胞でも作り出すことができる多能性幹細胞の2種類があります。
かつて話題になったiPS細胞は、人工的に作り出された多能性幹細胞です。
青玉鱗は肝細胞が正常に機能しなくなった病気?
青玉鱗は幹細胞が正常に機能しなくなったことで、異常な皮膚が作られる病気と考えられます。
青玉鱗は、皮膚が青い石のように変化する病気です。
皮膚が変質する原因はさまざまですが、皮膚を作る幹細胞が正常に機能しなくなった可能性があります。
正常な肝細胞を移植すれば治るということは、青玉鱗になった人間の肝細胞が正常に機能していない可能性が高いです。
青玉鱗と古代文明のエネルギーの不気味な類似点

古代文明のエネルギーは太陽光から作られる
古代文明のエネルギーは、太陽光から作られたエネルギーの可能性があります。
ベガパンクは無尽蔵のエネルギーを開発しようとしており、発言から以下の事実が判明しています
- 研究を進めると古代のエネルギーに行きつく
- エネルギーは世界中に満ちている
- ベガパンクはエネルギー開発で太陽を強く意識している
古代文明では無尽蔵のエネルギーを利用しようとしていたと思われ、そのエネルギーは太陽に関係していた可能性が高いです。
ベガパンクは、太陽のようなエネルギー源を開発しようとしていた可能性もあるでしょう。
ただ、エネルギーは世界中に満ちているという発言は、太陽光からエネルギーを作り出そうとしているとも考えられます
青玉鱗は自然の光を浴びることで肌に青い石が発生する
青玉鱗は自然の光を浴びることで、肌が青い石のように固くなる病気です。
皮膚が固くなるとされていますが、本当に肌に青い石が発生しているのかもしれません。。
太陽光から古代エネルギーが作られるのなら、古代エネルギーのメカニズムと自然光を浴びた人間の体内で青い石が発生する青玉鱗はかなり似ていることになります。
青玉鱗は太陽光だけでなく、月の光などでも皮膚が石化すると医者は言っていました。
この点は古代エネルギーと異なるようですが、実はそうではありません。
自然の光は全て太陽(恒星)の光
実は月光などの自然の光は、本質的には全て太陽光と同じ光です。
月の光は太陽の光を反射したものであり、月が光を放っているわけではありません。
宇宙から見た地球が青いのも、太陽の光を反射しているからです。
星の光は全て太陽と同じ恒星の光なので、こちらも太陽光と同じものになります。
つまり、自然の光は全て太陽光であり、青玉鱗と古代のエネルギーはどちらも太陽光から生み出された可能性があるのです。
古代文明のエネルギーとは太陽光から生まれる鉱石?

古代文明は太陽光からエネルギーになる資源を生成していた?
古代文明は太陽光をエネルギーに変換していた可能性がありますが、これは太陽光からエネルギー資源になる物質を作り出していたとも解釈できそうです。
1068話でベガパンクは何もない場所を指差しながら、至る所にあるエネルギーを目に見える形にできれば、戦争の火種を1つ無くせると語っていました。
ベガパンクの言うエネルギーは太陽光のことであり、それを目に見える資源に変換しようとしているようにも聞こえます。
古代文明は太陽光をエネルギー資源に変換し、その資源からエネルギーを作り出していたのかもしれません。
古代文明のエネルギーは青い石から生み出される?
古代文明が太陽光を物質化した資源が、青玉鱗になった人間の肌に出る青い石と同じものであるという可能性も考えられなくはありません。
現在、ワンピースの作中で太陽光が原因で発生した物質は、青玉鱗になった人間の肌に現れる青い石だけです。
ワンピースの世界の太陽光が物質に変換できる光だと仮定すると、この2つが同じものである可能性は否定できません。
青玉鱗は太陽光から生まれる資源が人間の体内で生成される病気
人間の体内で、太陽光が物質に変換されるようになる病気が青玉鱗とも考えられます。
ワンピースの世界の太陽光が物質に変換できるものなら、太陽光が体内で物質になる病気があってもおかしくはありません。
人間が青玉鱗になる理由は不明ですが、ジニーやボニーに接触した人間が青玉鱗になっていないため、簡単に感染する病気ではないでしょう。
しかし、青玉鱗になる理由を考える上で、興味深い病気がワンピースの世界には存在します。
珀鉛病と青玉鱗は似た病気?
ワンピースの世界には青玉鱗に似た珀鉛病と呼ばれる病気があります。
珀鉛病の特徴は以下の通りです。
- 珀鉛が体内に蓄積して起こる
- 発症すると治療法はなく、髪や体が白くなって死に至る
- 珀鉛病の親からは珀鉛病の子供が生まれるが、人から人には感染しない
青玉鱗がボニーの近くにいる人間には感染していないこと、ジニーとボニーが親子で青玉鱗になっていることが珀鉛病の特徴と一致します。
青玉鱗は珀鉛病に似た原理で発症する?
青玉鱗が珀鉛病と似た原理で発症するなら、青玉鱗は太陽光から作り出した青石が体内に蓄積されると青玉鱗になることになります。
古代文明のエネルギー源が青い石なら、古代の遺跡に青い石が残っている可能性は高いでしょう。
奴隷だったジニーが古代遺跡を発掘し、体内に青い石が蓄積されることで青玉鱗になった可能性は十分に考えられます。
珀鉛病も発症するまでかなりタイムラグがある病気だったため、青玉鱗が発症するまで時間がかかってもおかしくはありません。
青玉鱗が流行りだしたのはベガパンクのせい?

ベガパンクの夢は無償のエネルギー
ベガパンクは、世界中に無償のエネルギを供給したいという夢を持っています。
無償のエネルギを供給できれば、世界中から戦争の火種を1つ失くすことができると考えているのです。
無償のエネルギーが供給されることで本当に戦争の火種が無くなるかは疑問ですが、世界中に取って非常に有益な開発なのは間違いありません。
ベガパンクは古代のエネルギーを研究している
ベガパンクは無償のエネルギーを開発するために、古代のエネルギーの研究にも手を染めています。
ベガパンクは無尽蔵なエネルギーを研究する過程で、どうしても古代エネルギーに行きつくと言っていました。
空白の100年の歴史にも手を出して、古代エネルギーを研究したせいで世界政府に命まで狙われています。
ここまでするほど、ベガパンクは無償のエネルギーを開発することに情熱を傾けているのです。
しかし、古代エネルギーと青玉鱗の仮説が当たっているなら、ベガパンクの研究のせいで青玉鱗が増えている可能性も考えられます。
青玉鱗が増えたのはベガパンクの研究のせい?
ベガパンクの研究のせいで、青玉鱗が増えた可能性は否定できません。
青玉鱗は近年確認された病気で、ジニーが青玉鱗で死亡したのは12年前です。
青玉鱗が確認されてから、おそらく20年程度しか経っていないでしょう。
年代的にはベガパンクの研究のせいで、青玉鱗が広まったとしてもおかしくはありません。
ベガパンクの身近で青玉鱗になった人間がいたから、治療法を知っていた可能性も考えられます。
ただし、ベガパンクは正直者として描かれてきました。
少なくとも、治療を引き受けたベガパンクの反応を見る限り、自分のせいで青玉鱗が広まったとは考えていないでしょう。
古代文明と青玉鱗に関する考察まとめ

古代文明のエネルギーと青玉鱗の関係について考察しました。
古代エネルギーの源である鉱物と青玉鱗の青い石が同じというのは、かなり飛躍した仮説でしょう。
ただ、青玉鱗は太陽光を浴びることで、死に近づいていく病です。
ニカが太陽の神であるように、太陽という存在はワンピースの物語でとても重要と考えられます。
青玉鱗になった人間は太陽に存在を否定されたようでもあり、青玉鱗がただの病気とは思えません。
今後、重要な要素になりそうな青玉鱗の真相に注目しましょう。