呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報①|呪詛師討伐の手がかり

犯人探しをする虎杖たち
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

271話は、虎杖、伏黒、釘崎が依頼解決のために話し合うシーンから始まります。

釘崎が言うには、依頼人である女性には呪霊も呪いも取り憑いていないとのこと。

その上で、犯人は案外近くにいるのではないかと、釘崎は考えていました。

続けて虎杖が、「犯人は術式範囲内にいるってこと?」と聞くと、伏黒も「ありえるな」と言って、納得し始めます。

犯人の術式が隠密向きなのか、呪力の扱いが達者なのか、少し厄介な相手だと話す伏黒。

その上、依頼人と虎杖たちは繁華街の中心にいるため、死角が多すぎることから呪詛師を探し出すことは困難でした。

そこで虎杖は、依頼人の女性を周りに何もない平野まで連れて行くことを提案します。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報②|犯人の呪詛師を見つける名案とは

気配を感じ取った虎杖たち
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖の提案に、伏黒は「犯人がそこまでノコノコと付いてくる馬鹿だったらいいんだけどな」と言って却下しました。

釘崎も、依頼人と彼氏の2人で旅行に行って貰えばいいんじゃないかと提案するも、犯人が遠隔で常に依頼人の位置を把握できる可能性があるため、この作戦もボツとなります。

なかなか名案が浮かばない3人。
すると伏黒は、「あれが使えると思う」と言って、外を指さします。

伏黒の案に納得したのか、3人はすぐさま作戦を実行します。

その作戦とは、依頼人と彼氏の2人がエレベーターで最上階へと一気に昇り、術式範囲から出てもらうというもの。

すると、依頼人から彼氏の顔が戻ったという電話がかかってきました。

それと同時に、「ズズズズ…」と、何か気配を感じ取った虎杖たち。
3人はすぐさま、感じ取った気配のする方へと向かいます。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報③|呪詛師を捕える虎杖たち

捕えられた呪詛師
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖たち3人は呪詛師を見つけることに成功します。
すぐさま虎杖と釘崎は捕えようとするも、顔を変形させる術式で2人を困惑させる呪詛師。

「馬鹿め」と言って、その隙に逃げようとしますが、伏黒は油断せずに玉犬を発動したことで、呪詛師の捕獲に成功しました。
しかし、呪詛師のことを知っている人は依頼人を含め、誰もいませんでした。

すると呪詛師は、「クソ女‼︎」「そのバッグは僕が買ってあげたんじゃないか‼︎」と、依頼人の女性に対し、怒りを露わにします。

どうやら、依頼人の女性はホステスをしていたことがあり、呪詛師は客として、高い金を払って女性と何度も会っていたようです。

呪詛師の不合理とも言える恨みに、困惑する虎杖たち。
呪詛師はその後、警察に逮捕されるのでした。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報④|五条が虎杖に伝えた言葉

虎杖と話す五条
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

ここで、新宿決戦前の五条と虎杖の回想シーンが描かれます。

修行の休憩中、五条は、自分に何かあったとき、繋いでいって欲しい意志も夢もあると、虎杖に打ち明けていました。

続けて、今の僕が終わりだとして皆大人になる時がくるわけじゃん」「なら一人くらい僕のことを忘れて、僕とは全く違う強さを持つ人間がいた方がいい」と、話す五条。

五条のらしくない発言に虎杖は、「忘れるわけないじゃん」と言った上で、「弱気じゃない?そんなんで大丈夫?」と心配します。

すると五条は「若いねぇ」と笑いながら、「これ以上ない強気だよ」と答えました。
その後、期待してるよ 悠仁と虎杖に伝え、回想シーンば終わるのでした。

この一連のやりとりが、268話での手紙の代わりに、虎杖が五条から直接聞いたメッセージだったのかもしれませんね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報⑤|呪詛師を捕獲し事件解決

呪詛師に言葉をかける虎杖
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

ここで、話は現在に戻ります。

反省した様子で警察の車に乗せられた呪詛師。
虎杖は最後に、「間違えたって思ったんなら大丈夫だって!」「きちんと反省したら、今度は俺たちの仕事手伝ってくれよ」と言葉を伝え、笑顔で見送るのでした。

こうして事件を解決した虎杖たち。
ここで場面は変わり、宿儺と真人の会話が描かれます。

真人はどうやら死後もなお、宿儺の魂に干渉し、会話をしているようです。
真人が再び宿儺に干渉したのは、宿儺が自分をさげすしいたげた人間に対して恨みをもっていたことを直接確かめるためでした。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報⑥|明かされる宿儺の過去

宿儺と真人が対話する
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

真人の問いに対し、「同じさ」「それ以外の生き方を知らず、それが俺の身の丈だった」と話す宿儺。
とはいえ、真人の読みは当たっており、宿儺は臓腑ぞうふにある呪詛を吐き出さずにはいられなかったことを明かします。

続けて、違う生き方を選ぶこともできたと話す宿儺。
そう話す宿儺の背後には、裏梅に似た人物と、平安時代で何らかの関係があったと思われる巫女が描かれています。

次があれば、生き方を変えてみるのもいいかもしれないと、宿儺は裏梅に似た女性の肩に手を添えながら、話します。

宿儺の言葉に対し、「つまんねー‼︎」「丸くなりやがって‼︎」と、怒りを露わにする真人。

「当然だろう」「負けたんだからな」と言い残し、宿儺はその場を去っていきます。

「なんだよ‼︎俺だけガキみてぇじゃんか‼︎」と言って、真人はただ一人、地団駄を踏むのでした。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報⑦|笑顔を浮かべる虎杖たち

笑顔で話す虎杖たち
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

ここで話は現在に戻ります。

事件を解決し、笑顔を浮かべる虎杖たちや、街中を歩く乙骨、真希、パンダ、秤たちの様子が描かれました。

ここで場面は変わり、自然の中にポツンと設置されている百葉箱が描かれます。

次のシーンで、小さな木箱の中に置かれている宿儺の指が描かれ、271話は終了。

高専によって管理されていたはずの最後の宿儺の指。
なぜ百葉箱の中に、宿儺の指があるのでしょうか?

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報|まとめ

271話では、虎杖、伏黒、釘崎が事件の犯人である呪詛師を見つけて討伐するまでのシーンが描かれました。

今回の271話で突如描かれた呪詛師討伐。

事件も無事解決し、虎杖、伏黒、釘崎は最終的に生存し、笑顔を見せて作品に幕を閉じる結果となりました。

この結末は、「多くの人が納得できるような最終回を鋭意作成中です」と明かした芥見先生の言葉に、相応しい終わり方だったと言えるのではないでしょうか。

また、ラストシーンに描かれた宿儺の指。
1話と同じ構図となっていますが、このシーンにはどのような意味があるのか、気になるところですね。

今回の271話をもって完結した呪術廻戦。
芥見先生の次回作にも期待ですね!

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の確定速報|発売日はいつ?次回は休載?

呪術廻戦271話は、2024年9月30日(月)発売の週刊少年ジャンプ44号に掲載予定です。

呪術廻戦271話のネタバレ情報が出ましたら、最速で追記していきますので、それまでは考察をお楽しみください。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|宿儺と深い関係があった2人の女性は誰?

271話では、宿儺が「違う生き方をえらぶこと」と話した際、2人の女性の後ろ姿が描かれました。

そのうちの1人は姿を見る限り、裏梅である可能性が高いですが、もう1人については初めて描かれた女性となります。
では初めて描かれた女性はいったい、何者なのでしょうか。

結論から言うと、この女性は1000年前の羂索の姿だったのではないでしょうか。

作中には、羂索の性別が女性であったと考えられる伏線がいくつか散りばめられています。

中でも有力なのは、羂索の領域展開「胎蔵遍野へんや」です。

この領域で構築された人の顔でできた樹木のようなオブジェクトには、妊婦と思われる姿が描かれています。

領域は、術師の心の中である生得領域を具現化したものであることから、この領域は羂索が女性であることを暗示している可能性があります。

また、「君強すぎるんだよ 私の計画に邪魔なの」や、「グダグダ私と戦えると思ってるの?」など、女性らしい言葉の言い回しをするシーンもいくつかありました。

さらに、天元の性別が女性であり、羂索と天元が元々親友だったことや、145話で天元が羂索のことを「あの子」と呼ぶシーンもあります。

これらのことから、羂索の性別は女性である可能性が高いのではないでしょうか。

そして、平安時代に宿儺が関わりのあった女性キャラクターといえば、裏梅の他に、万が挙げられますが、万は一方的に宿儺に愛を教えようとしていたことから、宿儺から見て万との関係は浅いものだと考えられます。

裏梅と万の他に、宿儺と関わった女性キャラクターが他にいないことから、女性である可能性が高い羂索が、271話で初めて描かれた女性の正体なのではないでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|最後に描かれた宿儺の指からわかること

271話のラストシーンでは、箱の中に入った宿儺の指が描かれました。

もしかするとこのシーンは、宿儺の指を巡った戦いが再び訪れる未来を暗示しているのかもしれません。

呪術廻戦の物語は、『NARUTO』や『BLEACH』、『HUNTER×HUNTER』など、さまざまな作品に影響されて作られています。

そして今回のラストシーンも、『進撃の巨人』をオマージュする形で作られた可能性があります。

『進撃の巨人』の最終話は、少年が始祖の巨人の力が眠る大木に辿り着くシーンで終わりました。
このシーンは、巨人の力を利用した争いの時代が再び訪れることを暗示していると見ることができます。

そして今回の呪術廻戦271話も、宿儺の指が入った箱が開けられていることから、何者かが宿儺の指を見つけたシーンとも見ることができ、『進撃の巨人』のラストシーンと酷似していることがわかるでしょう。

その上、268話では、虎杖が宿儺の魂を伏黒から引き剥がしたことで、残りの1本の指に宿儺の魂を繋ぐことができなくなったものの、宿儺の力そのものは残されたままである可能性があります。

このことから、271話のラストシーンで宿儺の指が描かれたのは、呪術廻戦1話と同じように、何者かが宿儺の指を手に入れることで、それを巡った術師や呪霊との戦いが再び訪れることを暗示しているのではないでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|死滅回遊をどのようにして終わらせたのか?

270話では、死滅回遊が機能しなくなったことが明らかになりました。

死滅回遊を終了させるまでの過程がほとんど描かれませんでしたが、高専はどのようにして、死滅回遊を終わらせたのでしょうか。
結論から言うと、楽巌寺が天元の結界である浄界を破壊したことが考えられます。

羂索は220話で、死滅回遊を始める際、浄界を破壊することで、死滅回遊を強制終了させる術を持っていたことを明かしていました。

そして270話では、楽巌寺が飛騨霊山浄界の中へと入っていくシーンが描かれています。
楽巌寺が浄界に入ったのは、浄界を破壊するためだったのではないでしょうか。

しかし、浄界を破壊するということは、呪霊の発生をさらに促進させることになるということ。
これにより、1000年前の呪術全盛と言われた時代にまで戻し、世界を混沌に陥れる危険がありました。

これを防ぐ方法として楽巌寺が考えついたのが、270話で言及された、宿儺の残骸を天元の結界の代わりに使用することだったのではないかと考えられます。

まとめると、楽巌寺が飛騨霊山浄界を破壊したことで死滅回遊は終了を迎え、浄界の破壊による呪霊の大量発生を宿儺の残骸で防いだのではないでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|呪霊が存在しない世界が誕生する?

270話では、呪霊の存在を「東京にしか発生しないモノ」として公表したと、真希が話していました。

呪霊の存在をに公表したことで、今後、呪霊を発生させない方法が研究されるのかもしれません。

77話にて九十九つくもは、非術師に呪力を制御させる、もしくはすべての人類から呪力を完全に無くす方法がないか、探していました。
というのも、呪霊は非術師から漏出した呪力が集まって生まれるものであるからです。

九十九が提唱していた2つの方法のうち、現時点で実現できる可能性があるものは、非術師に呪力を制御させる方法だと言えます。

なぜなら、呪霊の存在が世間に公表されたということは、呪霊の発生源である呪力の概念などといった、呪術に関する情報も後に公表される可能性が高いためです。

呪霊の存在を「東京にしか発生しないモノ」として、東京を不可侵領域としている状況。
日本の首都を立入禁止とする現状を、いつまでも放置することはできないでしょう。

そこで高専が、呪術に関する情報を世間に公表すれば、多くの人間が呪力の制御を行う方法の研究が、広く行われることになる可能性は十分に考えられるでしょう。

この研究で多くの非術師が呪力を制御できるようになれば、発生する呪霊の数が激減することになります。
このことからも、今後、非術師が呪力を制御する方法の解明が本格的に行われ、発生する呪霊が激減、もしくは絶滅する展開になるのではないのでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|虎杖が5人目の特級術師になる?

269話では、虎杖たち高専術師が宿儺との戦いについて振り返っていました。
鹿紫雲かしもの死亡から、最後まで宿儺と戦い続けた虎杖。

今回の269話では特に言及されませんでしたが、今後、虎杖が5人目の特級術師に認定される展開はあるのでしょうか。
結論から言うと、現在の虎杖が特級術師になる可能性は低いのではないかと考えられます。

特級術師に認定される条件は明確には明かされていませんが、203話で羂索が”術師の特級が意味すること”について、言及していました。
それは、「単独での国家転覆が可能であること」です。

4人の特級術師を見てみると、単独での国家転覆が可能だと言える要素は、次のように考えられます。

  • 五条:最小限の呪力消費と無下限呪術
  • 夏油(羂索);呪霊操術で取り込んだ大量の呪霊
  • 九十九:星の怒りボンバイエによるブラックホール
  • 乙骨:五条をも超える呪力量とリカ

一方、虎杖が宿儺との戦うまでの準備期間や、戦いの中で習得した術式や能力は、次のとおりです。

  • 反転術式
  • 呪力を血液に変える力
  • 何度も黒閃を出す
  • 御厨子
  • 赤血操術
  • シン・陰流「簡易領域」
  • 領域展開(不完全)

虎杖は、強力な術式である御厨子や赤血操術を習得し、最小限の呪力消費で反転術式を行うことができるようになりました。

対人戦では1級術師トップクラスと言えるものの、宿儺のように広範囲の領域展開はできないことや、反転術式以外の呪力消費の節約ができません。

このことを考慮すると、虎杖一人に広範囲に影響を及ぼせるほどの力がないと考えられることから、国家転覆が可能とは言えないと考えられます。
そのため、虎杖が特級術師に認定されることは、難しいのではないでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|宿儺や羂索の過去は明かされるのか?

269話まで描かれ、完結まで残り2話となった呪術廻戦。
その中で未だ描かれていないのは、宿儺や羂索たちの過去です。

果たして、宿儺や羂索たちの過去が明かされることはあるのでしょうか。
結論から言うと、その能性は十分に考えられるでしょう。

宿儺や羂索の過去を知る可能性が高い人物として、次の人物が挙げられます。
その人物とは、来栖華に受肉している天使です。

天使は死滅回遊をきっかけに、羂索との契約に合意したことで受肉した、1000年前の術師。
そして来栖くるすに受肉してからの最大の目的は、”堕天”である宿儺を殺すことでした。

天使がなぜ宿儺を堕天と呼ぶのかについて、未だ明かされていません。

新宿決戦が終わり、さまざまな伏線が回収されている今、宿儺を堕天と呼ぶ理由と共に、宿儺や羂索たちの過去が天使の口から明かされるのではないでしょうか。

また、264話で来栖は東堂に庇われながら宿儺の黒閃を喰らい、殴り飛ばされていましたが、269話にて東堂が登場しました。
このことから、来栖も生存している可能性は非常に高いと言えるでしょう。

以上より、次回以降、宿儺や羂索が生きていた平安時代の過去や、宿儺が堕天と呼ぶ理由が明かされるのではないでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|五条が虎杖に期待したこととは

271話には、五条が虎杖に「期待しているよ」と言葉をかける場面がありました。
前後の会話から、「五条とはまったく違った強さを持つ人間」になることを虎杖に期待しているらしいことが読み取れます。

では、「五条とはまったく違う強さ」とは具体的にどういうものなのでしょうか。

ヒントになるのは、最後に出てきた宿儺の指です。
共振によって、他の指が崩壊すれば最後の1本も失われるはずのものでしたよね?

しかし実際は1本の指が残り、どこかの学校の百葉箱に安置されたらしいことが描かれています。
このような結末になったことには、虎杖が影響しているのではないでしょうか。

虎杖は宿儺に、「誰かを呪うんじゃなく誰かと生きるために」「もう一度やってみよう」と声をかけていました。
宿儺と虎杖のどちらかだけが生き残るのではなく、両方が生きる道を提示していたと捉えられる発言です。

この視点は、五条と宿儺の戦いでは見られなかったものです。
五条の戦いは常に「どちらが勝つか」というものであり、現に五条は宿儺に敗れてこの世を去っています。

「どちらか一方しか生き残れない強さ」が「五条の強さ」だったと考えることができる結果が出ているわけですね。

対する虎杖は、「どちらか」ではなく「両方が生き残ることができる強さ」を宿儺に対して示したことになります。

そんな虎杖の強さが宿儺の指を現世にとどめたということなのでしょう。

そして虎杖はこの結末に辿り着いたことで、五条の期待に応えたということになると考えられます。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|家入が煙草を捨てた理由とは

270話の冒頭は、伏黒と家入の墓参りのシーンになっていました。
その最後に、家入が煙草を捨てる様子が描写されています。

この描写には、2つの意味が込められていると考えられます。

1つめは、家入がストレスから解放されたという理由です。
これまで家入には、多忙になりストレスが多くなると煙草の本数が増えている様子が描かれてきました。

その煙草を捨てたということは、ストレスの原因となるものが去ったことを意味すると考えられます。
渋谷事変から始まった一連のゴタゴタに決着がついたことの象徴ということですね。

もうひとつは、家入が自身の青春と決別したことを意味するという理由です。
家入の喫煙歴は長く、高校のころから彼女は煙草を吸っていましたよね。

一時期禁煙したものの、渋谷事変で喫煙を再開。
その後も、家入が煙草を吸っている描写は何度か登場しています。

そして、渋谷事変から死滅回游までの流れは、夏油関連で五条の身にゴタゴタが発生した時期とも言えます。
家入の青春時代に大きくかかわった人物に関連する流れの中で、家入の喫煙描写がたびたび登場していたことになるわけです。

しかし、新宿決戦の終結で死滅回游も区切りとなりました。
家入はその中で、夏油とも五条とも完全に決別した形になっています。

青春時代の象徴でもあった煙草との決別は、五条や夏油と完全に決別した家入自身を表現していると考えられます。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|髙羽の相方は何者?

270話にて、髙羽も生き残っていたことが判明しました。
どうやら新たな相方を見つけ、またコンビ芸人としてお笑いの道を進むようです。

その髙羽の相方なのですが、妙に気になるシルエットをしていることに気が付きましたか?
服装はともかく、髪型がほとんど羂索でしたよね。
しかし、「実は羂索も生きていて髙羽とコンビを結成した」とはちょっと考えにくいです。

首を落とされ、乙骨によってトドメも刺されたのですから、いくら羂索とは言えさすがに生きてはいられないはずだからです。

ということはあの相方は、羂索にシルエットがよく似た別人ということになります。
なぜ髙羽はそんな人物を相方に選んだのでしょうか。

手がかりとなるのは、羂索と髙羽のハジケバトルの様子でしょう。
あのとき髙羽は心の底から楽しんでいたらしいことが読み取れます。

髙羽にとって羂索は、最良の相方と言える存在だったのかもしれません

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|残されている謎とは

268話のラストでは、乙骨を助けるという話が始まっていました。
サブタイトルが「決着」だったこともあり、宿儺関連および死滅回游のエピソードは終了したものと思われます。

ただ、死滅回游編の中で回収されなかった謎も残されています。

  • 宿儺が呪物になった理由
  • 宿儺と羂索の関係
  • 虎杖の領域名
  • 死滅回游の結末
  • 最後の宿儺の指の扱い
  • 天元のその後
  • 宇佐美とは誰なのか

ざっと、このくらいの不明点が残っています。
死滅回游については、1億人分の呪力を持った呪霊の誕生が阻止されたという形で終わったとは思われます
しかし、あれだけの騒動がどう事後処理されたのかといった詳細はまだ不明です。

また、呪いの王と呼ばれた宿儺の指についても結局どうなったのかはわかっていません。
伏黒によれば、共振によって力を失うらしいことは一応説明がされていました

しかし、そうは言っても危険なものであるという見方はされるはずです。
破壊はできないものですから、あのあとどうなったのかは気にかかるところです。

残り3話で、これらの謎がどれだけ解き明かされるのかに注目したいですね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|宿儺が再び復活する可能性

268話は、宿儺が虎杖に敗れ、消滅しました。

指19本を取り込んだ状態で死亡した場合、共振の影響で残りの1本の指に魂を引き継ぐことはできないようです。
これにより、実質的に死亡した宿儺ですが、今後、宿儺が再び復活する可能性が考えられます。

呪術廻戦の世界には、輪廻転生が存在すると思える描写が、いくつかあります。

114話で漏瑚が死亡して花御や陀艮と再会した時、「再び生まれ落ちる時、我々はもう我々ではない」と発言していました。
この漏瑚の発言から、輪廻転生が実際にある可能性が浮上しました。

さらに、宿儺の双子の魂は宿儺に食われた後、巡り巡って虎杖の父、仁の元へと宿っていたことが257話で判明しています。

このことを踏まえると、宿儺が再び輪廻を通して、いずれ違った形で復活する可能性が高いと言えるでしょう。

では、もし復活した場合、宿儺は生前のような残虐非道な性格を持っているのでしょうか。
これについては、268話での虎杖の発言に手がかりがありました。

虎杖が「宿儺 俺はお前だ」「知らず知らずに呪いを持って生まれて、どんな化け物になるかは運次第だった」と発言しています。
続けて、「俺には爺ちゃんがいた」と話していました。

この発言の真意は、もし宿儺と同じポテンシャルを持つ虎杖に、祖父のような愛情深い人がいなければ、虎杖も宿儺のような残虐な行為を行なっていたかもしれないということ。

このことから、生まれ変わった宿儺がどんな人物になるのかは、宿儺の周りに愛を与える人がいるかどうかにかかっているのではないでしょうか。

とはいえ、呪術廻戦の完結まであとわずか。
もし復活するとすれば、どのような形で復活するのか、残虐非道な性格は残されたままなのか、気になるところですね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|宿儺はまだ生きている?

268話で、宿儺は伏黒の肉体から追い出され、消滅したように見えました。

しかし一連の流れをよく見てみると、宿儺が本当に消滅したのかは疑問です。
虎杖が宿儺にかけている言葉を確認してみましょう。

「もう一度やってみよう」
「俺だけはオマエと生きていける」

これらの虎杖の発言は、宿儺にやり直しを促しているものです。
また虎杖は、宿儺が虎杖の肉体に戻るのであれば殺さないでやるという発言も以前にしています。

これらを合わせて考えると、宿儺は虎杖の肉体に戻った可能性が浮上してきます

ただし、宿儺は「俺は呪いだぞ」という発言もしているため、性質はまったく変わっていないことが予想されます。
虎杖の肉体に戻った宿儺がどうなっていくのかは、残り3話で描かれていくものと思われます。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|釘崎の復活が遅れた理由

267話にて、ついに釘崎野薔薇が復活を果たしました。
しかし歌姫の発言によれば、釘崎は目覚めてからまだ間もない様子です。

なぜ、釘崎の復活には時間がかかったのでしょうか

おそらく釘崎の致命傷の原因が、真人の術式だったことが影響しているものと思われます。

真人の術式「無為転変」は、魂に干渉する効果を持つものでしたよね。
ということは釘崎の顔の傷も、顔面や脳だけでなく魂に影響を及ぼしていた可能性が考えられます

そして呪術廻戦の作中で、魂に干渉できる力を持っていたのは真人だけだったはずです。

釘崎は、もしかしたら本来修復できなかったレベルの損傷を受けていた可能性が高いと考えられるんですね。

そんな絶望的な状況から復活してきたのですから、治療や修復に時間がかかったのは自然な流れであると言えるでしょう。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|新宿決戦決着後の宿儺の指はどうなる?

267話では、宿儺が虎杖の黒閃を喰らい、大ダメージを負いました。

「長き戦いに終止符をーー」という煽り文からも、この黒閃が宿儺へのとどめの一撃とも取ることもできるでしょう。

では、宿儺が敗北して伏黒の肉体に居続けることができなくなった時、20本の宿儺の指はどうなるのでしょうか?

これは、次の2つの可能性が考えられます。

  • 虎杖が宿儺の指を全て食べて死ぬ
  • 乙骨の呪霊、リカに全ての指を食わせる

1つ目の「虎杖が宿儺の指を全て食べて死ぬ」は、宿儺が虎杖に受肉した当初から、高専上層部の意向で決められていたことです。

宿儺の器である虎杖が指を食べた状態で死亡すれば、食べられた指は消滅します。

そのため、虎杖が宿儺の指20本を全て食べた後に死亡すれば、宿儺は実質的に死亡したことになるでしょう。

しかし、作者の芥見先生は、「ジャンプフェスタ2020」にて、「虎杖、伏黒、釘崎、五条のうち、1人が死ぬか、1人以外全員死ぬ」と話していました。

266話では伏黒が生き返りかけており、267話で釘崎が完全に復活したことからも、五条以外の3人が生存する可能性は高いです。

となると、虎杖が宿儺の指を全て食べて死亡する展開は考えにくいでしょう。

そこで2つ目の、乙骨の呪霊、リカに全ての指を食わせる可能性が挙げられます。

乙骨は261話で、羂索の術式で五条の肉体に受肉していましたが、虚式「茈」を発動したことで術式が焼き切れて、倒れてしまいました。

この時点で死亡したかどうかは明らかになっていませんが、倒れた直後も意識を保つことができていることから、生存している可能性も十分に考えられます

また、宿儺の「解」で切断された乙骨の肉体が修復されているだけでなく、倒れた後に乙骨の姿が描かれていません。

このことから、倒れた乙骨は憂憂に回収され、乙骨が元の身体に戻っている可能性が高いです。
もしこれが実現するならば、乙骨は再びリカを制御することができるでしょう。

そしてリカに宿儺の指を全て食べさせることができれば、誰も死亡することなく、宿儺の指を処理することができます

以上より、リカに全ての宿儺の指を食べさせる展開になる可能性が、最も高いと言えるのではないでしょうか。

今後、宿儺がどのような結末を迎えることになるのか、気になりますね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|釘崎の共鳴りでなぜ宿儺は領域展開できなくなったのか?

267話では、釘崎が宿儺の指に共鳴りを発動し、本体である宿儺にダメージを負わせていました。
釘崎の共鳴りを喰らったことで、宿儺は領域展開を発動できませんでした。

なぜ釘崎の共鳴りは、宿儺が領域を展開できなくなるほどのダメージを負ったのでしょうか?
その理由は、2つ考えられます。

一つ目の理由は、釘崎の共鳴りの術式効果にあります。
共鳴りの術式効果は、相手の部位に釘を刺すことで、本体の魂に直接ダメージを与えるというもの。

渋谷事変でも123話にて、分裂していた真人に対して共鳴りを発動したことで、真人本体にダメージを与えていました。

真人と同様にして、宿儺の指に対して共鳴りを発動したことで、本体にダメージが与えられたのだと考えられます。

しかし、267話で楽巌寺が話していたように、宿儺の指はいかなる物理的、呪術的ダメージにも耐える呪物です。

そんな宿儺の指に釘崎は、どうやって釘を貫通させて、さらには術式効果を通すことができたのでしょうか?

これは共鳴りによって、宿儺が領域を展開できなくなるほどのダメージを負った、2つ目の理由とも関係しています。

その理由は、歌姫の術式と楽巌寺によって、釘崎の共鳴りの威力が増強した可能性が考えられます。

220話にて、歌姫と楽巌寺は、術式の発動や舞、楽を行うことで、五条の術式の威力を増幅させていました。
その結果、五条は200%の虚式「茈」を発動することができました。

宿儺の指がある施設には、歌姫と楽巌寺がいたことからも、釘崎は2人のサポートを受けることで、術式効果を増幅させた可能性が考えられます。

こうしたことから、釘崎の共鳴りは、宿儺の指を貫通させることができ、宿儺に領域を展開できなくなるほどダメージを負わせることができたのではないでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|宿儺と紫陽花には深い関係がある?

265話では、虎杖が朝顔と答えた花を、宿儺が「紫陽花あじさいだ まぬけ」と、すぐさま訂正しているシーンがありました。

「花の種類なんてわかるんだな」と言う虎杖に対し、宿儺は、「……伏黒恵の記憶だろう」と、答えていましたよね。

しかし、宿儺のセリフに「……」とあるように、少しタメがあるのがわかります。

すぐさま「紫陽花だ」と訂正した割に、少し間を空けて、自身の記憶ではないと話している点で、どこか違和感があります。

もしかすると、宿儺は元々紫陽花を知っていて、あえて嘘をついたのかもしれません。
その理由は、宿儺と紫陽花にはある共通点があり、それを悟られないようにするためです。

宿儺が生きていた奈良時代、紫陽花は人気はなく、むしろ民衆から嫌われていた花であったと言われています。

というのも、当時、花の色が変化することは、民衆に不道徳であると考えられていたためです。
そして、奈良時代の宿儺も、その異形から人々から恐れられ、嫌われる存在でした。

こういった点で、宿儺と紫陽花とのあいだには、共通点があると言えるでしょう。

このことから、宿儺は忌み嫌われる自分と紫陽花を重ねていた時期があったのではないでしょうか。
そういった過去の弱さを悟られぬように、「……伏黒恵の記憶だろう」と嘘をついた可能性があります。

今後、紫陽花と宿儺との関係と、宿儺の過去と同時に明かされるのかもしれませんね。

呪術廻戦ネタバレ最新話271話の考察|虎杖の掌印の名前と込められた意味とは?

264話では、虎杖が領域展開を発動していました。
しかし、その際に虎杖が結んだ掌印しょういんは、宿儺のものとは全く異なるものでした。

果たして、虎杖が結んだ掌印の名前は何で、どのような意味があるのでしょうか。
まず、虎杖が結んだ掌印の名前についてですが、これは地蔵根本印じぞうこんぽんいんと言い、地蔵菩薩じぞうぼさつが結ぶ掌印です。

地蔵菩薩とは、仏教と深く関わりのある菩薩で、六道(地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道)を巡って、魂を救済する役割を担っていました。

六道の中に「地獄道」が含まれているように、地蔵菩薩はすべての地獄の魂を浄化することを望んでおり、そのために地獄にいる者の魂を浄化していたようです。

宿敵である宿儺を相手にしている点から、地蔵根本印はまさに虎杖に合った掌印と言えますよね。

また、264話のラストシーンでは、虎杖が「行くぞ‼︎」「宿儺」と言って、右腕を前に出していました。

その時の虎杖の表情はこれまで宿儺に向けていた表情とは違って、まるで仲間に向けるような笑みを浮かべています。

虎杖が結んだ掌印の意味とこのセリフから、虎杖の作戦は宿儺の魂に直接干渉することで、宿儺の魂を伏黒から引き剥がす作戦なのかもしれません。

今後、虎杖の領域を利用した作戦によって、伏黒の救出に成功するのかもしれませんね。

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