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②術式反転(じゅつしきはんてん)『赫(あか)』
術式反転「赫」は、本来の術式効果と反対の能力を発動するという術式です。原作の中では発散(はっさん)とも呼ばれています。簡単に説明すると、「近づくものがだんだん遅くなる」を「遠ざかるものがだんだん速く」にする力だと思っていただければわかりやすいです。つまり五条悟が発動した技が、相手に高速で飛んでいく力で、攻撃力がとてつもなく高い術と言うことです。
術式③虚式(きょしき)『茈(むらさき)』
虚式「茈」は、先程紹介した「赫」と「蒼」を合わせた複合術式のことです。「赫」と「蒼」を衝突させることによって仮想の質量を生み出し、押し出す技となります。
「蒼」の物体を引き寄せ消滅する力+「赫」の物体を飛ばす力=「茈」ブラックホールのような仮想の質量を押し出し、相手を消滅させる力となるわけです。
この力を使って、一瞬にして目の前の景色を長距離に渡って吹き飛ばした場面もありました。急に目の前に大きなブラックホールを生み出したような威力を持つ力なのです。
【呪術廻戦】五条悟の領域展開
領域展開とは
「領域展開」とは、生得領域を具現化することです。つまり簡単に言うと、術者自身の心の中を目に見える形にして術式を発動することを言います。術者の心の中が見える形になって表れるので、景観はそれぞれ違っており、同じものはひとつとしてありません。この領域展開は、呪術師にとって最強の技と言っても過言ではなく、相手を自分の領域の中に取り込めれば、ほぼ勝ちと言ってもいい程。ただ五条悟は、呪霊である漏瑚(じょうご)の領域展開に入った時に、自身の領域展開を被せるように発動して勝っていたので、例外もあります。
五条悟の領域展開「無量空処(むりょうくうしょ)」
「無量空処」は、五条悟の領域展開の事です。この無量空処の特徴は、強制的に情報の無制限をかけるというものです。簡単に言うと、領域に引き込んだ相手の頭の中に、いつまでも終わることのない情報を流し続けると言うこと。ちなみにここで言う情報とは、人が生きるために必要な知覚や伝達のことを指します。領域に引き込まれた相手は、頭に流れ続ける情報に処理が追い付かず、固まって動けなくなってしまうのです。そうなるとあとは五条悟の手の内なので、最強の技とも言えます。