「止める力」

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

作中で書かれている「止める力」は、術式反転のことを簡単に表したものです。自身と物体の間に無限を発生させて、物体を止める力。

厳密には相手が止まっているわけではないのですが、五条悟に近づくスピードがだんだん遅くなり、永遠に触れられないというものです。

「再生能力・身体強化」

五条悟 禪院甚爾
出典:『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

 

「再生能力」は術式反転の応用の術、また「身体強化」は無限の応用術です。

呪力の負のエネルギーを使用して可能になる「身体強化」に対し、「再生能力」は逆に正のエネルギーを使って体の一部を再生することが出来るというものです。ふたつとも目立つ力ではありませんが、五条悟だからこそ使える技だと言えるでしょう。

「瞬間移動」

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

「瞬間移動」は術式順転を応用した術の事です。吸い込む力を持つ術式順転の力を利用し、まず自身を吸い込む。そしてあらかじめ繋いでおいた障害物を除いたルートを通り、高速で移動する仕組みです。作中だとはっきり説明されているわけではないので推測になりますが、五条悟の術式を使えば可能だと言えるでしょう。

【呪術廻戦】五条悟の能力まとめ

五条悟
出典:pixiv@SIBATO

 

これまでご紹介した五条悟の力をまとめると、代表的なもので5つです。

まず、五条家特有の生まれ持った力である「六眼」と「無下限呪術」。そして術式が、「術式反転『赫』」「術式順転『蒼』」「虚式『茈』」の3つです。それを応用した力もご紹介しましたが、代表的なものはやはり、この5つだと言えるでしょう。

一つ一つの術の効果を知っていただくとお分かりかと思いますが、もともと強いという高いポテンシャルを持っていた五条悟。実は学生であった高専時代、最強とはまだ呼べない状態でした。それでも強かったことに変わりはないのですが、「強い」を「最強」にしたきっかけが禪院甚爾(ぜんいんとうじ)との出会いでした。学生時代の任務で、敵として現れた禪院甚爾に一度殺されかけるという経験をした五条悟。今まで味わったことのないピンチに、自身の力を最大限駆使するという経験を得て、今の「最強」と言われる五条悟になったのです。元々あった術式に、「虚式『茈』」を加え多くの応用した力が使えるようになったのは、この学生時代の出会いが大きかったと言えます。

これだけ最強の力を持ちながらも、現在は封印されてしまっている五条悟。しかし封印された時も、悠々と力を発揮し呪霊を倒している場面が印象に残っています。果たして、五条悟はこのまま大人しくしているのでしょうか。さらに強くなる可能性も秘めて、今後の展開に期待です。

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