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花火を見ながらプロポーズ
3年の月日が流れ、恋雪は普通に暮らせるくらいまで体調が良くなりました。
ある日、慶蔵から呼ばれた狛治は「この道場を継いでほしい」と言われます。
最初は驚いた狛治でしたが、この道場と2人を守ることを誓い、提案を引き受けることに。
そして花火大会の日、狛治と恋雪は約束通り一緒に見に行きます。
そこで、狛治はプロポーズを受けるのでした。
恋雪
「私は狛治さんがいいんです
私と夫婦になってくれますか?」
狛治
「はい 俺は誰よりも強くなって
一生あなたを守ります」
【鬼滅の刃】狛治(猗窩座)が恋雪に愛された理由とは?
狛治にプロポーズをした恋雪ですが、狛治のどこに惹かれたのでしょうか。
この真相は、作中では詳しく語られていません。
しかし、その答えは1つしかありません。
それは、狛治の「思いやりの心」です。
狛治は、突然知らない家に連れてこられたのですが、見ず知らずの恋雪の看病を毎日欠かさなかったのです。
不満も一切言わずに、勇気づけるような言葉も言ってくれました。
その中でも一番の嬉しかったことは、「今年花火を見れなくても、来年再来年見に行けばいい」と言ってくれたこと。
狛治自身は、小さい頃から父親の看病をしていたこともあり、普通のことだと思っていたのですが、病気の人を進んで助けてあげられる心優しい少年だったということです。
そんな思いやりのあるところに、恋雪は惹かれたのだと考えられます。
【鬼滅の刃】恋雪は鬼に殺された?その後、狛治(猗窩座)はどうなった?
恋雪のプロポーズで付き合うことになった2人は、その後どうなったのか。そして、狛治はなぜ鬼になってしまったのか。
順を追って解説していきます。
恋雪と慶蔵が毒殺される
狛治は、恋雪と結婚が決まったことを父親のお墓に報告に行きました。
そして家に戻ってくると、思ってもいなかったことを知らされます。
「誰かが道場の井戸に毒を入れ、それを飲んだ慶蔵と恋雪が亡くなった」
実は、隣の道場にいる跡取り息子が主犯で、毒を井戸に入れられたのです。
その跡取り息子は昔から恋雪のことが好きだったのですが、思いやりのない少年で、病弱な恋雪を無理やり外に連れていき、道中で発作になった恋雪を置き去りにして逃げたことがありました。
その出来事があり、慶蔵は隣の道場に決闘を挑み、それに圧勝して、今後関わらないように道場の主人と約束を交わしていたのですが、道場の主人が亡くなったこと、さらに狛治と恋雪の結婚話を聞き、跡取り息子が井戸に毒を入れたのです。
狛治は鬼舞辻無惨によって鬼になる
狛治は、隣の道場に乗り込み、67人を素手のみで殺害。
そこに、「鬼が出た」という噂を聞きつけて、鬼の祖である鬼舞辻無惨が登場します。
狛治は、鬼舞辻無惨によって顔を貫かれ、血を分け与えられました。
もう生きる希望を失っていた狛治は、死ぬことも鬼になることもどうでもよかったのです。
結果、鬼舞辻無惨の血に順応することができ、鬼の猗窩座が誕生したのでした。