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【文豪ストレイドッグス】太宰治の魅力
探偵社の重鎮!優れた能力を持つ太宰
太宰は単なる変人ではなく、優れた能力を持っています。
身のこなしは軽く、話術に長け、敵に捕まっても、手錠を外して、難なく脱出してしまう程の技能を持っています。
人望も高く、マフィアを足抜けしたとは言え、芥川のように、いまだに太宰を慕っているものも多く、嫌っている中原でさえも、彼の実力は高く評価しています
又、マフィア以外にも、内務省異能特務課の坂口安吾のように、政府関係者にも人脈があります。
最大の武器は頭脳で、優れた情報収集能力に裏打ちされた、作戦立案能力を持っており、探偵社で一番の切れ者である江戸川乱歩に次ぐ頭脳を持っています。
但し、推理特化型の江戸川乱歩と比べると、太宰は戦略家タイプで、常に先を見据えた行動をします。
また、子供っぽいところのある江戸川乱歩と比べ、太宰は、変人ではありますが、人間性は大人であり、常に余裕のある立ち居振る舞いをしています。
これは、太宰が数多くの修羅場を潜り抜けているがゆえの貫禄であり、太宰に多くの人を惹きつける魅力の要素でもあります。
変人だが、面倒見はいい太宰治
人をからかってばかりの太宰ですが、実は、大変面倒見の良い人です。
第一話では、自分の異能を制御できなかったために、孤児院を追い出された中島を探偵社に招き入れ、以来彼の師となって導いています。又、自分と同じくマフィアだった泉鏡花も、探偵社に招き入れて社員としています。
太宰治は、マフィア時代では芥川の直属の上司、そして、教育係となっていました。芥川は現在でも太宰を師として尊敬しているので、太宰がいかに優秀な師であるかがわかります。
また、普段からかってばかりの国木田を誰よりも信頼しており、内心では彼を、探偵社の次期社長と見込んでいます。
国木田の予定を壊した際も、彼を狙っていた爆弾魔が駅で待ち構えていたので、国木田の安全を考えてのことだったのかもしれません。
【文豪ストレイドッグス】太宰治の過去
太宰治の前職
太宰の前職はポートマフィアの幹部でした。
物語序盤まで、太宰は、探偵社に来るまで、何をしていたのか誰も知らないので、武装探偵社七不思議とされていました。
誰も、太宰をマフィアだとは思わなかったのか、彼の前職を当てることができなかったので、とうとう、七十万の懸賞金がかけられてしまいます。
マフィアだったころは、パートナーだった中原中也と合わせて「双黒」と呼ばれるほどの活躍を見せていました
太宰治が幹部になった年齢
太宰がマフィアの幹部になったのは、14歳の頃です。
現在でも22歳と十分に若いのですが、少年と言ってもいい年齢で幹部となったので、太宰がいかに実力があったのかがわかりますが、実力だけでなく、功績も高くなければ幹部に抜擢はされないので、実戦経験も多かったようです。
加えて、優れた頭脳と人望の持ち主であったので、幹部としても高い能力を発揮したようです。
現在でも。ポートマフィアのボスである森鴎外から、幹部に戻るように勧誘を受けていることから、上司からも気に入られていたようです。