ポセイドンの強さ

古代兵器と呼ばれるだけあって、ポセイドンの力は強力です。

ポセイドンの能力は、「海王類と会話し行動を操る」というもので、この能力を知っていた母オトヒメは生前にしらほしの力についてこのように話しています。

「悪意を持てば「世界」を海に沈めてしまえる程のこの世で指折りの恐い力」

海王類とは、ワンピースの世界に存在する巨大な海洋生物のことで、海王類の巣であるカームベルトと呼ばれる海域は基本的にはどんなに実力を持った海賊であろうと避けて通るほど、強力な力を持った生物です。

そんな海王類からも「おれ達の力は君の力だ」と言われるしらほしのポセイドンの力は、それこそ世界を海に沈めるほどの力といえるでしょう。

ポセイドン判明までの経緯をネタバレ

ここではしらほしがポセイドンであることが判明するまでの流れを解説します。

シャーリーがポセイドン誕生を予言する

しらほしが生まれるよりももっと前、ネプチューンとオトヒメが結婚する前に、シャーリーが占いでポセイドンの誕生を予言していました。

このシーンが描かれたのはワノ国編で、おでんとロジャー海賊団についての回想シーンです。

魚人島にたどり着いたロジャーが、当時3歳のシャーリーに対して「おいシャーリー”人魚姫”はいつ生まれそうだ?」と聞き、それに対してシャーリーは「10コ(10年)」と答えました。

そしてその予言通り、ポセイドンの力を持った人魚姫が10年後に誕生します。

しらほし姫が幼い頃に無意識で能力を発動させる

しらほしが初めてポセイドンの力を発現させたのは10年前で、描かれたのは魚人島編の回想シーンです。

10年前魚人島に、ミョスガルド聖という天竜人が押しかけてきました。

理由は自分の奴隷だった魚人たちを取り戻すためだったのですが、魚人島までの航海中に船が難破。

ボロボロの状態で魚人島にたどり着いたミョスガルド聖は、今までの恨みをはらそうとした魚人たちから殺されそうになります。

そんなミョスガルド聖を、魚人たちから愛されていたしらほしの母オトヒメ王妃が体を張って守るのですが、天竜人としてしっかり外道に育てられていたミョスガルド聖がオトヒメに銃を突きつけてしまいました。

その光景を見ていたしらほしが、母の身に迫っている危険を察知してポセイドンの力で海王類たちを呼び寄せ、ミョスガルド聖が気絶し騒動が収まります。

このことによりポセイドンの力は家族と一部の人たちの知るところとなりましたが、この時のしらほしは自分の能力を自覚していませんでした。

ちなみに、天竜人についてはこちらの記事で解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!

ロビンがスカイピアのポーネグリフで名前を発見する

麦わらの一味サイドでポセイドンの名前が登場したのは空島編です。

空島スカイピアのアッパーヤード(ジャヤ島)には、シャンドラの鐘という大きな鐘があります。

そして、その鐘楼の中に収められていたポーネグリフに、ポセイドンの名前とその在り処が刻まれていました。

ロビンはそれを解読しポセイドンが魚人島にあることを知るのですが、この時作中では詳しいことが明かされておらず、ポセイドンの正体と在り処は魚人島編で初めて明かされました。

魚人島編でしらほし姫が能力を発動させ発覚する

しらほし姫と海王類
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

本格的にポセイドンについて描かれたのは魚人島編です。

しらほしが幼い頃の騒動を目撃し、それ以降その力を目当てにしらほしに求婚を繰り返すストーカーだったバンダー・デッケン9世は、自身のマトマトの実の能力を使って常にしらほしの命を狙い続けていました。

そして新魚人海賊団が魚人島を襲撃中、デッケンは方舟ノアを自身の能力でしらほしに向かって投げつけます。

その場にいたルフィはしらほしを助けようとノアの破壊を試みますが、方舟ノアは止まりません。

そしてしらほしが再び無意識化でポセイドンの力を発現させて海王類たちを呼び寄せ、海王類たちの協力によって方舟ノアを止めることに成功しました。

ポセイドンが生まれた目的と方舟ノアの関係を考察

本記事の最後に、ポセイドンが生まれた目的と方舟ノアとの関係を考察していきます。

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