
目次
フォルトナはエリオール大森林に住むエルフのリーダーで、非常に多くの謎を持つ人物です。
憤怒の大罪司教であるシリウスとの共通点から同一人物もあります。
フォルトナの過去や能力、シリウスとの関係について考察します。
【リゼロ】フォルトナのプロフィール
エリオール大森林の封印の扉を守っていたエルフの長

名前 | フォルトナ |
身長 | 165cm |
年齢 | 不明 |
声優 | 戸松遥 |
フォルトナは、エリオール大森林の封印を守っていたエルフたちの長です。
百年ほど前にはエリオール大森林で、50人ほどのエルフたちを率いて平和に暮らしていました。
表向きはエルフの集落のようでしたが、大森林の奥にある何かの封印を守るために暮らしていたようです。
エルフたちの中で最も強く、非常に強力な魔法を使用します。
また、魔女教の穏健派だったジュースのグループと親交があり、物資の援助を受けていました。
エミリアの父の妹で育ての母

フォルトナはエミリアの育ての母であり、彼女の父の妹でもあります。
フォルトナはエミリアの両親のことを兄さん、義姉さんと呼んでおり、父は実の兄で母は義理の姉だったことがわかります。
エミリアからは、フォルトナ母様と呼ばれていました。
血のつながりがないと言うシーンもありますが、実の母ではないと言いたかっただけで血縁関係はあると思われます。
エミリアについては以下の記事で解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
ジュースに恋をしていた

フォルトナは、ジュースに恋をしていました。
はっきりと口にしてはいませんが、フォルトナはジュースに好意を持っているらしき描写が多く描かれています。
ジュースの方も意識しているような描写があり、両思いだったようです。
聖域の第二の試練では、エミリアを連れて3人で家族のように過ごす様子も描かれてました。
【リゼロ】フォルトナの能力・技とは?
リゼロキャラでも魔法攻撃力はトップクラス

フォルトナは、登場キャラの中でもトップクラスの魔法攻撃力を持っています。
作者コメントによると2014年までの登場キャラの中で、フォルトナの魔法攻撃力は第5位です。
過去の記憶を見ていたエミリアもフォルトナの力に驚いており、覚醒前の彼女よりも魔法の威力は上です。
その後も登場キャラが増えていますが、現在でも彼女の魔法の威力はトップクラスでしょう。
火のマナの適性が高いと思われる

フォルトナは、氷の魔法を連発していたことから火のマナの適性が高かったと思われます。
氷の魔法ばかり使用しており、一見適性があるようには見えないです。
ただ、リゼロの世界では火の魔法は温度を操作するものであり、氷と火は同系統とされています。
氷の魔法しか使用していないので、火のマナの適性があるのは確実でしょう。
【リゼロ】フォルトナの登場回と活躍をネタバレ解説
エミリアを守ってパンドラ・レグルスと戦う

フォルトナは、エリオール大森林を襲撃したパンドラたちと激しい戦闘を繰り広げています。
第五章の聖域の試練で初登場したフォルトナは、仲間と共に平和に暮らしていました。
しかし、パンドラとレグルスに襲われ、エミリアを逃がして戦闘に。
フォルトナの攻撃は非常に強力でしたが、不死身のような2人には通用しませんでした。
しかし、仲間割れを起こして、レグルスは森の中から消されてしまいます。
レグルスについては以下の記事で詳しく解説しています。
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パンドラと見間違えたジュースの攻撃で死亡

フォルトナは、彼女をパンドラと見間違えたジュースの攻撃で死亡しました。
最終的に封印の扉の前でパンドラと戦闘になり、見えざる手を使えるようになったジュースも加勢。
しかし、虚飾の権能を受けたジュースは、フォルトナとパンドラを見間違えてしまいます。
フォルトナは、見えざる手で胸を貫かれて死亡。
そのせいでジュースは心が壊れ、パンドラに何かを囁かれて連れ去られました。
【リゼロ】フォルトナの過去や兄について考察
魔女教と敵対していたわけではない?

フォルトナたちは、魔女教と敵対していなかった可能性が高いです。
大森林のエルフたちは、パンドラの率いる魔女教に襲撃されています。
しかし、大森林のエルフとジュースの率いる穏健派とは友好的な関係でした。
また、不可侵条約も結んでいたようなので、本来なら大森林は簡単に襲われなかったことになります。
過激派とは険悪な関係だったと思われますが、魔女教全体とは決して敵対していたわけではないです。
魔女の血統ではなさそう

フォルトナはエミリアの叔母ですが、魔女の血統ではない可能性が高いです。
パンドラは、エミリアを「魔女の娘」と呼んでいました。
この発言だけを考えると血縁関係のあるフォルトナも、魔女の血統の可能性があるでしょう。
ただ、魔女の娘ということは、父ではなく母が魔女ということになります。
フォルトナはエミリアの父の妹なので、魔女とは血の繋がりがないことになります。
フォルトナの兄はパックだった?

フォルトナの兄は、以下の理由からパックだった可能性があります。
- パックはエミリアのことを僕の娘と呼んでいる
- パックは元々人型の種族だったと語っており、元エルフの可能性がある
- フォルトナは兄からエミリアを1人にしないように頼まれていた
- パックはエミリアを1人にしたことを後悔していた
彼が元々はエルフで、フォルトナの兄だったと考えると筋が通ります。
エミリアの母親が人間の魔女だったと考えると、現状で一番可能性が高いのはミネルヴァでしょう。
パックに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
フォルトナの兄がパックになったのはパンドラのせい?

フォルトナの兄が、パックになったのはパンドラのせいかもしれません。
フォルトナは、エミリアの両親の仇であるかのようにパンドラを憎んでいます。
このことから、パンドラがエミリアの両親に対してとんでもないことを悪事を働いた可能性が高いです。
パックの発言から、彼を精霊にしたのはエキドナと考えられます。
ただ、パンドラに追い詰められたことで、精霊になったのかもしれません。
パンドラに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【リゼロ】大罪司教シリウスの正体はフォルトナなのか考察
同一人物だとするとエミリアが無反応なのが不自然

大罪司教シリウスの正体はフォルトナと言われていますが、同一人物だとするとエミリアが無反応なのが不自然です。
2人は非常に共通点が多いため、同一人物説が有力視されています。
ただ、エミリアはシリウスと戦った際に、何の違和感も感じていません。
記憶を取り戻してからのエミリアは、スバルの中のジュースの気配に気づくほど敏感になりました。
シリウスとかなり激しく戦ったエミリアが何の違和感持っていないことから、フォルトナと同一人物とは考えにくいです。
共通点が多いので無関係とも考えづらい

ただし、以下のように複数の共通点があることから、フォルトナとシリウスが無関係とも考えづらいです。
- 銀髪に紫紺の瞳の持ち主
- 火のマナの適性が高い
- 人間よりもはるかに長寿
- ペテルギウスに好意を持っている
決定的な共通点はないですが、銀髪に紫紺は嫉妬の魔女サテラの特徴です。
作中でも重要な要素が共通している以上、2人には何か関係がありそうです。
別人だとしても血縁関係があるか、フォルトナに似せて作られた存在なのかもしれません。
シリウスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【リゼロ】フォルトナについてまとめ
リゼロに登場するフォルトナについて解説しました。
すでに死亡していますが、ヒロインの義理の母で多くの謎を持つことから回想などで再登場が期待されるキャラです。
シリウスとの関係性が、どうなるのかも気になるところでしょう。
謎が明かされるのを楽しみに待ちましょう。