現在はワノ国に封印されている
古代兵器プルトンは現在ワノ国に眠っています。
ワノ国はカイドウが「天然要塞」と話し拠点として目をつけるほど、入国が難しい国です。
その大きな理由の一つが、海から滝を登った上に存在するという不思議な地形なのですが、実はこのワノ国の姿は後発的なものであり、最初のワノ国は現在海底に沈んでいます。
そして、プルトンを取り出す為には、最初のワノ国を沈め現在のワノ国の環境を作り出した島を囲うような巨大な壁を取り払う必要があるそうです。
そのため、プルトンが眠っていることが伝わっている将軍家であっても、プルトンの実物を見たことはありません。
また、おでんは生前、現在鎖国状態のワノ国を「開国せよ」と言っていました。
おでんが言う開国の真の意味は、壁を取り払いプルトンを取り出せる状態にすることだった可能性が高いと思われます。
そんなおでんについてはこちらの記事で詳しく解説・考察しています。ぜひチェックしてみてください!
プルトンの強さ
プルトンの強さを表すセリフや表現は、作中でいくつか登場しました。
- 一発放てば島一つを跡形もなく消し飛ばす
- 世界最悪の戦艦
- 世界最悪の軍事力
- アイスバーグ「何の為にこんなもの…」
- フランキー「こんなもん人間に造れるのか」
- 造船史上最悪の「バケモノ」
古代兵器ウラヌスがどのようなものかはわかりませんが、これらの表現を見ると、ポセイドンと比べてプルトンは直接的な武力というイメージが強いですね。
また、プルトン本体も現代の技術で造れるのかどうかも判断できないほどのオーバーテクノロジーであると思われるため、プルトンの「一発」が大砲なのかレーザーのようなものなのかはまだ断定できません。
現代の武器などとは一線を画した攻撃方法が搭載されている可能性もありそうです。
プルトン判明までの経緯をネタバレ
次はワンピース作中でプルトンについて描かれた内容を、時系列順にネタバレ解説していきます。
クロコダイルがプルトンを手に入れるためアラバスタに侵略
作中で一番初めにプルトンの名前が登場したのはアラバスタ編です。
記事でもすでに紹介しているように、当時クロコダイルはプルトンの軍事力を求めてアラバスタを侵略しました。
アラバスタ侵略中、クロコダイルはアラバスタ国王のコブラに対してこのようなセリフを言っています。
「“プルトン”はどこにある」
「この国のどこかに眠っているハズだ…」
これらのセリフから、クロコダイルはプルトン本体がアラバスタにあると思っていたことが分かります。
アラバスタの地下でプルトンについてのポーネグリフを発見
クロコダイルがアラバスタにあると考えていたプルトンでしたが、実際にアラバスタにあったのはプルトンの在り処を示すポーネグリフでした。
場所は王宮の近くにある葬祭殿の中です。
葬祭殿とは王家の墓がある場所で、ここに存在する隠し階段から進んだ地下祭殿にポーネグリフが安置されていました。
クロコダイルが古代文字を読めないためロビンがポーネグリフを解読したのですが、元々ロビンはリオ・ポーネグリフを探していただけであり、クロコダイルにプルトンの情報を渡す気はなかったようです。
そのためロビンは、ポーネグリフを読みながらポーネグリフには書かれていないはずのアラバスタの歴史を伝えることで、プルトンの在り処をクロコダイルに隠しました。
このポーネグリフの存在と古代兵器プルトンのことはビビもジャッカルも知らず、「王家と共に継承される秘密」となっているようです。
クロコダイルがどのようにして情報を入手したのかも気になるところですね。
ウォーターセブン編でフランキーが設計図を焼き払う
次にプルトンについて作中で描かれたのはウォーターセブン編です。
ウォータセブン編では、プルトンの設計図を手に入れるため、政府の諜報機関であるCP-9が数年間に渡って潜入していたことが判明しました。
また、プルトンがかつてウォーターセブンで造られたことも判明しており、プルトンを悪用する人が出てきた時に対抗するための戦艦を造るため、プルトンの設計図が現代まで受け継がれてきたということも明かされています。
しかし、設計図が存在するということ自体が危険だと判断したフランキーがプルトンの設計図を焼き払いました。