六式も取得済み!

ステューシー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

吸血鬼のような能力だけでなく、政府の人間の戦闘術である「六式」もいくつか習得しています。

ル・フェルドを殺害する際には「飛ぶ指銃」を使用しているのが見られました。

更にルッチとの戦闘の際には、回避技である「紙絵"残身"」を使用しています。通常の紙絵とは違い、その場に残像が残るほどの高速移動で、相手の背後をとれる技です。

紙絵には他にも派生技があり、CP9の1人であるフクロウが、紙絵「軟泥(スライム)を使用していました。

またエッグヘッドの上部に登る際に、空中移動術である月歩も使用が確認されています。
これらの描写から、純粋な体術でも優れていることが伺えます。

ルッチやカクよりも強い!?

ステューシー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここまで解説した通り、ステューシーの有している能力と、戦闘技術はかなり脅威です。

それを証明するように、1072話で正体を明かして早々ルッチとカクを戦闘不能にしてしまいました。
この描写から、一見この2人よりもステューシーは格上にも見えます。

しかし本人も「まともに戦うほど愚かではない」と話していることから、純粋な戦闘力であればルッチ達に軍配が上がるでしょう。

ですが、紙絵を使った不意をついた攻撃など、絡め手ではステューシーの方が上手だと思います。
他にも口紅に扮した海楼石のような、小道具を用いた戦闘はまさしく「殺し屋」です。そのためルッチやカクよりも、「相手を殺すこと」に秀でたキャラであると言えます。

 

【ワンピース】ステューシーに隠された謎

お茶会に呼ばれるほどビックマムと親しい

ステューシー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

とうとう正体が明かされたステューシーですが、未だ残っている謎があります。そこでここからは残された謎について、順を追って解説していきます。

まずステューシーと、ビッグ・マムが親しい理由についてです。前述した通り、ステューシーはビッグ・マムを「リンリン」と呼び捨てにしています。

実はこの「リンリン」呼びは、2人の付き合いがかなり長いことの証なのです。その証拠に作中で四皇であるビッグ・マムを、「リンリン」と呼ぶのは、カイドウくらいとなっています。

そしてカイドウが「リンリン」呼びするのは、若かりし頃のビッグ・マムが自ら「リンリン」と名乗っていたからです。
そのため、この呼び方をする者は、ロックス海賊団時代から交流があった存在と推察できます。

そして、オリジナルのバッキンはロックス海賊団に参加していたことが判明しました。ですが、クローンであるステューシーまで、ロックス海賊団に参加していたとは考えにくいのです。

とすると、ビッグ・マムはオリジナルと勘違いして、ステューシーと関わっているのでしょうか?
今のバッキンは余りにも風貌が変わり過ぎているので、その可能性も否めません。

世界政府はなぜ玉手箱を欲したのか?

古代兵器ポセイドン
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

最後になぜ世界政府は、玉手箱を欲しがったのか?という謎についてです。

これに関しては、玉手箱が「魚人島の秘宝」であることが関係していると考えます。「ワンピース」の行く末を握っている3つの古代兵器。

それらの復活を、世界政府が恐れていることは、みなさんご存知だと思います。ウォーターセブン編では、政府が古代兵器を手に入れようと、様々な事件が引き起こされました。

そんな古代兵器の一つである「ポセイドン」は、魚人島が有しています。
そんな魚人島の「秘宝」となれば、世界政府が黙って見過ごすわけがありません。当然ポセイドンに関連する宝だと考えるはずです。実際はただの爆弾だったわけですが……。

ポセイドンについては下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

【ワンピース】ステューシーについてのまとめ

ここまでステューシーについて紹介してきました!
ただCP-0の一員だと思っていたキャラが、まさか物語の謎を紐解く重要人物になるとは、考えてもみなかったですね。

エッグヘッド編は状況が二転三転し、一瞬も目が離せない展開が続いていきます。その中で三重スパイだったステューシーは、どう立ち回ることになるのか?
最終的には裏切り者として、世界政府に消されてしまうのでしょうか?ぜひその目でお確かめください!

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