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ロード歴史の本文(ポーネグリフ)を渡してしまった
もうひとつキッド海賊団が、再起不能と言える理由があります。
それはキッドの部下が命乞いをしながら、「ロード歴史の本文(ポーネグリフ)」をシャンクスに渡してしまったことです。
言わずもがな、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」が隠されたラフテルへ辿り着くには、ロードポーネグリフを4枚集める必要があります。
海賊団も崩壊した今、再び集め直すのは至難の技です。
少なくともキッドは、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」争奪戦からは脱落と言わざるを得ません。
シャンクスはなぜキッドを徹底的に潰したのか?
ヒントは1話で語ったあのセリフ
1079話を読んで、シャンクスの強さに興奮しながらも、徹底的にキッドを潰す冷酷さに驚いた方も多いのではないでしょうか?
なぜこうも徹底的に、キッド海賊団は潰されたのでしょう?
しかしシャンクスのスタンスは、原作第1話の頃から変わっていません。
それは「友達を傷つけるやつを許さない」です。
作中でも見られた通り、赤髪海賊団の傘下は弱者ばかりですが、それでもシャンクスは一緒にいます。
それはシャンクスにとって、「弱くても一緒にいたい友人だから」ではないでしょうか?
そんな友人達を殺害する未来を見せたキッドを、シャンクスが許すはずがありませんよね。
そのため、キッドが完膚なきまでにやられたのは、必然と言えます。
キッドに反撃される未来を見た?
2つ目の理由として、「キッドが反撃する未来を見た」ことも考えられます。
その根拠は、シャンクスがキッドに攻撃を行う前の描写です。
船団がやられる未来を見たシャンクスは「まずい!」と船を飛び出しながら、ドリーとブロギーにも「構えろ!」と指示しました。
しかしその後の展開を見て分かる通り、シャンクスは単身でキッドを瞬殺します。
それほどの実力差があるなら、焦って巨人族の2人にも攻撃命令を出す必要はないはず。
そこで考えられるのは、「シャンクスの攻撃を食らった後に、キッドが反撃する未来が見えた」という可能性です。
つまりそこまで徹底的にやらなければ、「シャンクス側にも被害が出ていた」ということではないでしょうか?