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覇気だけでロジャーと渡り合った
ガープの生涯の宿敵といえば、海賊王ゴール・D・ロジャーです。
そしてロジャーも、覇気を極めた無能力者だったと、作中で明かされています。
他にロジャーと渡り合った海賊といえば、白ひげや金獅子のシキが挙げられますが、いずれも能力者でした。
つまり作中でロジャーと覇気だけで互角に戦えたのは、現状ガープ1人となります。
こうして言葉にしてみると、改めてガープの強さが伝わるでしょう。
かつてカイドウは「覇気だけが全てを凌駕する」と語っていましたが、その言葉がここ数話で一気に証明されつつありますね。
前元帥センゴクと強さを比較
ガープと共にロジャーを追いかけた同期の海兵として、センゴク前元帥が挙げられます。
センゴクは動物系(ゾオン系)幻獣種、ヒトヒトの実モデル"大仏"の能力者です。
ルフィが有する"モデルニカ"のように、神をモデルにした能力で、その潜在能力は凄まじいものでしょう。
また先述した通り、センゴクはガープと同じく覇王色の覇気を有していることが明かされていました。
神の能力に、覇気の合わせ技と、普通に考えればセンゴクの方がガープより実力は上に見えます。
しかし世界を滅ぼせる能力を持っていた白ひげに、ロジャーは覇気だけで互角に渡り合っていました。
それを踏まえると、ロジャーと何度も殺し合ったガープも、センゴクに引けは取らないでしょう。
強さの秘訣は軍艦サンドバック!?
ガープはなぜこれほど強いのか?
その理由は、強力な覇気と、軍艦サンドバッグによって鍛えられた圧倒的な腕力です。
軍艦サンドバッグとは廃船になった軍艦を、覇気や能力を使わずひたすら殴り続ける修行。
今までクザンやコビーくらいしか真似できなかった修行方法です。
冷静に考えて素の力で軍艦を殴って鍛えようなんて、常軌を逸してますよね?
でもその異常さこそが、ガープが英雄と言われる所以になったわけです。
ガープは黒ひげ海賊団より弱かった!?
本来は黒ひげ海賊団の誰よりも強い
黒ひげ海賊団との戦いで敗北し、消息不明となってしまったガープ。
ただ断っておきたいのは、負けたからと言ってガープが黒ひげ海賊団より弱かった訳ではありません。
作中の活躍を見てわかる通り、1人で多数の船員を蹴散らして、元海軍大将のクザンも圧倒。
不意を突かれてもすぐ様反撃し、重症の状態でもハチノス島のシンボルである岩を叩き割るパンチを見せました。
多勢に無勢の中でここまで戦えるキャラなど、「ワンピース」の中でもそういないでしょう。