目次
【ワンピース】ラフテルにあるものを考察
次に、ラフテルに残されたひとつなぎの大秘宝について考察していきます。
ロジャーはなぜ持ち帰らなかったのか
作者の尾田先生は2019年の「ホンマでっか!?TV」にてルフィたちの冒険の最後には、ご褒美として「モノ」が待ち受けていると発言しています。
つまり、ひとつなぎの大秘宝はモノである可能性が高いのです。
しかし、ロジャーはひとつなぎの大秘宝を持ち帰っている素振りを見せていません。
この理由として、下記の理由が挙げられます。
- 持ち帰られる大きさではなかった
- ロジャーたちには必要なかった
実際、ロジャーたちはラフテルから帰る際、「おれ達は…早すぎたんだ」と発言しています。
つまり、ロジャーたちは早すぎたために必要ではなかったと考えられます。
ひとつなぎの大秘宝については下記の記事でも詳しく解説していますので、是非チェックしてみてください!
あるものを見ると世界の全てを知ることができる
ラフテルにたどり着き、ひとつなぎの大秘宝を見つけたロジャーたちは世界の全てを知りました。
世界の全てとは、空白の100年やDの意志などに関する全ての謎のことです。
では、どのようにして世界の全てを知れるのでしょうか?
結論からいうと、ひとつなぎの大秘宝とは、絵巻物だと考えられます。
このように考えられる理由は2つです。
1つ目は、太陽の神ニカの存在です。
先述したように、ラフテルは太陽の神ニカと関連性があります。
この点から、ひとつなぎの大秘宝と太陽の神ニカにも関連性があると考えることは妥当でしょう。
また、太陽の神ニカは幻獣種である上に真っ白です。
つまり、太陽の神ニカは何らかの方法で伝わってきた上に、それは色を与えられていなかったと考えられます。
そして、カイドウはルフィが太陽の神ニカの姿になった際、「まるで絵巻物」と発言していました。
これらの点から、太陽の神ニカが描かれた絵巻物があると考えられます。
2つ目は、世界の全てを知るためには書物が必要だからです。
ひとつなぎの大秘宝が純粋に宝だけだとすれば、世界の全てを知ることはできません。
世界の全てを知るためには、何か文字なのか、絵なのかで伝える必要があるでしょう。
そういった点からも、絵巻物があると考えられます。
【ワンピース】ラフテルの在り処の考察
最後に、ラフテルの在り処について考察していきます。
ここでは、ラフテルの在り処の候補について3つ挙げていきます。
候補①北極か南極
1つ目の候補は、北極、もしくは南極です。
このように考えられる理由は2つあります。
1つ目は、ロードスター島の存在です。
ロードスターとは、北極星を意味します。
つまり、ロードスター島が北極であれば、ラフテルは南極である可能性が考えられます。
実際、ロードスター島でラフテルの存在を知ったロジャー海賊団は大きく冒険をやり直しています。
これはつまり、ロードスター島の近くにラフテルがないことと同義なのではないでしょうか。
2つ目は、凍った麦わら帽子の存在です。
イム様は、ジョイボーイのものだったであろう凍った麦わら帽子を保管しています。
凍っているということは、どこか寒い場所に麦わら帽子があったのではないでしょうか。
そうすると、最も寒いであろう南極、もしくは北極にラフテルがあると考えられます。
候補②海底
2つ目の候補は、海底です。
これは、ロジャーのセリフから考えられます。
ロジャーは大海賊時代を始める際、「探してみろこの世の全てをそこに置いてきた」とラフテルの存在をほのめかしました。
この「そこ」とは「ラフテル」を指していると考えられますが、それと同時に「底」である可能性があります。
尾田先生はふとした発言に伏線を張っていますから、この海底説も十分あり得るでしょう。
候補③太陽
最後に3つ目は、太陽です。
このように考えられる理由は、2つです。
まず1つ目は、ロジャー海賊団以外まだ誰もラフテルを見つけれていないということ。
地球上のどこかにラフテルがあるとすれば、誰かが偶然立ち入る可能性もあります。
しかし、そういった偶然もないということは、地球上にはない可能性が考えられるでしょう。
2つ目は、ロードポーネグリフの色です。
ロードポーネグリフは他のポーネグリフと違って赤色となっています。
これはラフテルが太陽であることを示唆しているのではないでしょうか。
【ワンピース】ラフテルの考察のまとめ
いかがだったでしょうか。今回は、ラフテルについて解説・考察しました。
ラフテルはワンピースの根幹にもなる重要な謎です。この謎が解き明かされることで物語は終わるのか、はたまたラフテルによって巨大な戦いが始まるのか、先が気になりますね。