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チェンソーマンには、非常に多くの悪魔が登場します。
今回の記事では、第1部・第2部に登場する悪魔キャラを登場順に一覧形式でご紹介します。
チェンソーマンに登場する悪魔の設定や悪魔と魔人の違いなども解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
【チェンソーマン】悪魔とは
悪魔は恐怖心から生まれる怪物
チェンソーマンに登場する悪魔は、人間が何らかの存在や概念を恐怖することで生まれる怪物です。
悪魔は恐れられる対象の名前を持ち、外見や能力も名前に関連したものになります。
ただし、体の一部が人間のような形の悪魔は多く、かなり人間的な外見の悪魔もいます。
一般的に人間より生命力が強く、血液を飲むことで傷を治す力ことが可能です。
基本的に悪魔は死亡する存在ですが、死ぬと輪廻転生することが明かされています。
悪魔は本能的に人間を嫌う存在で、人間を積極的に攻撃することが多いです。
ただし、人間に近い外見の悪魔は、比較的人間に友好的とされています。
人間社会を気に入っていて、人間に協力する悪魔も少なくありません。
悪魔は名前が恐れられるほど強くなる
人間の恐怖心から生まれる悪魔は、恐れられる名前を持つほど強力な悪魔になります。
鶏の悪魔は非常に弱いですが、人間に恐れられるゴキブリの悪魔はかなり強力です。
また、悪魔の持つ名前への恐怖が増すことで悪魔の力もより強力になり、悪魔そのものが恐れられても悪魔は強くなります。
逆に恐怖心が弱くなると、悪魔は弱体化します。
作中ではチェンソーマンへの恐怖心が薄れ、弱体化する様子が描かれました。
根源的恐怖の名を持つ悪魔は他の悪魔から超越者と呼ばれており、圧倒的な強さを持つ存在です。
契約した人間は悪魔の能力を使える
悪魔と契約した人間は、代償を差し出すことで契約した悪魔の能力を使用できます。
作中で判明している限り、悪魔と契約できるの人間だけで魔人は悪魔と契約できません。
悪魔に差し出す代償はさまざまで、皮膚などの体の一部や寿命などが一般的です。
強力な悪魔ほど、人間に大きな代償を求めてきます。
ただし、人間が大きな代償を差し出すほど、強力な力を使えるわけではありません。
悪魔に気に入られれば、ほとんど代償なしで強力な力を使える場合もあります。
悪魔と人間の契約を破るとペナルティーがあり、契約を破った側は必ず死亡するとされています。
悪魔と魔人の違いとは?
魔人は悪魔が人間の死体を乗っ取った存在で、肉体は人間のものです。
悪魔の肉体は自分のものですが、魔人は人間の肉体を利用していることになります。
ただし、魔人の人格は悪魔のもので、憑依した悪魔と同じ能力が使用可能です。
血を飲むと復活できる点なども悪魔と変わりませんが、魔人になると力は弱体化します。
魔人の見た目は人間に近いですが、頭部に元の悪魔の特徴が現れます。
魔人は理性がないことも多いですが、理性の強い魔人は公安で悪魔退治をしている場合も。
魔人について以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【チェンソーマン】第1部1巻の悪魔一覧(登場順)
チェンソーの悪魔(ポチタ)
犬のような見た目の悪魔で、頭からチェンソーが生えています。
その正体はチェンソーの悪魔で、悪魔からは地獄のヒーローチェンソーマンと呼ばれていました。
傷ついて倒れたところを幼いデンジに救われて、一緒に生活するようになります。
ゾンビに殺されたデンジの心臓となって生きており、彼をチェンソーマンに変身させる存在です。
本来の姿の強さは、デンジのチェンソーマンをはるかに上回ります。
また、食べた悪魔を概念ごと消滅させる能力を持っており、悪魔から最も恐れられる悪魔です。
規格外の能力を持つことから、チェンソーの悪魔ではない可能性も考察されています。
また、死の悪魔・飢餓の悪魔・戦争の悪魔・支配の悪魔が協力して倒せなかったことが示唆されており、最強の悪魔の可能性が高いです。
ポチタの正体に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、是非チェックしてみてください。
トマトの悪魔
第1話冒頭でデンジが倒した悪魔です。
トマトに、複数の目玉と手足が生えた外見をしています。
マシュマロの悪魔
ポチタと出会った直後のデンジが倒した悪魔です。
デンジはマシュマロの悪魔を倒したことで、デビルハンターとしてヤクザに雇われることになりました。
ゾンビの悪魔
デンジの雇い主のヤクザが契約した悪魔です。
人間をゾンビに変える力を持つだけでなく、契約者までゾンビに変えてしまいます。
デンジはゾンビの悪魔に殺されたことがきっかけで、チェンソーマンになりました。
筋肉の悪魔
ヘビのような姿をした悪魔で、筋肉を自由に操る能力を持ちます。
筋肉を操ることで、人間を思い通りに喋らせることも可能です。
子供と仲の良い悪魔を装ってデンジを騙しました。
ナマコの悪魔
練馬駅近くに現れた悪魔で、ナマコのような体に指や髑髏が生えた姿をしています。
民間のデビルハンターが駆除しようとしていましたが、突然現れたパワーに倒されてしまいました。
コウモリの悪魔
コウモリに腕が生えたような外見の悪魔で、身体はかなり大きいです。
本物のコウモリのように飛翔するだけでなく、超音波はビルを破壊するほどの威力があります。
【チェンソーマン】第1部2巻の悪魔一覧
ヒルの悪魔
ヒルから、2本の手と4本の足が生えた姿の悪魔です。
コウモリの悪魔とはカップルで、2人で全ての人間を食べる夢を見ていました。
コウモリの悪魔を倒したデンジを殺そうとしますが、アキの呼び出した狐の悪魔に飲み込まれて死亡しました。
狐の悪魔(コン)
複数の目を持つ巨大な狐の姿をした悪魔で、名前はコンです。
公安に生け捕りにされているらしく体は、京都にあります。
強力な悪魔で代償も比較的軽いため、公安のデビルハンターは多くは狐の悪魔と契約しています。
契約者がイケメンだと強力な噛みつき攻撃を行いますが、それ以外の場合は足で攻撃するだけです。
銃の悪魔
第1部時間軸の13年前に突如出現し、5分間で120万人を殺害した悪魔です。
チェンソーマン世界の人間に最も恐れられ、恨まれている存在でもあります。
2巻12話で名前のみ登場し、75話で実体化した姿が登場しました。
75話の銃の悪魔は全体の20%の肉片が実体化した姿ですが、他の悪魔とは比べ物にならないほど巨大です。
魚の悪魔
普通の魚に昆虫の脚が生えたような外見の悪魔ですが、体は人間よりもはるかに大きいです。
登場した時点でアキと姫野に倒されており、足元に大量の卵が落ちていました。
幽霊の悪魔(ゴースト)
目を縫われた女性の頭が、無数の腕の上に乗せられたような外見の悪魔です。
姫野と契約している悪魔で、目に見えない腕で攻撃する能力を持っています。
幽霊の悪魔本体も不可視の存在で、通常の物理攻撃は通用しません。
存在そのものを飲み込む蛇の悪魔には能力が通じず、丸吞みにされてしまいました。
永遠の悪魔
複数の顔や手足が一体化したような不気味な姿の悪魔です。
急所の心臓を破壊されない限り、無限に再生する不死身に近い悪魔です。
相手を特定の場所に閉じ込め、時間を止めて脱出不可能にする能力を持っています。
永遠の悪魔の体は閉じ込める場所と同化しており、心臓を破壊すれば脱出可能です。
閉じ込めた場所と心臓のある場所は距離が離れているため、閉じ込められた相手が心臓を破壊して脱出するのは不可能に近いです。
【チェンソーマン】第1部3巻~4巻登場の悪魔一覧
呪いの悪魔(カース)
アキやサンタクロースが契約している悪魔です。
頭部の位置にヤギの頭骨が2つ並び、複数の骨を組み合わせた姿をしています。
能力の媒介となる釘で、複数回刺した相手を即死させる強力な能力を使用します。
ただし、死亡しても復活する武器人間とは相性が悪いです。
契約の代償は大きく、使用すると契約者の寿命や五感などが失われます。