ネフェルタリ家の元ネタはラムサス二世の王妃

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

世界の神と呼べる存在に目をつけられているネフェルタリ家ですが、実は元ネタは史実の古代エジプトにあるとされています。

まずネフェルタリ家のネーミングは、エジプト3代目の王・ラムサス2世の第一王妃ネフェルタリから取っているのでしょう。

ネフェルタリは絶世の美女だったようで、ラムセス二世から、「あなたのために太陽が輝いているようだ」と告げられたエピソードも残っています。

ご存知の通り、太陽は「ワンピース」では需要な要素です。
これだけでネフェルタリ家が、「ワンピース」世界で重要な存在だと分かりますね?

ビビの母の元ネタはツタンカーメンの義母

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

実は古代エジプトを元ネタとしているのは、家名だけではないのです。

ビビの母親であるネフェルタリ・ティティの元ネタは、恐らくツタンカーメンの義母であるネフェルティティです。

ネフェルティティは18王朝の王、アクエンアテンの第2王妃。
そして自身の娘であるアンケセンパーテンと結婚したため、ツタンカーメンの義母になりました。

リリィ=白百合は神への捧げ物

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

そしてリリィの元ネタとなる百合も、古代エジプトに縁があります。

かつてエジプトには豊穣の神イシスに、百合を捧げる風習がありました。
この「百合を神に捧げる」という風習は、リリィが国に帰らなかった理由にも繋がると筆者は思います。

つまりこの風習を「ワンピース」に準えるなら、百合を神に捧げる=リリィをイム様に捧げると、解釈できるのではないでしょうか?

かつて「天竜人にならない」と選択したネフェルタリ家は、代償としてリリィをイム様に捧げた。
もしくはDの一族の味方をした責任を取るため、イム様のお気に入りだったリリィを捧げたのかもしれません。

【ワンピース】リリィの考察についてのまとめ

以上が「ワンピース」リリィに関する考察になります。いかがだったでしょうか?

とうとう解き明かされつつあるイム様と、ネフェルタリ家の関係。
「ワンピース」世界の1番の謎が明かされつつあるなと感じますね。

筆者としては、「ワンピース」を読んでいたが離れてしまった人は、今こそ復帰してほしい!
そう思うくらい、最高に面白い展開が続いています。

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