自己中心的でわがまま

チェンソーマン
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

パワーは、自己中心的でわがままな所が目立ちます。永遠の悪魔によってホテルに閉じ込められた際は、食料を勝手に食い荒らしてしまいました。

コベニが新車を買った際は、自分のものと言い張って、勝手に車を動かしてしまいます。

それだけではなく、乗っていた車で事故を起こし、人を一人ひき殺してしまいます。その際、同乗していたコベニに責任を押し付けて、自分は無実だと言い張るのです。

幸か不幸か、死んだ人が自分たちを狙っていた刺客であることを知ると、今度は、自分の手柄と言い張ります。

好き嫌いが激しく差別主義者

パワーは、食べ物以外のことでも好き嫌いが激しく、差別的な性格をしています。

前述した通り、猫のことは大好きで、ニャーコを助けるためなら何でもしようとしますが、人間のことは嫌っており、初期の頃はデンジに対しても辛辣で、周囲とも打ち解けていないようでした。

悪魔は本能的に人間を嫌っているものですが、パワーの場合、マキマに捕らえられて、強引にデビルハンターにされたことなども要因の一つではないかと思われます。

マキマのことは嫌っているというよりは、かなり恐れているようで、彼女に対して、相当苦手意識があるようです。

また、自分以外の悪魔も嫌っており、悪魔を倒すことにためらいがありません。そのためか、悪魔にも友達がいないようです。

【チェンソーマン】パワーの生い立ち

魔人となった経緯は?

チェンソーマン
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

魔人とは、人の死体を乗っ取った悪魔のことですが、パワーがいかなる理由で、女性の死体を乗っ取ったのかは語られていません。

悪魔が魔人となってしまうと、能力が弱体化してしまうので、なにか切羽詰まった事情があってのことと思われます。

一番可能性がありそうなのは、敵対していた悪魔か、もしくはデビルハンターに追い詰められたことで、人間の体を乗っ取って生きながらえた可能性があります。

あるいは、人間に興味を覚えて、人の体を乗っ取ったということも考えられます。

パワーは、人間を差別していますが、彼女は言っていることをコロコロ変えるので、気まぐれで興味を覚えたということもありえるでしょう。

また、乗っ取った死体が何者なのかも判明していません。

一つ言えるのは、パワーがマキマに捕まる前は、裸で生活し、野生動物を狩って過ごしていたので、事故で死んでいた女性の体を乗っ取った可能性があります。

デビルハンターとしての活躍

魔人になってからは、しばらくニャーコと暮らしていましたが、マキマに捕まってしまいます。

マキマに捕まった時の経緯は定かではありませんが、パワーは彼女に相当怯えていることから、何かしらの形で、実力では彼女に敵わないと思い知ったのでしょう。

その後は、公安の施設で暮らすことになります。

そして、デンジとバディを組んで、デビルハンターとして活動を開始することになりました。

パワーは、戦闘力が高く、並みの敵なら簡単に蹴散らしてしまうほどの実力を持っていますが、規律を無視して暴走してしまうので、デンジ達を困らせてしまいます。

デンジ達との共同生活

チェンソーマン
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デビルハンターとして活躍するようになると、マキマの指示により、デンジと共にアキのアパートで一緒に暮らすことになりました。

しかし、トラブルメーカーのうえに、自分勝手な性格のパワーは、二人に迷惑をかけまくっています。

おまけに野生児のような生活をしていたためか、風呂にも入ろうとしないようです。

そんなパワーですが、アキのしつけとデンジが世話を焼いたおかげで、徐々に生活スタイルが改善されていき、最終的に三人は、家族のような間柄となりました。

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