リリィはジョイボーイ側にスパイをしていた

では、世界政府としてのリリィはどのような行動を起こすつもりだったのでしょうか?
結論からいうと、ジョイボーイ側にスパイとして乗り込んでいたのだと考えます。

世界政府とジョイボーイ側、どちらにも関わるためには、スパイとして乗り込む他ないでしょう。

実際、リリィの血を引くビビもまた、アラバスタ王国が乗っ取られそうになった際に、バロックワークスに潜入していました。
このストーリー同様、リリィもまた潜入していたのではないでしょうか。

リリィのミスはズニーシャにされたこと?

ズニーシャジョイボーイの仲間
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

最後に、リリィのミスについて具体的に考察していきます。

二重スパイの可能性

前章にて、リリィは世界政府側のスパイとしてジョイボーイ側に潜入していたと考察しました。
しかし、実際は二重スパイで、主はジョイボーイ側に置いていたと考えられます。

というのも、イム様のセリフの言い回しから、今の今までイム様はリリィが味方か裏切り者か分かっていない様子でした。
ここから、イム様にとっては、リリィは最後まで世界政府側の人間だったことが分かります。

しかし、実際のところ、リリィはジョイボーイ側の人間である可能性が高いです。
そのため、二重スパイとして暗躍していたのではないでしょうか。

心変わりをした可能性

とはいえ、あからさまにジョイボーイ側に加担していたら、イム様も把握できたでしょう。
しかし、イム様もリリィのスパイ活動を把握できていなかったのは、リリィは最初、本当に世界政府側の人間だったからだと考えます。

では、どうして心変わりしたのでしょうか。
結論からいうと、リリィはスパイとしてジョイボーイ側の人間と触れ合うことで、ジョイボーイ側の意志の方が、世界政府側に比べて正しいと感じたからでしょう。

ズニーシャになりポーネグリフをばらまいた

しかし、ジョイボーイ側は、リリィが本当は世界政府側の人間であることに気づいたのではないでしょうか。
そして、リリィはズニーシャの姿に変えられたのだと考えられます。

これこそ、イム様にとって”大失態”と認識するべき事象でしょう。

しかし、ズニーシャの姿になったからこそ、リリィは世界各地にポーネグリフをばらまけるようになったと考えられます。
つまり、リリィにとってはズニーシャの姿に変えられたことも、計画的だったのでしょう。

リリィのミスのまとめ

いかがだったでしょうか。今回はリリィのミスについて考察してきました。

空白の100年の謎が少しずつ明かされてきて、どんどん盛り上がってきていますね。リリィのミスに関しても、物語の重要な鍵を握っているはずです。明かされるときが楽しみですね。

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