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人間が人間を恐れる心から生まれた特級呪霊・真人
人間を恐れる心から生まれた特級呪霊です。
全身に縫い跡がありますが、外見は人間とほとんど変わりません。
生まれて間もない呪霊ですが、未登録特級呪霊4体のリーダーとして登場します。
仲間たちと同じく人間を嫌っていますが、人間への興味は強く、人間に嫌がらせをするのを楽しんでいます。
無邪気で一見人間に優しく接しますが、人間を騙し弄んでから殺すのを楽しむ非常に邪悪な性格。
一方で仲間の呪霊に対しては、からかいながらも本心から優しさを向けています。
術式の無為転変は魂の形状を変化させる能力で、相手の魂を変化させて、肉体の形状まで変えることが可能。
人間を改造することが多く、改造された人間はいずれ死亡します。
真人自身も魂を変化させて肉体を再生できるため、魂を攻撃されるか、呪力切れにならない限り不死身に近い存在です。
作中で初めて登場した特級!少年院の呪霊
呪術廻戦本編の作中で、初めて登場した特級呪霊です。
正式名称はなく少年院に現れたため、少年院の呪霊と呼ばれています。
現れた当初は受胎で、受胎が確認された呪霊は特級相当の力があると説明されました。
宿儺の指を取り込んで力を増しており、伏黒が見たことがないほど大きな生得領域を展開しています。
虎杖・伏黒を寄せ付けない強さを見せましたが、宿儺の領域展開で倒されました。
両面宿儺の指を取り込んだ八十八橋の特級呪霊
作中では埼玉の心霊スポットとして有名な八十八橋に現れた特級呪霊です。
少年院の呪霊と同じく宿儺の指を取り込んでおり、ほとんど同じ外見をしています。
6月に宿儺の指が受肉した影響で、八十八橋の呪霊も特級相当の力を得ました。
ただし、伏黒の発言によると少年院の呪霊よりも数段強いようです。
1人で戦うことになった伏黒は死を覚悟しますが、未完成の領域展開を使用して何とか勝利しています。
特別一級呪術師が怨霊となった禪院直哉の呪霊
禪院家の次期当主候補だった禪院直哉が呪霊となった存在で、受胎時は芋虫のような姿をしています。
呪術廻戦22巻191話で登場し、禪院真希と加茂憲紀と戦いました。
完全なフィジカルギフテッドに目覚めた真希が反応できないほどのスピードで飛行し、その最高速度はマッハ3に達します。
スピードだけなら作中最高の可能性もあり、特級呪霊の中でも上位の強さと思われます。
術式は人間だった頃と同じ投射呪法で、領域展開も披露。
最終的に、フィジカルギフテッドの力を使いこなした真希に敗北しました。
【呪術廻戦】夏油傑の呪霊一覧!特級呪霊は個別に解説
夏油傑の呪霊一覧表
夏油傑は呪霊操術の使い手で、大量の呪霊を使役しています。
本物の夏油は呪術廻戦本編開始前に死亡していますが、偽夏油は夏油と同じ呪霊操術を使います。
以下の表で、夏油傑の呪霊を一覧にまとめました。
名称 | 等級 | 登場 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
格納呪霊(名称不明) | 3級以下 | 0巻2話 | 武器・呪具・人を格納するする | |
ゾンバと叫ぶ呪霊(名称不明) | 準一級 | 0巻2話 | マンモスと人が一体化したような外見 光の柱が当たった相手を押しつぶす術を使用 | |
鳥型の呪霊(名称不明) | 不明 | 0巻3話 | 夏油一派を東京校まで運ぶ | |
一つ目の呪霊(名称不明) | 不明 | 0巻3話 | 印を結んで高専の人間を威嚇 | |
黒骸骨の呪霊(名称不明) | 不明 | 0巻3話 | 大量に表れて高専の人間を取り囲む | |
百鬼夜行 | 3級以下 | 0巻3話 | 千体の呪霊 | |
ムカデ型呪霊(名称不明) | 不明 | 0巻最終話 | 乙骨との戦いで大量に登場 | |
化身玉藻前 | 特級 | 0巻最終話 | 玉藻前への恐怖が生んだ仮想怨霊 | |
百鬼夜行の特級呪霊 | 特級 | 原作未登場 | ビル並みの大きさを持つ鎧武者 | |
虹龍 | 不明 | 9巻 | 伝説上の龍への恐怖から生まれた仮想怨霊 2年生時の夏油の呪霊の中では最も硬い | |
口裂け女 | 不明 | 口裂け女への恐怖から生まれた仮想怨霊 具現化した複数のハサミで攻撃 | ||
疱瘡神(疱瘡婆) | 特級 | 12巻 | 疱瘡神として登場したが本当は疱瘡婆 | |
黒漆死 | 特級 | 20巻 | ゴキブリへの恐怖から生まれた呪霊 | |
象型の呪霊 | 特級 | 23巻 | あらゆる障害を取り除く能力 |
下記の記事では夏油傑について詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
高専に登録された16体の特級呪霊の1体化身玉藻前
妖狐として知られる玉藻前への恐怖が実体化した仮想怨霊です。
仮想怨霊なので、本物の玉藻前ではありません。
高専に登録されていた16体の特級呪霊で、人間の女性のような外見ですが目が4つで口が顔の横まで裂けています。
単体で登場しますが、夏油は自分が所有する全ての呪霊を「呪霊操術 極ノ番うずまき」の生贄にしてしまいました。
そのため、化身玉藻の前の戦闘シーンは描かれていません。
術式なども全て不明です。
藤堂に倒された百鬼夜行の特級呪霊
夏油が京都の百鬼夜行で、使役していた鎧武者姿の特級呪霊です。
ビルに負けないほどの巨体を持ちます。
原作の3巻で存在はほのめかされますが、劇場版「呪術廻戦0」まで姿は描かれませんでした。
戦闘シーンは描かれていませんが、藤堂が1人で撃退したことは判明しています。
疱瘡神として登場した疱瘡婆
天然痘への恐怖から生まれた特定疾病呪霊です。
渋谷事変で登場し、1級呪術師の冥冥と戦いました。
領域展開内で相手を棺桶に入れ、墓石を落として地下に埋葬。
埋葬されてからカウントが始まり、3カウントが終わった時点で死亡します。
夏油は疱瘡神と言っていましたが、本当の名前は疱瘡婆です。
疱瘡神は実際に神社に祀られている神で、疱瘡婆の伝説も実在します。
ゴキブリへの恐怖から生まれた黒漆死
黒漆死は、巨大なゴキブリに人間の手足が生えたような特級呪霊です。
無限の食欲を持ち、食べた分だけ単為生殖で属食する厄介な存在です。
呪力で強化された無数のゴキブリを操り、術式土中蠕定で2体の式神も操ります。
爛生刀と呼ばれる魔剣で戦うことも可能です。
乙骨の首に食いつきますが、逆に乙骨が口に噛みつくという衝撃の展開に。
口から正のエネルギーの反転術式を注ぎ込まれて倒されました。
アメリカ軍を蹂躙した象型の呪霊
呪術廻戦の死滅回游編で、偽夏油が使役した特級呪霊です。
初登場時は、アメリカ軍と戦い呪術師の圧倒的な力をアメリカ政府に見せつけました。
九十九由基との戦闘でも使用され、あらゆる障害を取り除くアジアの神の呪いと説明されました。
象のような外見や能力の説明から、元ネタはインドの神ガネーシャではないかと考えられます。
強力そうな特級呪霊ですが、九十九由基の攻撃で一撃で粉砕されました。
【呪術廻戦】呪霊についてまとめ
呪術廻戦に登場する呪霊の種類や階級、特級呪霊などについて解説しました。
呪霊は人間を殺そうとする恐ろしい存在ですが、人間の心が生んだ存在でもあります。
特に特級呪霊は人間的な面が描かれる場合もあり、単純な敵ではなく、どこか共感する面も描かれています。
呪術廻戦原作では呪霊よりも宿儺や偽夏油との戦いがメインになってきていますが、新たな特級呪霊が敵として登場する可能性もあるでしょう。
呪術廻戦最終回で呪霊がいなくなる展開になるとしたら、何らかの形で呪霊との最後の戦いが描かる可能性は高いです。
宿儺と五条の戦いで盛り上がる呪術廻戦ですが、呪霊がどうなるのかにも注目しましょう。