【呪術廻戦】虎杖香織を徹底解説!虎杖仁の妻&悠仁の母の香織は羂索に乗っ取られた?
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

呪術廻戦の虎杖香織は、虎杖仁の妻で悠仁の母親です。
主人公の母親ですが、羂索に乗っ取られて悠仁を出産した可能性が高く、さまざまな謎を持つ人物でもあります。

虎杖香織の正体や術式、羂索との関係などについて考察します。

【呪術廻戦】虎杖香織とは

虎杖香織のプロフィール

虎杖香織登場シーン
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

プロフィール
名前虎杖香織いたどりかおり
年齢不明
身長不明
体重不明
誕生日不明
術式反重力機構アンチグラビティシステム

虎杖香織は、呪術廻戦の主人公虎杖悠仁の母親です。
すでに死亡しており、どんな人物だったのかは全くわかりません

初登場時に、羂索に乗っ取られた人物そっくりの傷跡があることが判明し読者に衝撃を与えました。
さらに、術式があることも判明しています。

虎杖仁の妻で主人公・悠仁の母親

母親の記憶がない虎杖悠仁
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

香織は虎杖仁の妻で、呪術廻戦の主人公虎杖悠仁の母親でもあります。
しかし、雄二は両親ことをほとんど知らず、仁も香織も作中にほとんど登場しません。

悠仁は祖父が死の間際に、両親のことを話そうとしても興味がないの一言で済ませるほど両親に興味がない様子が描かれています。

現在まで特に触れられていませんが、雄二の両親に対する興味の無さは異常でしょう。
ここまで悠仁が、両親に興味を持たないのは本人や香織の正体と関係があるのかもしれません。


悠仁には母親の記憶が全くない

上下逆さまの両面宿儺と虎杖悠仁
出典:pixiv@時島シクカ

 

虎杖悠仁は、母親に対する記憶が全くないようです。
倭助は死の間際に両親のことを教えようとしていましたが、悠仁は聞こうとしませんでした。

その後も両親について詳しい情報は明かされず、断片的な情報が語られるだけです。
呪術廻戦24話では、吉野順平が悠仁に母親はどんな人か聞いていました

悠仁は会ったことがないから覚えていないと答えています
ただし、143話で乙骨憂太の攻撃で悠仁が刺された際に、過去回想で虎杖香織が初登場しました。

香織が登場した過去回想は悠仁の夢だったので、実際は思い出せないだけなのかもしれません。

【呪術廻戦】虎杖香織は羂索に体を乗っ取られた?

悠仁の父親・虎杖仁との子供ができる前に香織は死亡?

子供が欲しかった虎杖仁
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

香織は虎杖仁と結婚しましたが、子供が生まれる前に死亡したようです。
この事実は、呪術廻戦143話で判明しました。

仁の父親の倭助が、「仁と香織には子供ができなかった」「香織は死んだ」と言っているので間違いないでしょう。
倭助の話を聞いていた仁も、香織が死んだことは否定していません。

しかし、仁は息子の悠仁を抱いており、誰かとの間に子供ができたことがわかります。
さらに、死んだはずの香織が2人の前に現れます。

死亡後に現れた香織の頭には加茂憲倫と同じ縫い目が

加茂憲倫の頭には縫い目があった
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

143話で虎杖香織は、初めて登場します。
死んだはずの香織の額には、手術後の縫い目のような大きな傷跡がありました。

香織の縫い目は、羂索に乗っ取られた加茂憲倫の縫い目とそっくりです。
このことから、香織が羂索に乗っ取られたと予想されました。

ただし、縫い目が完全に塞がっているように見えたことから、香織は違う人物に乗っ取られたという考察もありました。
その後の発言で、羂索が香織の体を乗っ取ったことはほぼ確定しています。

加茂憲倫に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。


羂索に体を乗っ取られてから悠仁を出産

虎杖仁との間に子供ができなかった香織ですが、羂索に乗っ取られてから悠仁を出産しました。
仁と悠仁は似ているので、羂索に乗っ取られた香織との間に子供ができた可能性が高いです。

仁は子供が欲しかったようですが、別人に乗っ取られた妻との間に子供ができたのだとすると何とも不気味な展開です。

仁の人物像もほとんどわからないことから、妻の体に別人が入っているとわかった上で子供を作ったとする予想もあります。

【呪術廻戦】虎杖香織の正体に関する考察

一般人かと思われたが術式を持っていた

術式反転で重力を操る羂索
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖悠仁が術式を持たず、呪術と関係ない世界にいたことから香織も一般人と思われていました。
しかし、羂索が使用した術式反重力機構は、元々香織の術式だったことが判明します。

羂索は九十九由結との戦いで重力を操っていますが、これは香織の術式の術式反転だったことが語られました。

更に本来の使用法である順転で九十九の術式で、作り出されたブラックホールの攻撃を無効化しています。

香織本来の術式は、重力を無効化する可能性が高いです。
羂索の説明では本来出力の低い術式ですが、威力を底上げすることで九十九に対抗していました。

香織は呪術師だった?

術式を使える可能性のあるものについて説明する偽夏油
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖香織は術式を所持していたことから、呪術師だった可能性も出てきました。
羂索が使う術式を持つ人物が、一般人とは考えにくいです。

ただ、羂索の発言から考えると、本来の反重力機構は大した術式ではないのかもしれません。
悠仁が呪術高専に来た際に、何の説明もないので香織は呪術界で無名の人物でしょう。

吉野順平のように、脳は非術師なのに生得術式を持っている例もあります。
どちらの可能性も考えられますが、香織は術式を所持していた一般人の可能性が高そうです。

香織は特異体質などの秘密がある可能性が高い

受胎九相図の母親は特異体質の女性
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖香織は術式を所持するだけでなく、特異体質など何らかの秘密がある可能性もあります。
悠仁は宿儺の器として生み出されており、かなり特殊な体であることは間違いありません。

羂索が乗っ取った香織の体に、宿儺の器を生み出すための秘密がある可能性は高いでしょう。
作中では、呪霊の子を妊娠する特異体質の女性もいたことがわかっています。

ただ、羂索は呪霊の子を妊娠する女性を利用して受胎九相図を作りましたが、呪霊と人間の混血には失望しています。

香織が呪霊の子を産める特異体質だった可能性は低そうです。
羂索は悠仁には期待しているとも語っており、香織は全く別の特異体質だったのかもしれません。

【呪術廻戦】虎杖香織と羂索が乗っ取った女性は別人の可能性が?

悠仁のおじいちゃんが「あの女だけはやめとけ」と発言

息子に忠告する虎杖倭助
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖香織が初登場した呪術廻戦143話の時点では、羂索が乗っ取った女性と香織は別人の可能性もありました。

143話の回想では幼い悠仁を抱いた仁が描かれ、悠仁の祖父の倭助が「あの女だけはやめておけ」と言います
仁の妻の香織が亡くなり、子供は授からなかったことも判明。

香織が亡くなった後に、仁と「あの女」が再婚し悠仁が誕生、倭助は悠仁の母親を警戒していると、予想できます。

その後に登場した羂索が乗っ取った女性が、「あの女」で香織とは別人だと思われました

香織と羂索が乗っ取った女性は同一人物!

虎杖香織の術式に関する説明
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖倭助のセリフから、羂索が乗っ取った女性と香織は別人のように思えます。
香織が死んだと言った後に、羂索が乗っ取った女性が登場しているからです。

しかし、羂索が反重力機構は虎杖香織の術式だと説明するシーンで、背景に143話の女性が登場しています。

羂索が、悠仁の学校の先輩に「息子と仲良くしてくれてありがとう」と言っているシーンもあります。
羂索は、自分が悠仁の親だと思っている証拠でしょう。

描写的に、羂索が乗っ取った女性と香織が同一人物であることは確定と考えられます。
倭助は、何らかの理由で乗っ取られた香織の危険性に気づいていたのでしょう。

あの女と香織が別人でも矛盾はない

143話で倭助は、香織とあの女が別人であるかのような発言をしています。
仁が香織以外の女性と付き合っているようにも聞こえますが、倭助の発言に矛盾はありません。

香織は一度死亡しているため、羂索は香織によく似た別人を名乗って仁に近づいた可能性があります。
また、死んだ香織が生き返ったことになっているなら、倭助は羂索を香織の偽物として警戒しているのでしょう。

どちらの場合も倭助はあの女(羂索)と香織を別人だと考えているため、倭助は何もおかしなことは言っていないことになります。

【呪術廻戦】虎杖香織と虎杖仁・羂索の関係考察

香織は羂索に殺された?

偽夏油の頭部には別人の脳が入っていた
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

羂索が体を乗っ取るために、虎杖香織を殺した可能性は高いでしょう。
羂索は受胎九相図の失敗から、悠仁を生み出すためにかなり研究をしたと考えられます

偶然死んだ女性の体を乗っ取って、悠仁を産んだとは考えにくいです。
ただし、夏油の死に羂索が関わっていないため、自分が殺した相手は乗っ取れない可能性もあります。

羂索の死体を乗っ取る術式は、ある種の不老不死を実現するものです。
自分で死ぬように仕向けた相手の体は、乗っ取れない縛りがあってもおかしくないでしょう。

虎杖仁は洗脳されていた?

両親に興味のない虎杖悠仁
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖仁は、羂索に洗脳されていた可能性もあります。
少なくとも死んだ妻とそっくりな女性が現れて、不審に思わないのは不自然です。

まして、体は香織本人です。
そっくりな別人として近づいても、仁が不自然さに気づく可能性は高いでしょう。

羂索は、術で仁を操って不信感を持たせないようにしたのかもしれません。

悠仁の母親は香織ではなく羂索?

虎杖の父親の頭に縫い目があるはずだという腸相
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖悠仁の母親は、香織ではなく羂索という見方もできます。
悠仁が香織の体から産まれたのは間違いなさそうですが、香織は既に死んでいました。

羂索に乗っ取られた体には本人の魂はない設定のようなので、香織本人は悠仁誕生にはあまり関わっていないとも言えるでしょう。

羂索は加茂憲倫や夏油を乗っ取ったことから男性と思われがちですが、女性の可能性もあります。
羂索が悠仁に期待しているのは、お腹がを痛めて産んだ子供だからという考察もあります。

少なくとも、羂索が虎杖の母親と呼べる存在であることは間違いありません

【呪術廻戦】虎杖香織についてまとめ

呪術廻戦の虎杖香織について解説しました。
主人公の母親が、ラスボス候補の羂索に乗っ取られているという展開はかなりのインパクトがありました。

虎杖香織はまだまだ謎も多く、虎杖仁がどうなったのかも全くわかりません。
雄二の謎がどんどん明かされていくと思われるので、今後の展開に注目しましょう。

おすすめの記事