
狐の悪魔は早川アキの契約悪魔で、他のデビルハンターとも契約しています。
敵に攻撃が効かなかったり、途中から呼び出せなくなったこともあり、使えない悪魔と言われているようです。
狐の悪魔の能力や契約者について解説します。
チェンソーマンに登場する狐の悪魔とは?
早川アキの契約悪魔

狐の悪魔は、早川アキの契約悪魔で名前はコンといいます。
外見は本物の狐に似ていますが、体中に複数の目を持っているのが特徴です。
また、頭部だけでも人間よりもはるかに大きく、かなりの巨体で他の悪魔を丸呑みにするシーンもあります。
公安の管理下にある悪魔で本体は京都にあり、人間に対して友好的な性格とされています。
多数の公安のデビルハンターと契約しており、判明しているだけでも5人の契約者がいます。
早川アキに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
性別は女性で契約できるのは男性のみ

狐の悪魔の性別は女性であり、契約できる人間は男性のみです。
狐の悪魔は登場するとしゃべるシーンが多いですが、言葉遣いも女性的になっています。
狐のハンドサインを作ってコンと呼びかけると召喚できる

狐の悪魔を呼び出す際は、手で狐の形のハンドサインを作ってコンと呼びかけると召喚できます。
召喚するのは狐の悪魔の体の一部で、ハンドサインを頭の形にすると頭部、ハンドサインを前足の形にすることで前足を召喚。
また標的に向けて、ハンドサインを作ることで攻撃する相手を指定できます。
狐の悪魔の能力・強さ・契約条件は?
巨体を活かして頭部による噛みつきや足による攻撃を行う

狐の悪魔は頭部を使用した噛みつきや足による攻撃を行います。
単純な攻撃ですが、狐の悪魔は巨体なのでかなりの威力があります。
人間程度の大きさの悪魔なら噛みついた後に、丸吞みにしてしまうために並みの悪魔なら即死させることが可能です。
1回の召喚で一度の攻撃しかできないため、攻撃を防がれたり、避けられたら、攻撃するために細動の召喚が必要になります。
また、相手が強力な場合は、飲み込んだ際に身体の内部から攻撃を受ける場合リスクもあります。
面食いなので頭部を召喚できるのはイケメンのみ

狐の悪魔は、面食いでイケメンのデビルハンターしか頭部を召喚できないとされています。
早川アキは、作中で狐の悪魔の頭部しか召喚していません。
イケメンが足を召喚できるのかは不明ですが、デビルハンターが頭部を召喚するか足を召喚するかで狐の悪魔がイケメン判定しているかどうかがわかります。
契約条件は身体の一部を食べさせる

狐の悪魔との契約条件は、契約者の体の一部を食べさせることです。
髪の毛や皮膚を食べさせることが多く、最初に呼び出された際はアキの手の皮膚が代償でした。
呼び出す毎に代償を差し出す必要がありますが、1回ごとの代償は比較的軽いと言えるでしょう。
狐の悪魔の登場回
2巻10話:初登場!ヒルの悪魔を瞬殺してデンジの危機を救う

狐の悪魔の初登場は2巻10話で、デンジを食べようとしたヒルの頭を丸呑みにして倒しています。
この時点では強敵だったヒルの悪魔を瞬殺したため、狐の悪魔はかなり強そうでした。
3巻23話:サムライソードを食べさせたアキを見限る

チェンソーマン3巻23話ではアキに呼び出されてサムライソードを丸呑みにしますが、そのせいでアキを見限ることに。
23話で食事中のアキたちは、サムライソードに銃撃されます。
アキは狐の悪魔を呼び出して、サムライソードは丸呑みにされます。
しかし、サムライソードを飲み込んだ狐の悪魔は、「私の口にとんでもないモノを入れてきたねえ…」と発言。
変身したサムライソードは、狐の悪魔の頭部を切り裂いて脱出します。
切られた狐の悪魔は脳まで飛び出していますが、無事だったようです。
とはいえ、この件が原因でアキは狐の悪魔に嫌われました。
6巻46話:副隊長に呼び出されるがレゼを恐れて逃亡

チェンソーマン6巻46話では、レゼとの戦いで野茂と対魔2課の副隊長が狐の悪魔を呼び出しています。
野茂は足の攻撃を2回繰り返していますが、レゼに簡単にかわされてしまいました。
副隊長が呼び出した頭がレゼを丸呑みにしますが、狐の悪魔は「この味もう嫌い…帰る…」と言って消滅しています。
その後、野茂と副隊長はレゼに殺害されています。
7巻59話:足の攻撃で人形をなぎ倒す

チェンソーマン7巻59話では、デンジを護衛するために集まったデビルハンターが狐の悪魔を呼び出しています。
デビルハンターの中村が呼び出した狐の悪魔の足が、サンタクロースの人形をなぎ倒していました。
しかし、60話では攻撃を見切られてしまい、人形に避けられてました。
狐の悪魔の契約者一覧!アキが狐の悪魔を使えなくなった理由も紹介
契約者一覧

名前 | 狐の悪魔が使用した攻撃方法 |
早川アキ | 頭 |
荒井ヒロカズ | 作中では召喚していない |
野茂 | 足 |
対魔2課の副隊長 | 頭 |
中村 | 足 |
アキが使えなくなった理由(嫌われた理由)は武器人間を食べさせたから

早川アキは途中から狐の悪魔を召喚できなくなりますが、武器人間を食べさせたのが理由です。
チェンソーマン23話で、アキはサムライソード相手に狐の悪魔を召喚。
サムライソードを飲み込んだ後、狐の悪魔は口の中から頭を切り裂かれています。
サムライソード(武器人間)を飲み込ませたことを怒った狐の悪魔は、アキを嫌いになって呼び出しに応じなくなりました。
食べたものがまずいと契約破棄される?

狐の悪魔は食べたもの(召喚された際に飲み込んだもの)が、まずいと契約破棄する印象もあるようです。
まずいと契約破棄と言われるようになったのは、レゼを口に入れた時に「この味もう嫌い…帰る…」と言ったことが原因でしょう。
レゼも武器人間なので、レゼの味でサムライソードにやられたことを思い出した可能性が高いです。
武器人間が怖いから帰ったと思われ、味がまずいから消えたわけではないと思われます。
ただし、呼び出したのに結局攻撃せずに消えてしまったので、この件は使えないと言われても当然でしょう。
狐の悪魔に関する考察
使えないように見えるが実は使い勝手が良い?

狐の悪魔は弱い・使えないと言われることが多いですが、実際は使い勝手が良いのかもしれません。公安のデビルハンターの多くが狐の悪魔と契約しており、他の悪魔より簡単に契約できる可能性が高いです。
狐の悪魔の攻撃は弱い悪魔を簡単に倒せる上に、呼び出す際の代償が比較的軽いため、コスパが良いと考えられます。
作中で狐の悪魔の攻撃が通用しないのは相手が強すぎるからで、一般的な悪魔退治なら狐の悪魔は重宝する存在なのかもしれません。
マキマと狐の悪魔の目が似ているのはどちらも悪魔だから?

狐の悪魔とマキマは目が良く似ており、瞳孔が同心円状になっています。
目が似ていることから、狐の悪魔とマキマには関連があると考察されてきました。
しかし、狐の悪魔とマキマが関連するエピソードはなく、マキマは支配の悪魔と判明。
未来の悪魔も瞳孔が同心円状になっており、よく似ています。
狐の悪魔とマキマの目が似ているのは、マキマが悪魔であることを示す以上の意味はなさそうです。
死亡はしていないので第2部再登場の可能性も
狐の悪魔は死亡していないため、チェンソーマン第2部で再登場する可能性はありそうです。
狐の悪魔は頭を切り裂かれたりしていますが、普通に生存しています。
アキに呼び出されないせいで出番が減っただけで、サムライソードに頭を切られた後も他のデビルハンターに召喚されて登場していました。
悪魔は死亡しても地獄に転生するので、再登場の可能性があります。
生存している狐の悪魔は地獄で再度死ぬ必要もないため、死亡した悪魔より再登場させやすいです。
第2部は学校が舞台になった影響で、公安の出番が少なかったです。
チェンソーマン教会に焦点が当たって、公安の出番が増えたので狐の悪魔の再登場は早いかもしれません。
狐の悪魔についてまとめ
チェンソーマンに登場する狐の悪魔について解説しました。
狐の悪魔は出番の割に役に立ったことが少ないため、どうしても使えないイメージが強いです。
実際は契約の代償が軽く使いやすいため、公安にとっては便利な悪魔なのかもしれません。
第2部でも公安のデビルハンターが、狐の悪魔を呼び出すシーンが描かれそうです。