【ワンピース】ガープの強さとは?全盛期と現在の強さを他キャラと比較して考察!
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

「ワンピース」の主人公、ルフィの祖父であり、海軍の英雄ガープ。原作1080話では遂に「伝説の英雄」の本気が描かれ、話題を呼びました。

今回は、そんなガープの強さ・能力について徹底解説・考察していきます。

ガープの能力・強さとは?

覇王色の覇気を使用可能

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ガープの強さを語る上で、長く議論されてきたのは覇王色の有無です。

かつて発売された「VIVRE CARD ONE PIECE図鑑」では、ガープのプロフィールで「覇王色」が使用可能とは記述されていませんでした。

しかし「ワンピース」1080話にて、ガープが覇王色のエフェクトを出して、戦う姿が見て取れます。
このことから、ガープは覇王色も持っていることは確定。更に、覇王色を纏って使うことも可能となっています。

見聞色・武装色もマスター

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ガープは覇王色だけでなく、見聞色、武装色も使用が可能です。

見聞色に関しては作中の描写はありませんが、「VIVRE CARD ONE PIECE図鑑」のプロフィールに使用可能と記載されています。

武装色に関しては、原作719話にてチンジャオとの戦いにて、使用しているのが見られました。
その練度はかなりのもので、山を8個サンドバック代わりにして粉々にしたと語っています。

また氷の大陸をかち割るチンジャオの武装色も、真正面から打ち破っており、同じ覇気使いの中でも比肩する存在がいないレベルです。


悪魔の実の能力はない?

作中屈指の実力者であるガープですが、悪魔の身の能力は手に入れていません。

ロジャーやシャンクス、レイリーのように、覇気のみを鍛え上げた実力者の1人です。
そして作中最強の「海賊王」の地位を手に入れたロジャーと、唯一覇気のみで渡り合った人物でもあります。

現在は年老いたため衰えているようですが、それでも元海軍大将のクザン相手にやりあえるほど高い実力の持ち主です。

カイドウが語っていた「覇気だけが全てを凌駕する」という言葉を、その身を持って証明している男となっています。

ガープと他キャラの強さを比較!

ルフィよりも強い!

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ガープといえば主人公ルフィの祖父であることが有名ですが、流石のルフィもガープ相手には頭が上がりません。

新世界編の前では覇気の使い手であるガープ相手には、ルフィはなす術もありませんでした。
しかし、2年後となった今では、ルフィは全ての覇気をマスターし、悪魔の身の覚醒すら果たしています。

今のルフィならガープと戦うことが可能かもしれません。

ですが、同じく覇気だけ使えるシャンクスは、ローと共闘したとはいえ、ビッグ・マムを倒したキッドを瞬殺しました。
そのため、まだガープの方が優勢である可能性も捨てきれませんね。

ルフィの現在の強さについては下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

能力者のセンゴクとも互角?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ガープと共にロジャーを追いかけた伝説の海兵といえば、元海軍元帥のセンゴクです。

センゴクは「ヒトヒトの実の幻獣種・モデル大仏」という、神をモデルとした悪魔の身の能力を有しています。
ルフィと同じく神をモデルとした能力で、頂上戦争では黒ひげ海賊団を相手どり戦えるレベルの力でした。

更に設定では覇王色の覇気も使用可能となっており、海軍屈指の実力者となっています。

そんなセンゴクと、ガープは並び立つ実力者とされていました。
実際、全盛期をよく知る海賊達は、2人を同格に扱って話しているシーンが多く見られます。


赤犬は間違いなく殺せる

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ガープの強さを語る上で読者が最も気になるのは、「赤犬は本当に殺せたのか?」という点でしょう。

頂上戦争でエースが赤犬に殺され、ガープが激怒した際に放ったこのセリフ。
長らく「ガープの虚勢」として、読者の間ではネタにされていました。

しかし、1081話で描かれた元海軍大将クザンとの戦闘シーンから、このセリフは虚勢ではなかったと証明されたのです。

凍結すら覇気で打ち破り、クザンを圧倒する姿を見るに、赤犬を殺すのは訳ないでしょう。

ガープの全盛期の強さは異次元!?

覇気だけでロジャー・白ひげと渡り合う

ロックス海賊団のメンバー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここまでガープの強さを解説してきましたが、この強さは衰えた現在の強さです。
全盛期はこんなものではありません。

その強さから海賊達からは「悪魔」と呼ばれていました。
当時の活躍ぶりから、ガープの英雄伝説はあまりにも数が多すぎて、忘れ去られている伝説もあるようです。

その実績から天竜人を嫌っていることを態度に出しても、ガープは政府に消されることはありません。

そんな英雄ガープの伝説の始まりは、ゴッド・バレー事件と呼ばれるものでした。

ゴッド・バレー事件については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

ロックス海賊団をロジャーと共に壊滅させる

ガープとゴッドバレー事件
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ガープの英雄伝説の始まりとなったゴッド・バレー事件。
その全貌は「世界最強」と呼ばれたロックス海賊団を、ガープが壊滅させた事件となっています。

しかしガープはこの伝説を、話したがらないようです。
理由としては、ガープが天竜人を護る羽目になったことや、海賊であるロジャーと手を組んだことなどが挙げられます。

ですが、ガープが海賊と手を組んだとはいえ、数少ない戦力でロックス海賊団を壊滅させたのは事実でしょう。
そのため、ガープの強さに疑いようはありません。

カイドウ・ビッグマム相手にも無双?

ロックス海賊団とゴッドバレー事件
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ロックス海賊団には後の四皇となる、白ひげ、ビッグ・マム、カイドウも所属していました。

そしてゴッド・バレー事件にも関与していたことが、明らかになっています。
そんな最強のメンバーを相手に、ロジャーとガープは勝利を収めた。

つまり、ガープ達は後の四皇3人相手よりも、実力が上だったということになります。

しかし、途中でカイドウは戦闘から離脱しているようなので、まともに戦ったのは白ひげとビッグ・マムくらいだったのかもしれません。

ガープの技まとめ

ここからは、ガープが使用する技について説明していきます。

拳骨隕石ゲンコツメテオ

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

拳骨隕石は大砲の砲弾を、ガープが素手で発射する技となっています。

この技の異常性は、大砲以上の威力を有していることです。
砲弾を大砲から発射するより、素手で投げたほうが威力があるなどあり得るのでしょうか?

それほどガープの素の身体能力が、化け物みたいということですね。

しかし本人曰く、全盛期より威力は落ちているようで、「歳は取りたくない」と、人外っぷりを披露していました。

拳骨流星群ゲンコツりゅうせいぐん

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

拳骨流星群は、前述の拳骨隕石を連発する技です。
劇中で1000発程の砲弾を、サニー号に向けて次々と発射していました。

ただでさえ大砲より強い威力の砲弾を、雨のように降らせる様はまさしく流星群となっています。
威力だけでなく、連射速度でも兵器を越えており、人外としか言いようがありません。

これでも衰えているので、全盛期はどれだけの数を放てたのか?
想像するだけでガープがなぜ海賊に「悪魔」と恐れられたのか伝わってきますね。

拳骨衝突ギャラクシーインパクト

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

拳骨衝突は、覇王色の覇気を纏った拳による殴打攻撃です。

ハチノス島で黒ひげ海賊団を蹴散らすために、空中から使用しました。
類似技としては、ロジャーやシャンクスが使う「神避(かむさり)」などが挙げられます。

しかしその攻撃範囲は神避とは段違いの物で、覇気の衝撃で街の一角が1発で吹き飛ぶほどのものでした。

大砲を使わずとも、素手だけで大砲以上の威力を持つパンチを放てるのは、チートとしか言いようがありません。
繰り返しになりますが、これで全盛期より衰えていると本人は口にしています。

海底落下ブルーホール

出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

覇王色の覇気を纏った手で相手を掴み、そのまま地面に叩きつける技です。

これを喰らった相手は、名前の通り海底まで落ちていく勢いで、地面を突き破っていきます。
街を破壊するほどの覇気を纏った手から、直接投げ飛ばされると考えると、その衝撃は想像を絶するものでしょう。

また、本来ロギア系能力者はどれほど高所から落ちようとダメージは喰らいませんが、覇気を纏って地面に叩きつけられるとダメージがあるようです。

ガープは現在でも強い!

ここからは最終章のガープの活躍を紹介していきます。

黒ひげ海賊団の本拠地に殴り込み

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

コビーが女ヶ島で黒ひげに攫われたため、ガープはSWORDのメンバーを率いて、ハチノス島に乗り込みました。

四皇の一角である黒ひげの本拠地に、部下のためとはいえ堂々と乗り込む姿。
息子のため、マリンフォードの海軍本部に乗り込んだ白ひげのことを思い出します。

また軍艦ごと空から島に飛び込むなど奇策を披露し、その傍若無人っぷりを披露しました。

恐らく全盛期もこのように勝手気ままに海賊相手に暴れて、上層部を困らせていたのでしょう。

街を拳骨で吹き飛ばす!

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

軍艦で島の上空に突入した後、船から飛び出し海賊相手に拳骨衝突(げんこつしょうとつ)を放ちました。

街もろとも海賊達を吹き飛ばし、その「伝説の英雄」っぷりを披露。
いつものように不敵な笑みを浮かべながら、街を破壊する様はまさしく「悪魔」です。

しかしその威力に納得がいかないようで、「すっかり衰えた」と不満を口にしています。
流石に白ひげやロジャーと覇気だけで戦った海兵からすると、この規模の威力でもまだまだ納得がいかないようです。

クザンより強い?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

そして黒ひげと手を組んでいたかつての弟子であるクザンと、直接対決をすることに。

しかし愛弟子相手でも容赦はなく、海底落下(ブルーホール)でクザンを地面に叩きつけました。
元海軍大将相手にも一歩も譲らず、むしろ圧倒すらしています。

この実力の海兵が現役を退いているのは、海軍の損失ではないでしょうか?

またクザンの厄介な凍結攻撃も、内側から覇気で打ち破っています。
能力は過剰な覇気には通じないという設定を踏まえると、ガープの覇気はクザン以上ということでしょう。

ガープの強さについてのまとめ

最終章で遂に「伝説の海兵」の、実力が描写され、多くの読者が大興奮しています。

かくいう筆者も今まで眉唾物だった伝説が現実になり、本誌を見た時はワクワクが止まりませんでした。

更に弟子のクザンとの一騎討ちも始まり、その結末も気になって仕方がありません。
「ワンピース」を本誌で追いかけるなら、今が最高のチャンスです。

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