【ワンピースネタバレ考察】黄猿はルフィの天敵!?黄猿の強さについて考察!
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

海軍最高戦力・大将の1人である黄猿。
ピカピカの実の能力を用いた戦闘スタイルで、他の大将とはまた違った強さを発揮しています。

今回はそんな黄猿の強さについて考察していきます。

黄猿の能力は暗殺向き?

破壊力は他の大将に劣る

クザン サカズキ 決闘
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

まず黄猿の能力で特筆すべき点は、他の大将の能力と比べると破壊力では劣るということです。

旧大将の赤犬や青きじの、気候を変えてしまうような天変地異レベルの能力。
新大将である緑牛のモリモリや藤虎のズシズシなど、規格外の破壊力を誇るメンバーの中では、ピカピカの破壊力は少し見劣りします。

逆に言えば、破壊力が高過ぎないため、使う場所を選ばない汎用性の高い能力であると言えるでしょう。

光速移動でいかなる場所にも潜入可能

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

黄猿の能力は使う場所を選ばない汎用性だけでなく、潜入能力の高さも有しています。

エッグヘッド編ではピカピカの能力を用いて、レーザー網を潜り抜け光速でエッグヘッド内部に侵入していました。

勿論光なので眩しさで侵入されたことには気づきますが、光速で移動するため捉えるのは容易ではありません。

黄猿が戦闘する気だったため途中で戦闘丸にかまったりしましたが、その気になれば一瞬でベガパンクの元に辿り着いていたでしょう。


光を用いた分身も可能

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

更に黄猿は能力を用いた分身を行うことが可能です。

この状態でも能力を用いた攻撃が可能で、それ自体でも非常に強力なものになっています。
しかし、黄猿の凄いところはこの分身を囮として使うところです。

作中では分身をフェイクとして、ルフィとの戦闘を行わずに一気にウソップたちに近づいていました。

こうして見ると、ピカピカの能力は敵と無駄な戦闘を行わず、一気にターゲットへ近づける暗殺向きの能力となっています。

黄猿はルフィの天敵?

ルフィが得意とするのは正面戦闘

雷を扱うギア5ルフィ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

汎用性のある能力を巧みに扱った絡め手を使う黄猿。

そんな黄猿を最も苦手とするのは、「ワンピース」主人公のルフィです。

現在のルフィは能力も覚醒し、純粋な戦闘力では黄猿に劣らないでしょう。
しかし、ルフィが得意とするのは正面切っての1対1です。

思い返してみると、カイドウやカタクリなど、強者に勝利した時は全て真正面からの殴り合いでした。

逆に催眠術など絡め手を使う相手には、苦戦を強いられている傾向があります。

純粋なパワーはルフィの方が上

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

単純な戦闘力に関しては、ルフィが黄猿に負けることはありません。
むしろ純粋なパワーで言えば、黄猿よりルフィの方が上でしょう。

2年前は真正面からの戦闘でも歯が立ちませんでしたが、ルフィが覇気をマスターした現在では、純粋な戦闘力で黄猿に有利があるとは思えません。

何より消耗していたとはいえ、最強の生物であるカイドウを殴り倒したルフィの攻撃は、いくら黄猿といえどまともに喰らえばひとたまりもないでしょう。


黄猿の戦い方とルフィは相性が悪い

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

しかし、ことエッグヘッド編においては、黄猿はルフィの天敵と言えます。
なぜならルフィには、ベガパンクを始め守らなければいけない仲間が沢山いるからです。

黄猿の勝利条件は「ベガパンクを殺すこと」。
逆にルフィは仲間を誰も失わないよう戦わなければいけません。

つまり、黄猿は能力を活かしてルフィをまともに相手にしないように立ち回り、ルフィはそんな黄猿を逃さず、時に仲間を庇う動きをするわけです。

そのため、中々正面戦闘をする機会はなく、ルフィにとってはやりづらい事この上ない相手と言えるでしょう。

黄猿に弱点は存在しない?

攻撃を当てるのが至難の業

ここまで黄猿の能力の特性について解説してきましたが、これだけを見ると一見無敵の能力に見えます。
実際、黄猿を倒すことは非常に至難の技と言えるでしょう。

カイドウのように耐久力が半端なく倒しにくい相手はいますが、カイドウは戦闘から逃げることはないため、倒すことは不可能ではありません。

対して黄猿は光速で動き、どんな包囲網でもすり抜けられるため、状況が不利になれば簡単に離脱可能です。

黄猿の性格的に戦闘の勝ち負けに拘らず、任務達成に重きを置いているため、全力で能力を逃げに使います。

光速移動で海への落下も阻止できる

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

また黄猿は能力者最大の弱点である「海への落下」も克服しています。

作中では海に落下しそうになった際、八尺瓊勾玉やさかにのまがたまを海面へ放って上昇。
高度を確保してから光速移動で陸に戻るという芸当を見せていました。

氷を扱う青きじ程ではありませんが、大将ということもあって自身の弱点への対策もバッチリのようです。

このように黄猿には弱点らしい弱点は見当たりません。
作中で大きな怪我を負った描写もないため、「負けない」戦い方に特化すれば、黄猿以上のキャラはいないでしょう。

唯一の弱点はヤミヤミの実?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中最強の能力者に思える黄猿ですが、唯一天敵と思われる能力があります。
それが黒ひげの有するヤミヤミの実の能力です。

ヤミヤミの能力の特性は「光すら飲み込む闇」で、どんなものでも吸い込みます。

特に能力者を強制的に引き寄せる闇水くろうずは、光速移動を得意とするピカピカの天敵と言える技でしょう。

ただ黄猿は遠距離からのレーザー攻撃も得意としているので、黒ひげの射程距離外から攻撃すれば勝機はあります。

ヤミヤミの実について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

黄猿の戦闘力についての考察

ここまで黄猿の能力について考察してきました。

こうして黄猿の能力について深堀りすると、とても汎用力があって弱点も殆どない能力であることが分かります。

また使い手の黄猿の性格も相まって、非常に倒しにくい能力へと昇華されていました。

他の大将とはまた違った強さを誇るピカピカの活躍が、これからも楽しみですね。

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